それはズバリ食後に口を濯ぐことです。

 
入れ歯ながらも、普通食で噛んだり飲み込んだりがまだ出来るおばあちゃん。
 
そうは言っても、たまにはむせます。
なんでもない時に自分の唾でもむせたりします。
 
老人は唾液の分泌が少なくなっていて、口腔内の細菌が繁殖しやすくなっています。
たとえ食事中でなくただの唾液の誤嚥でも細菌が気管内に入る危険はあります。
 
おばあちゃんは、ブラシを痛がるので歯磨きは夜入れ歯を外した後だけしかしてません。
夜外した入れ歯は洗ってからポリデントに朝まで浸けておきます。
朝と昼は、食後に入れ歯を外してうがいをしてもらいます。
外した入れ歯は水できれいに洗い、うがいをした口にまた入れ歯をはめます。
これで少しの手間で口の中をきれいに保て、誤嚥性肺炎の予防に役立ちます。