「意外と合う酒のつまみ」
('ё')
酒につまみがあれば嬉しいけど
なけりゃないで、なんもなしでも
酒をがぶがぶ呑むかな
(ーёー)
昔、俺がまだ十代の頃、
ちょっとグレてた時期に母親に
よく言ったものだ
('ё')
まだ16の小僧が酒を呑んで
酔っ払って母親に対して
「おいっ、なんか
つまむもんないんか!」
対する母親
「あが(自分)の
鼻でも
つまんどけ!」
(ーёー)
・・・・・・・・・・
(゚ё゚)
そんな名言?を残した母親も
この世を去って、病に倒れた親父
と二人暮らしをはじめたゆっちん
そんな親父との生活も、はじめ
はかなり大変だったが徐々に
慣れていった。
そして年に一度地元で行われる
花火祭りがあって、
もう花火祭りの現地には10年以上も
行ってなくて、親父の体調の都合で
あの人混みには連れて行けないので
ここ数年前からは、家の近所にある
陸橋から花火を見るようになった。
陸橋から見える遠くの
小さな小さな花火
年々、この陸橋から花火を見に来
る人が増えてきて、かなり早めに
行って場所取りをしなければ
ならなくなった。
そんな中、毎年必ずやってくるのが
「熟女軍団」
いつも4~5人グループでやって
来て、花火大会が始まる前から終
わるまで終始ピーチクパーチク
お喋りを続ける熟女軍団。
そしてその熟女軍団は毎年何故か俺
の真後ろに席を取り、必ずと言って
いい程、俺に話しかけてくるのだ。
話しかけてくる内容と言えば
熟A
「あれぇ、携帯で写真も
撮れるんかい?」
とか
熟B
「兄ちゃん尻痛ないか?
これ貸しちゃろか?」
と尻に敷くものを渡して来たりと
かなりのモテモテぶりである(笑)
本音を漏らせば、
うるせぇなぁ
黙って花火見ろよ
おいっ背中蹴るなよこれで
4回目やんけ
こ、こら俺の真後ろで激しく
せくな
後頭部に唾が直撃しとる
そんな本心は隠し通し、終始ニッコリ笑顔を絶やさない男ゆっちん
(ーёー;)
いや~毎年の事ながら
熟女パワーには敵わないぜ・・
とりあえず親父だけは安全な場所に
避難させててよかった(笑)
そんな熟女達の平均年齢は・・
75歳ぐらい(笑)
最年長で余裕で80歳オバァ・・・
もとい、オーバー
の元気なおばあちゃん軍団なのだ
遠くに見える小さな小さな花火と、
おばあちゃん軍団、チビッ子軍団、そして闘病中の親父と今日、缶ビールを片手に、またあの陸橋にいきます。
熟女軍団おそるべし!
いや・・
足りないな
「熟」の数が・・
おそるべし
熟熟熟女軍団!
ーおわりー