さて。
高校の音楽の上西先生の話に続き、
中学の音楽の先生、下井先生について語りたいと思います!
いやあ、語らせて下さい。
下井先生。
男性。中年。痩せ型メガネ。ちょっとバーコード気味(すみません)。
私達が中学に入学したての春の日、
体育館に全校生徒が集まり
「新入生歓迎会」が行われまして。
体育館の舞台上に颯爽と登場した下井先生は、校歌でも教えてくれるのかと思いきや、突然、グランドピアノで弾き語りをはじめました。
曲は、当時大ヒットしていた
菊池桃子さんの「Say Yes!」。
「♪空にセイエイ~
か~なしいことが~あっても~
いつもセイエイ~
君を信じて~い~てね~」
これは~
非常に~
元気を与えてくれる~曲です~
是非~皆さんも~覚えて歌いましょう~
「ハイ!
♪空にセイエイ~
もっとセイエイ~」
スクールウォーズさながら、
窓ガラス割れまくりの校舎にヤンキーだらけのマンモス中学校
全校生徒1500人の前でこれをやってのけた下井先生。
今思い返すほどにほんますごいわ尊敬します。
中坊ども1500人。
ゲラゲラ笑ったり、冷やかしの声を飛ばしたり、無関心そうに眺めていたり。
私は…
なんか口も目も
わ~(O o o)
って開いて見てた。
びっくりして。なんか釘づけ。
もちろんその直後から、下井先生のあだ名は学校中で
「セイエイ」
になりました。
下井先生はきっとフォーク好きだったと思われ。
音楽の授業は主にフォークソングをみんなで歌う。
リコーダーそっちのけで、
なぜかフォークギターのテストがあり。
普通、公立中学で
フォークギター20本とか、備品にあるかあ??
20本のギターを45人が使い回してのギター練習。
「はぁ~い、エーマイナ~、びぃせぶ~ん♪」
ギターを高く掲げコードを示し
ご機嫌セイエイの声が音楽室に響く。
またある時は、
「この歌知ってる者、いるかあ~?」
と、ピアノを弾いて
「♪汽車を待つ君の横で僕は~」
「ハイ!」
「ホォ~。龍~。ほな続き歌ってみぃ~。」
「♪なご~り~雪~も~ 降るとき~を知り~」
「ホォ~。ほんならコレは~?
♪あ~なたに~ さよならって言えるのは~今日だけ~」
「ハイ!」
「ホォ~。また龍かぁ~。歌ってみ~。」
「♪わぁったしには~ 鏡に映ったあなたの姿を見つけられずに~」
「ほんならコレは~?
♪いの~ちかけてと~ 誓った~日から~」
「ハイ!♪あの~素晴~らしい 愛をもう一度~」
私と下井先生の一騎打ちがしばらく続き。
クラスメイト達はポカンと見守る。
結局、下井先生が出してきた曲を私は全て歌えてしまい。
「なんやぁ~?龍はなんでそんなに曲を知ってるんやぁ~?」
「両親が合唱団にいるのと…あと、いつもラジオで懐メロの番組聴いてるから…かなあ?」
かくして、下井先生は3年間、私に音楽の成績【5】を付け続けてくれました。
ハイ。意味不明のえこひいき( ̄▽ ̄;)
今はこんな授業してたら上から怒られるんだろうか。
めっちゃ面白かったし、良い思い出になってるんやけど。
ネェ?みかちゅうのみんな( ̄▽ ̄)♪
高校の音楽の上西先生の話に続き、
中学の音楽の先生、下井先生について語りたいと思います!
いやあ、語らせて下さい。
下井先生。
男性。中年。痩せ型メガネ。ちょっとバーコード気味(すみません)。
私達が中学に入学したての春の日、
体育館に全校生徒が集まり
「新入生歓迎会」が行われまして。
体育館の舞台上に颯爽と登場した下井先生は、校歌でも教えてくれるのかと思いきや、突然、グランドピアノで弾き語りをはじめました。
曲は、当時大ヒットしていた
菊池桃子さんの「Say Yes!」。
「♪空にセイエイ~
か~なしいことが~あっても~
いつもセイエイ~
君を信じて~い~てね~」
これは~
非常に~
元気を与えてくれる~曲です~
是非~皆さんも~覚えて歌いましょう~
「ハイ!
♪空にセイエイ~
もっとセイエイ~」
スクールウォーズさながら、
窓ガラス割れまくりの校舎にヤンキーだらけのマンモス中学校
全校生徒1500人の前でこれをやってのけた下井先生。
今思い返すほどにほんますごいわ尊敬します。
中坊ども1500人。
ゲラゲラ笑ったり、冷やかしの声を飛ばしたり、無関心そうに眺めていたり。
私は…
なんか口も目も
わ~(O o o)
って開いて見てた。
びっくりして。なんか釘づけ。
もちろんその直後から、下井先生のあだ名は学校中で
「セイエイ」
になりました。
下井先生はきっとフォーク好きだったと思われ。
音楽の授業は主にフォークソングをみんなで歌う。
リコーダーそっちのけで、
なぜかフォークギターのテストがあり。
普通、公立中学で
フォークギター20本とか、備品にあるかあ??
20本のギターを45人が使い回してのギター練習。
「はぁ~い、エーマイナ~、びぃせぶ~ん♪」
ギターを高く掲げコードを示し
ご機嫌セイエイの声が音楽室に響く。
またある時は、
「この歌知ってる者、いるかあ~?」
と、ピアノを弾いて
「♪汽車を待つ君の横で僕は~」
「ハイ!」
「ホォ~。龍~。ほな続き歌ってみぃ~。」
「♪なご~り~雪~も~ 降るとき~を知り~」
「ホォ~。ほんならコレは~?
♪あ~なたに~ さよならって言えるのは~今日だけ~」
「ハイ!」
「ホォ~。また龍かぁ~。歌ってみ~。」
「♪わぁったしには~ 鏡に映ったあなたの姿を見つけられずに~」
「ほんならコレは~?
♪いの~ちかけてと~ 誓った~日から~」
「ハイ!♪あの~素晴~らしい 愛をもう一度~」
私と下井先生の一騎打ちがしばらく続き。
クラスメイト達はポカンと見守る。
結局、下井先生が出してきた曲を私は全て歌えてしまい。
「なんやぁ~?龍はなんでそんなに曲を知ってるんやぁ~?」
「両親が合唱団にいるのと…あと、いつもラジオで懐メロの番組聴いてるから…かなあ?」
かくして、下井先生は3年間、私に音楽の成績【5】を付け続けてくれました。
ハイ。意味不明のえこひいき( ̄▽ ̄;)
今はこんな授業してたら上から怒られるんだろうか。
めっちゃ面白かったし、良い思い出になってるんやけど。
ネェ?みかちゅうのみんな( ̄▽ ̄)♪