加齢を愉しむために

未来に希望を抱けるように生きたいという願望を叶えるために如何に行動すればよいのかを探してみたいと思っています。

緊急入院を体験して

2018年04月27日 | Weblog

 通院治療を始めてしばらくしたら、治療の副作用が原因で高熱が出てしまいました。

 通院治療中に、不安や心配がある時、体調が悪くなったと感じたら直ぐ連絡してくださいとなっていますが、私は、少しぐらいなら我慢してと思いがちです。娘は、直ぐ電話連絡して、担当医に私の容態を説明し、適切な指示を受けてくれました。その度に私は心強く、その対応の適切さに感心しました。

 今回は、その流れの中で、緊急入院しました。

 結果、自宅では対応出来ない処置や治療を受け、今日、新緑の我が家に戻ってきました。

 

 通院治療に不安を持っていた私にとって、今回の経験で、これなら続けられるかなと感じることができました。昔と今の病院の運営の仕方の違いを、身を持って体験できた事も良かったと思いました。

今回の緊急入院でお世話になった皆さんに感謝を込めて。



初夏の日差しを楽しんでいます。

2018年04月13日 | Weblog

 昨日、抗がん剤治療の方針も決まって退院しました。今後は、通院で点滴による抗がん剤治療を続けます。何週間か続けて、CT検査などをして効果をみる事になります。

 ですから今後はガンと上手に付き合いながら生きてゆく生活になります。

 久しぶりに庭に下りてみると、プランターに、昨年初夏に植えたパセリ、イタリアンパセリが今年も育っていました。一方周りはびっしりと雑草が生えています。これからリハビリを兼ねて毎日少しづつ抜いて…… 家事も楽しみながら、ゆっくり暮らしたいと思っています。

  

 ここまで回復できたのは、素敵なチームの先生方、介護士の皆さんや、きめ細やかなお世話をして下さったスタッフの方々のお陰と感じています。

 気弱になった私を、励まし、支えてくださった全ての方に感謝を込めて。



10日間の一時帰宅を体験して

2018年04月08日 | Weblog

 10日間の一時帰宅を楽しんで、予定通り、抗がん剤治療再開に向けて、明日入院します。

娘のきめ細やかで、心地よい介護を得て、10日間の一時帰宅で得た素敵な、体験。

・森林浴で気分転換ができ、気力アップ

・工夫された食事で、食欲の改善

・マッサージ、コンニャク・湿布、でケアしながらの適度な運動で体力アップ。

等で、日常生活への復帰願望が引き出され、治療再開の意欲に繋げる事が出来ました。この10日間を支えてくれた、娘の努力と実行力に、驚きながら、優しさと温かさに触れられた事が、これからの私の生きる大きな喜びになりました。

ありがとう!!

我が家の椿の木は今満開です。



2回目の入院を体験して

2018年03月31日 | Weblog

 一月末の定期検査で胆嚢に変化が認められ、急遽、検査入院しました。

 詳しい検査で胆管の異変が見つかり、胆汁を抜き、放射線治療をし、つまった胆管にステントを挿入するという治療を受け、回復を得て、1週間位1時帰宅しています。今後の展開は、体調を整えて再入院し、本来の、抗がん剤治療を受けて、定期検査の流れに戻るのだと思います。今回の事で、抗がん治療を受けながら、老化で傷んだ所を見つけると、先ずそれを治療し、先に進むという丁寧な対応に感動しました。

 又今回の体験で、自分の大きな勘違いに気付き、自分の傲慢さを恥ずかしく思っています。私は、両親が私にしてくれたように、娘の自由を束縛することは絶対にしたくないと、思い続けてきました。でも、娘には娘の想いがあり、お互いを想う気持ちは、時には苦しみを伴っても共有している想いなのだと知りました。

 この様に、今回の入院は、私の人生観を大きく変えることになりました。これから先は、自分でも予測出来ない未來が待っている事を受け入れ、できる範囲で自然と共生しながら、自然体で生きて行きたいと願っています。

それは一体どんな生き方なのかしら? 

