今日は夕方から店前のポイントで入っているWQSの選手をビデオ撮影がてらに観察してきました。
あさってから志田下で行われるQS6000のイベントに出場する外国人選手が店の前で数人練習しています。
エントリーを見てみると、現CT選手も10人ほど入っていますし、元CT選手やら超が付くほどの一流選手がクレジットされています。
去年も同じグレードだったのですが、オリンピックの会場となるポイントということもあるのか、今年はかなり盛り上がりを見せていますね。
せっかくサーフィンをやっているのであれば一度は見てほしい大会なのですが、志田下というポイント自体が駐車場も狭く、一般の方を受け入れる体制も出来ていないのが現状です。
近隣の駐車場から送迎バスでも運行されると思いますが、駅からも遠く気軽に見に行けるような感じではないですよね…
来れるのであれば是非見てほしいとは思います。
一宮町は一宮のメインポイントでやれば一般の方も見やすくて、サーフィンという競技に興味を持つきっかけにもなると思うのですが、なぜ志田なのか…
本題に入りますが、やっぱり世界のトッププロのテイクオフは世界トップの早さですね!
波はセットで腹たまに胸近くの弱オンショアでパワーの無い波です。
テイクオフ後も走りづらく、スピードがつけづらいとは思うのですが、選手たちは関係なしに尋常じゃないスピードで走っています。
志田下はプロが多く入っているのですが、お隣の店前では一般サーファーの中に混じってトッププロが入っている状況。
とにかく今回見ていて思うのが、外国人プロサーファーは全くノーズを落としませんし、目線すら下げません。
世界のいろいろなポイントを回って、勝つためにトレーニングしているトッププロがテイクオフするときには板が水平なんです。
波の力を最大限に生かし切るためには、波の力が押す方向へ自分も加速させる必要がありますが、ここで一般サーファーの方は下に向かって漕いでしまうので波のパワーの向きと関係なく力を使ってしまうためにテイクオフが遅くなります。
一般サーファーと世界のトッププロのテイクオフを見ていると、トッププロのテイクオフは異常に水平に感じますね。
細かい解析は後日YouTubeなどで紹介したいと思いますが、テイクオフを早くしたいのであれば水平方向へ加速させるパドリングが必要です。
要するに沖に出るときや、横に移動するときに最速なパドリングをそのまま岸に向かってするだけなんですよ。
一般サーファーのほとんどが、テイクオフ時にパドリングが変わってしまいます。
この辺は何年も前から私が言っている事なのですが、わかっていてもどうしても体が勝手に…
という方も多いんです。
問題は、頭の中に少しでも『やっぱりノーズ下げたほうが早いんじゃ?』って思っているのが残っていると、どうしてもテイクオフの妨げになるんですよね…
私も何百人と教えてきていますし、自分もそうなのですが、テイクオフ時のパドリングで、波のキャッチが最速なのは間違いなく
水平方向へ漕ぐこと!
ですからね!
頭の中に入っている余計な先入観を捨てて練習してみてください。
本当か?
と思うのであれば、志田下に見に来てみてくださいね。