偽物のナチュラル | Essence☆~今を生きる

Essence☆~今を生きる

生きているのは”今”この瞬間です
今が変われば過去も未来も輝き出します

私の経験からくる”今を生きる”ためのエッセンスを日々綴っています

昨日 ある人から

日本の離島へ訪れた時の話を聞きました。

 

そこは行きたいと思っても

天候の都合で辿り着ける確率が毎日30%という

人口たった300人足らずの離島。

 

運よく辿り着いた為

何日かそこでお世話になったそうですが

その時に感じたことをお聞きしたのでした。

 

 

そこでは、島全体がある木を育て得ることで収入を得ていて

住民はかなりの高齢者ばかり。

仕事をしながら自分たちで十分食べるだけのものを

自給自足することも難しいのだとか。

 

川もなく 湧水もなく

雨が降らなければ

飲む水すら買わなくてはいけない・・・

 

 

そうなると食料をはじめ日用品も

○Aが運営する小さなお店で

全てを購入するしかないのだそうです。

 

もちろんコンビニもなく食堂もなく

何にもないところだそうですびっくり

 

それでも、たまに訪れる来客を

温かく受け入れてくれ

3食食事も提供してくれとても有難かったとのこと。

 

 

 

でも・・・

こんな手つかずの自然と共に暮らしているように見える場所でも

やはり日用品も食料品も

本土から持ち込まれたものばかり。

 

出された食事に使われる調味料やから

生鮮食料品に至るまで

オーガニックや自然食とは程遠い品々だったのだとか。

 

こんな離島でどんなナチュラルな生活をしているのだろうか・・・と

期待に胸を膨らませて訪れたところ

イメージとは真逆の食生活をされていたのですね。

 

 

 

その人は、かなり食にこだわっている人ですから

初めは ”え!これを食べなければいけないのか。。。”

と感じ ガッカリとしたそうです。

 

が、よくよく考えてみると・・・

 

 

この場所で暮らすということは

そういうことだ。

オーガニックや遺伝子組み換えがどうのこうの

菜食主義・ローフード・・・

と騒いでいられる都会の生活は

やはり贅沢の上に作られた偽物のナチュラルなのかもしれない。

 

ノンシャンプーがナチュラルだというが

洗髪だけに何分も貴重な水を流し続けることが

果たして本当にナチュラルなのだろうか・・・

 

 

そこの人たちは

何も疑わず、何も迷うことなく

ただ今与えられた環境においてそれをただ受け入れ

淡々と生きている。

 

たとえそれがオーガニックや自然食などとは

程遠いものであろうとも

それを受け入れざるを得ない状況もある。

 

これこそがナチュラル(自然)に生きること なのではないだろうか。

 

 

と感じたそうです。

 

 

都会に慣れ、情報を知ってしまった私たちは

もう ただ受け入れるという生活はできないかも知れません。

選ぶことも必要かもしれません。

 

けれども、

自然の中で生きる動植物ではない限り

何もかもを自給自足で生活をしていない限り

 

敢えて選ぶ 敢えて望むそのナチュラルは

偽物のナチュラルであり

エゴからくるものであるかもしれない

 

とも知っておかなくてはいけないと

そのお話をお聞きし感じたのでした。

 

 

とても深く考えさせられる

素敵なお話を聞かせて頂くことができ

有意義な時間を過ごせましたらぶ②

 

どなたから聞いたかは・・・

また次回に。

 

 

 

 

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