今日は8月16日で送り盆です。
あらためて供養のための線香1本。
終戦の日が旧暦の盂蘭盆(うらぼんえ)で、盆の中日。
翌日には先祖の御霊を送り出す日というのは、曰く因縁(いわくいんねん)がありそうですね。
さて、話は変わってここのところニュースが騒がしくなっています。
政治的な発言をこのブログでするつもりはありませんが、それにしてもとても気になる話題です。
今年はすこし長い盆休みを取りました。
なので、久しぶりにYoutubeに動画投稿でもと思い、ふとニュースに目をやり取り上げたのがこちらの曲です。
Goddzilla ~ Black Beauty 2017 Remake
思い出深いオリジナルのインストナンバーです。
では、楽曲紹介しましょう。※一部、発表当時の紹介文を引用。
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Godzilla--暗闇にそびえたつ巨大なシルエットと闇夜を突き刺す驚声。
幼いときに感じた得体の知れぬ恐怖をMIDI化。
聴く人の心の中に、それぞれの巨大モンスター「Godzilla」の驚愕のイメージを浮かびあがらせたい。
DTMを始めて20年目の節目にあたり、その集大成版としてあらためてリメイクしました。
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「BlackBeauty」として1999年にRoland SC-88VL(ローランドのDTM用音源モジュール)にて、原曲をMIDIで制作。
Roland SC-88Proの登場を受け、2003年構想をそのままDTMとして各種音響効果も加えイメージを具体化させ、NIifty Original Song Forumに投稿。
Roland / SC-88Pro
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そして2017年、Roland SC-8850にてリメイクさせ、SONAR Platinumにてリマスタリングさせた完成版となります。
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Godzilla - A huge silhouette rising in the darkness and an astonishment stabbing the dark night.
I made MIDI into the unknown fear of my body that I felt when I was young.
I want to emphasize the image of the startle of each gigantic monster "Godzilla" in the heart of the listener. In the milestone of DTM for the 20th year, I re-made it as a comprehensive version again.
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In 1999 as "BlackBeauty" produced with original song MIDI at Roland SC-88VL (Roland's DTM sound module).
Following the appearance of Roland SC-88Pro, the concept of 2003 was used as a DTM as it was, various acoustic effects were added, and the image was made concrete, and uploaded to NIifty Original Song Forum. In 2017, Roland SC - 8850 remake it and it becomes a finished version which remastered in SONAR Platinum.
TASCAM SONAR Platinum
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【 曲 名 】Godzilla~BlackBeauty
【 作曲者名 】hasshie
【 作詞者名 】未使用
【データ作成者】hasshie
【 データ形式 】標準MIDIファイル(.MID) Format 1 :Timebase=480
【 使用ソフト 】Singer Song Writer 10.0
【 使用音源 】SC-8850
【 再生確認 】TMIDI Player 3.8.5 CMPLAY Ver.0.9.4
Uploaded to NIifty Original Song Forum in September 2003.
インターネット Singer Song Writer 10 Professional
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今夏、「ゴジラ」シリーズの記念すべき第1作を見る機会がありました。
1954年ですから、終戦からわずか9年。
太平洋戦争といわれた第二次世界大戦の主戦場ともなった遥か南洋、その一角であるビキニ環礁では核実験が繰り返されていました。
1954年3月、この映画の公開されるわずか8ヶ月前に第5福竜丸が水爆実験による被爆。
娯楽映画ともいえるこの「ゴジラ」は、ひとつのモチーフとして、この問題を取り扱っているようです。
そういった視点でこの映画を見ることも、この歳になって初めて実感として感じられました。
間違いなく言えるのは、何十回となく繰り返された実験の結果、ビキニ島に人が居住できるようになるには、早くても2052年頃と推定されていることです。
さて、話題を変えて、この作品は自分にとっても記念碑的な作品です。
MIDIといわれるシーケンスミュージックをはじめたのが、今からちょうど20年前となります。
当時は手探り状態ながら、ニフティといわれるフォーラムに参加しながら、独学で学びました。
当時はまだまだネット環境は整っておらず、通信も今とは比較になりませんでした。
当時マッキントッシュは高嶺の花で、プロフェッショナルな環境しかありませんでした。
自分は、DOSからはじめたので、プログラムもごくごく簡単なものしか扱えませんでしたが、Windows95によって飛躍的に可能性が広がりました。
RolandとYAMAHA。
MIDIによるモジュール音源が今日の音楽制作の礎となったのは間違いありません。
一時代を築いたカラオケ文化も、このMIDIと音源モジュールによる普及が一翼となったといえます。
そして、インサーションエフェクトといわれる技術により、音楽再生のリアリティはとてつもなく高まりました。
恐らく、これがなければ自分もこれほどまでにのめりこむことにはならなかったでしょう。
それらを駆使しながら、今回の作品は途方もない時間を費やして制作しました。
完成までにおよそ4年を要しました。
ほぼ毎日といってよいほど、この作品に取り組んでいました。
今ではとても考えられないことです。
そして、完成した作品をニフティのオリジナル・ソング・フォーラムに投稿したのが2003年9月。
そして、思いがけなく人気投票で2位を頂きました。
賞状と記念品は今でも大切にとってあります。
尊敬すべき伊福部 昭(いふくべ あきら、1914年〈大正3年〉)先生のゴジラのテーマも、ごくごく一部ですが、タイトルバック部分をMIDIにて冒頭に取り入れています。
ゴジラといえば、あの独特の鳴き声ですね。
コントラバスで作り上げたというのはとても有名なお話です。
自分もどうやったらあの音を再現できるのか?
ひとつのヒントはこのコントラバスの弦の響きをギターに結びつけるアイデアです。
実は、高中正義さんが既に取り上げて楽曲にとりあげています。
NHKのコンサートではじめてみた時は驚きでした。
そして、もうひとつのヒントはこちらのビデオでも取り上げられています。
・・暑さも一息ついている感じですが、もう少しだけちょっと長い夏休みを満喫したいと思います。
女子大生といえばなんだと思う?
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