最初に市の係りのお兄さんからマイクで挨拶があって
「みなさん、お天気が悪い日が多かったけど、良い夏でしたか？
たくさん良い思い出できましたか？
最後に町からみなさんにプレゼントで例年のように
花火を行います！それでは、楽しんで帰ってくださいね！」と
アナウンスが流れた。
星空を見上げながら待っていた観客からは
拍手が上がって、
その瞬間に後ろにいた小学生くらいの姉妹が
声を合わせて無邪気で明るくて可愛い声で
「メルシー！！！！」と大きな声で思わず声が出ちゃった
という感じで、言った。
今思い出しても、涙が出そうなくらいに
無邪気で、楽しくてたまらなくて、
今から花火が見れるなんて最高だ！
夏休み最高だ！
という声だった。
私はその声にすごく感激した。
人生、こんな風に無邪気にただシンプルに
毎日嬉しいことに「ありがとう！！！！」って
言い続けて生きていきたい。
大人になるとついつい、
嬉しいけど、大変な事もあるよね。
楽しみだけど、疲れるよね。
と、いろいろ見えちゃうけど。
あの子たちみたいに、嬉しいことがあったら、
そんまんま、ただ「ありがとう！」って
どんな時も即座にいい声で言おう！って思った。
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