命など
と唾を吐きながら
ハンドルを握る
無感情になったつもりで
ロボットになったつもりで
吐き気がする
曲がりくねった道
頭痛がする
どこまでも曲がりくねった
先の見えない闇が続く
正方形で傷一つない
銀色の硬い金属のココロを
呪文のようにイメージするんだ
命など
と唾を吐きながら
無駄と無意味の文字だけが
脳の隅々を百足みたいに這っていく
ふと飛び出してきた猫
ハンドルをきる
冷静に僕の本能は命を避けて
ハンドルをきっていた
命など
と言いながら
壊さなかった命を思った
猫の顔を思い浮かべた
午前2時の国道338号線にて
と唾を吐きながら
ハンドルを握る
無感情になったつもりで
ロボットになったつもりで
吐き気がする
曲がりくねった道
頭痛がする
どこまでも曲がりくねった
先の見えない闇が続く
正方形で傷一つない
銀色の硬い金属のココロを
呪文のようにイメージするんだ
命など
と唾を吐きながら
無駄と無意味の文字だけが
脳の隅々を百足みたいに這っていく
ふと飛び出してきた猫
ハンドルをきる
冷静に僕の本能は命を避けて
ハンドルをきっていた
命など
と言いながら
壊さなかった命を思った
猫の顔を思い浮かべた
午前2時の国道338号線にて