枝垂れザクラの花びらの舞う中でちょっとワクワクしています。

 



 

東京駅丸の内側を散策して・・・

2018年01月10日 | Weblog

 長い間工事中だった東京駅丸の内側が完成したとのニュースを見て、行ってみたいな~と思っていた矢先、大井町に出かける用事があったので、帰りに寄ってみました。長い間工事中の東京駅に慣れていたので「丸の内中央広場」に出た瞬間、その広さとすっきりとした周りの景色に感動しました。早速、広場から皇居へ続く行幸通り(都道第404号線)の景観を愉しみながら散策開始。

報道発表資料、整備概要、案内図の詳しい内容は下記URLをクリックして見てくださいね。

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/11/07/04.html 

 先ず東京駅丸の内側の駅舎をパチリ。

 

 クルリと向きを変えてパチリ。

  写真の右側の歩道を歩いて和田倉噴水公園あたりで折り返し、寒かったので、近くのビルの入り口(東京海上火災日動本店)から地下に潜って東京駅丸の内側の駅舎に戻る事にしました。

 そこは昔のような駅界隈のちょっと庶民的なお店が並んだ通路になっていて懐かしい空気が感じられました。

 最後はステーションホテルで娘の好きなロイヤルミルクティー(今回初めて私も同じものを注文しましたが、お砂糖を入れないのにほんのり甘みを感じられるとても濃厚なミルクティーで美味しかったです)を飲みながらおしゃべりを楽しみました。お茶が無くなると熱いティーを追加して下さるので、ゆっくりした時間を過ごすことができ、散策の疲れを癒して帰宅しました。


元旦に今年の目標を設定(2018年)

2018年01月01日 | Weblog

 昨年は年初から生まれて初めての長期入院、がん手術を体験し、大変な年であった筈なのに、過ぎてみるととても素敵な時間の連続だったと感じています。先ず生きている事の意味を考える事から始まり、生きている素晴らしさを実感し、最期までしっかり生きたいとの自覚もできました。

 その延長で今年は目標を決めてみようと思っています。

 今迄長い間、関わって来たコンピューターの大発展を、シニアの自分がどのように活用するのが今の生活に役立つのかを検証してみたいと思っています。

 昨年、いろいろな状況でパソコンを活用する際、OSのバージョンアップ等で振り回される事が多く、以前より便利になった筈なのに私には不便に感じられたり、既存の使い慣れたツールがそのまま使えなくなったりと不便さを沢山体験しました。率直に言うと5年前から(もっと前からかな)使用していた機能だけで充分間に合っていたのに、アクセス時間が速くなったり、使える機能が増えたりした結果、使い慣れたツールが私にとっては、不便に感じられた事に疑問を感じました。

 そこで視点を変えて、既存のパソコンに拘らないで、便利で使い易いデバイスを活用してネット経由で出来る事を色々体験(例えばスマホとタブレットを組み合わせて)し、私のロボットとして使えるようにしたいと願っています。

その願いの達成を今年の目標にしたいと考えています。

  今年も健康に気を付けながら楽しく、前向きに行動して目標達成できたらいいな~とちょっとワクワクして元旦をむかえました。窓を開けると間もなく初日の出を拝めそうなのでネット(https://tenki.jp/)で横浜の初日の出を調べると「横浜市ランドマークタワー展望台で6時47分に4面ガラス張りの大パノラマから、前方100kmまで見渡せる。」とありました。

 私が我家の2階の窓から見た 6時47分の元旦の初日の出

 私が我家の2階の窓から見た7時00分の元旦の初日の出

 


心地よい関係を保つには?

2017年12月23日 | Weblog

 最近の私はとても我儘になったと感ています。

 周りの方々が親切に体の事を心配して下さったり、気遣って下さる事が多くなって有り難いと思いながら、どこかでそっとしておいて欲しいと思ったりします。

 人との関係で居心地の良い状態とは?

 お互いの良い所は伸ばし、悪い所は小さくできるような状態を保てる事だと思っています。

 それには程よい距離を保つのが一番簡単な方法だと思っていますが、それではちょっと味気ないかなとも感じています。特に身近な人間関係では尚更です。自分が心地よい状態と感じている時、相手にとっては必ずしもそうでない場合もしばしば経験しています。お互いが相手を大切に思えば思う程、気疲れしてしまう事もあります。

 主人との関係を考えてみても、若い頃は自己主張しあって良くけんかをしていた事を思い出しています。定年になる頃やっとお互いの大切な事、どっちでもよい事、厭な事が分かってきて、二人にとって居心地の良い状態を見付ける事ができたと感じていました。

 そう考えると身近な関係でも、それなりに距離を置いて暮らして来た人同士が何時も居心地の良い状態を保つ事は簡単でないのは当たり前なのかも知れません。その事を踏まえて、加齢を言い訳にしないで、相手の身になってその時々の状況を考える習慣を身に付けて行くしかないのかな~。

 大病をして周りの方々から甘やかされて、我儘になった最近の自分を意識する事で、少しでも居心地の良い人間関係を作っていかなければと反省しています。

 クリスマス・リースを玄関のドアに移し、玄関はちょっと植木を使ってクリスマス飾りをしてみました。明日は娘のCDをBGMで聴きながら、末永い世界平和を願って静かに過ごしたいと思っています。


