それなりに報道されたので、皆さんご存知のことと思いますが、「小学生がえらぶ“こどもの本”総選挙」なるものがあって、こどもの日にその結果が発表されました。

 

 

ベストテンに関しては、ほぼ「まあ、そうなんでしょうね」というところですが、第8位『ぼくらの七日間戦争』(宗田理)には、ちょっとびっくり。何しろ1985年、昭和の発行ですよ。宮沢りえちゃんが中学生役(!)で映画化されてますからね。

 

 

*ポプラ社:小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙結果発表

https://www.poplar.co.jp/company/kodomonohon/award/

 

 

で、ここまでは報道にもあった話なんですが、調べてみたら実はベスト100まで出てまして。Daddy 的に「ほほう」と思ったところだけご紹介しますと・・・

 

 

第18位『君の名は。』新海誠(ちーこ 挿絵)

 

 

 

第42位『君の名は。』新海誠

 

 

このふたつ、ひとつにして計上したら、もっと上位になったってことですよね。

 

 

第47位『ワンダー』R・J・パラシオ 中井はるの 訳

 

 

う〜ん、さすが、課題図書。映画がもうすぐ公開されます。

 

*『ワンダー君は太陽』公式サイト

http://wonder-movie.jp/

 

 

第76位『君の膵臓を食べたい』住野よる

 

 

近頃の小学生(高学年だと思いますが)は、すごいモノを読むなあ。昨年のことですけど、やはり映画化されてます。

 

*映画『君の膵臓を食べたい』オフィシャルサイト

http://kimisui.jp/#/boards/kimisui

 

 

ぱっと目についたのはそんなところですが、何にしても「小学生」という括り、1年生と6年生じゃエライ違いでして、どうせなら学年別の順位とかも(参考までに)発表してくれると嬉しいんですけどねえ、なんて思いました。

 

*ポプラ社:小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙結果発表 ベスト100

https://www.poplar.co.jp/company/kodomonohon/award/best100.html

 

 

さて、ここまでは長〜いマクラでして・・・

 

成り行きとはいえ、未だ小学校の図書ボランティアをしている Mommy さん、上の総選挙には投票できなかったので、せめてこの場で一票(というか3票)を、ということでありまして・・・

 

 

●『ひともじえほん』

「見るだけでなく、一緒にやってみるとたのしいかもしれません」by Mommy

(大きな声じゃ言えませんが、検索すると、いくつか画像が見られます)

 

 

人の体でひらがなの50音を全部作ってみました。1人で作れる文字、2人で作れる文字、何人かでないとできない文字。立ってできる文字、寝転がらないとできない文字。いろいろあります。身体で文字を作りながら、文字の形の不思議さ、体の動きの面白さを味わっていただけたら嬉しいです。全く新しい体でつくった字体絵本! これをヒントに、実際にいろんな文字を作ってみましょう。

 

*福音館書店:『ひともじえほん』こんどう りょうへい 作 / かきのきはら まさひろ 構成 / やまもと なおあき 写真

http://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=2503

 

老体には「それは無理」という文字もあります。

 

 

 

●『うしはどこでも「モ〜!」』

「ノリの良いクラスだと“モ〜!”と声をそろえてくれました」by Mommy

(大きい声じゃ言えませんが、検索すると読み聞かせ風の動画があります)

 

 

動物の鳴き声は、話す言葉によって聞こえ方が違います。日本人には「ワンワン」としか聞こえない犬の鳴き声だって、イギリスでは「バウワウ」と聞こえたり、フランスでは「ワウワウ」だったり。犬と、かえると、あひると、にわとり。いっしょに度をしてみると、世界のいろんな風景や文化が眺められて、動物達の様々な鳴き声が聞こえてきて、なんとも得した気分です。なんども言えず吹き出しそうになる絵と、上方落語家・桂かい枝さんの関西弁で、読んでいると笑うこと間違いなし。読み聞かせの導入に、親子のコミュニケーションに欠かせない1冊です!

 

*鈴木出版:『うしはどこでも「も〜!」』エレン・スラスキー・ワインスティーン/作ケネス・アンダーソン/絵桂かい枝/訳

http://www.suzuki-syuppan.co.jp/script/detail.php?id=1040092740

 

ちなみに、綴は色々です。英語「moo」仏語「meuh」独語「mmuuh」・・・

発音は概ね「モ〜」みたいなものなんで、ま、どうでも良いことですが。

 

 

 

●『たべてあげる』

「しつけ絵本? 一時ネットで話題(?)になりました。ちょっとホラー風味な一冊です」by Mommy

(大きな声じゃ言えませんが、これも検索すると読み聞かせ風の動画があります)
 

 

りょうたくんはピーマンが大嫌い。「だれかかわりに食べてくれないかなー」。するとコップのかげから小さいりょうたくんが現れて…。おもしろくてコワ〜くてクセになる食育エンターテイメント絵本。

 

*教育画劇: 『たべてあげる』ふくべあきひろ・文 おおのこうへい・絵

http://www.kyouikugageki.co.jp/bookap/detail/741/

 

Daddy 的には、

 ピーマン いやだ

 にんじん いやだ

 そしてこんどは りょうた いやだ

 ということは・・・

「たべてあげる」

 バクッ

のところで終わりの方が良いなと思ったりして。

 

たべてあげる たべてあげる
1,188円
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ところで、この「小学生がえらぶ“こどもの本”総選挙」は、こどもの読書週間(4月23日〜5月12日)行事の一環という理解で良いのかしら?

 

「こどもたちにもっと本を、こどもたちにもっと本を読む場所を」という願いから制定されました。もともとは、5月5日の「こどもの日」を中心とした2週間(5月1日~14日)でしたが、「子ども読書年」である2000年から、現在の4月23日(世界図書の日・子ども読書の日)~5月12日に変更されました。

 

*国際子ども図書館:子どもの読書活動推進

http://www.kodomo.go.jp/info/anniversary/index.html

 

 

*読書推進運動協議会

:読書推進運動協議会は「読書週間」「こどもの読書週間」の主催団体です

http://www.dokusyo.or.jp/index.htm

 

 

いやはや、いろんな〇〇週間、いろんな〇〇協議会がありますねえ。

 

 

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関連過去記事です。お時間あれば是非・・・

 

 

〈V3 が小学校に入学する時、「多大な迷惑をかけるだろうし、ちょいと恩を売っておこう」という、ややブラックな動機込みで、Mommy は小学校の図書ボランティアを始めました〉

 

*ext.21 すっかりお局様でございます

https://ameblo.jp/kopfhochwilliams/entry-12037121275.html

 

 

〈V3 が卒業する時に引退しそこなって、以来、ズルズルとやり続けてもはや最古参、何人もの校長先生が彼女の体の上を通り過ぎ・・・〉

 

*ext.106 いよいよ大御局様!?

https://ameblo.jp/kopfhochwilliams/entry-12241173073.html