この一年の歩み

2017年12月15日 | Weblog

 年初に思いもよらない病気が見つかりました。

 家族の努力の結果、奇跡的な出会いを得て、名医の手術を受ける事ができ、一命をとりとめて現在に至っています。

 手術前と手術後では自分の意識に大きな変化がありました。

 手術前の私は、自分の最期に付いての認識が曖昧で、理由もなく最期はまだまだ先と漠然と思っていました。そして最期を意識することは、悲観的になり、生きる事に後ろ向きになる状態だと考えていたように思います。

 手術後の私は、生きていること事態が奇跡のように感じられ、最期を意識することは、生きる喜びに繋がることだと実感しています。

 健康への関心が深まった結果、身体の仕組みに興味を持ったり、その延長で料理にも今迄と違う視点で関心を持つことができ、それを入り口に世界の文化や風習にも目が向くようになり・・・・・と前向きな気持ちで生きることができています。

 先日、生のヒムロスギで創られたクリスマス・リースの贈り物が届きました。主人が亡くなってからクリスマス飾りの小物達も出番がなかったのですが、ヒムロスギの香りを分けてあげようと出してみました。

 小物達が香りにつられて集まって来て、喜んでいるように見えて嬉しくなりました。

来年も未知の体験を愉しみながら生きてみたいと願っています。


ときめく時間を味わう幸せ

2017年11月21日 | Weblog

 私は今、娘の「想いを音で表現する作業」(本人にとってはかなり大変な作業)を目の当たりにする機会を得、ときめく時間を味わっています。

 過去に、私自身もそんな時間に出会っていた筈なのに、それに気付かずに過ごして来た事にも気付かされています。自分がそんな状況にある時は、ただ時間に追われている感じで、時よ止まれと願っていて、ひたすら仕上がり期限に間に合わせることのみが重要で、とてもその時間経過を味合う余裕はなかったのだと思います。今になってみると、あの頃の忙しい時間が私の人生の中では、充実した素敵な時間だったと思えます。その当時、その時間を至福の時間と感じて、味わう事ができていたら・・・・・

 時間に追われる状況から解放された最近になって、ささやかな仕合わせな時間を味わって過ごせるようになりました。時間を味わう幸せをブログにも書いています。

・横浜の街が花で素敵に輝いていました(2017-05-11 14:25:44)http://blog.goo.ne.jp/gooatelyuki/e/041ec178e230a6ef3ae6407dc2c7280d

 ・年の瀬なのに(2014-12-28 13:42:01)http://blog.goo.ne.jp/gooatelyuki/e/aaaa8cee8919bbbe184e732620680f16

・晩秋の午後のひと時(2014-11-17 12:46:03)http://blog.goo.ne.jp/gooatelyuki/e/c469c8c2056303f4ae988c2b3f607d08

 今年も我が家の山茶花が満開の時期を迎えています。

 時間を味わう素敵さに気付ける今の心境を、加齢で得た新しい感覚ととらえて大切にして生きてみたいと感じています。


知らぬ間に市場調査に参加していました

2017年11月05日 | Weblog

 先日、衣料品ネット通販の「ZOZOTOWN」で秋冬用のパンツを購入しました。その際、購入手続きの過程で送料は「自分で決めてください」となっていました。こんなの初めての経験なので、一瞬戸惑いました。無料という選択もあったのですが、私なりに考えて、望ましい送料を指定すれば良いのかなと200円にしました。その品はいつものようにちゃんと包装されて代引きで届きました。

 その後もなんとなく気になっていた矢先、NHK NEWS WEB のいろいろなニュースの項目の中に下記タイトルを見つけてびっくりしました。

ゾゾタウン送料見直し 一律200円へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171031/k10011204961000.html

 その内容の書き出しは下記のようになっていました。

「衣料品ネット通販の「ZOZOTOWN」を運営する会社は10月、試験的に送料を利用者に選んでもらったうえで配送コストなどを検討した結果、11月1日から送料を一律200円に見直すと発表しました。・・・・・」

 詳しくは上記URLをクリックして読んでくださいね。内容は兎も角として、自分が知らぬ間に市場調査に関わっていた事に驚き、ネット活用でこんな事も出来てしまう事態をどう受け止めれば良いのか・・・・・

 偶然ながら、私が選択した200円が見直し額と一致した事が面白いと感じています。


新しい料理との出会いを楽しんでいます

2017年11月01日 | Weblog

 最近の私は、健康に良いとされる食事を作るよう心掛けている過程で、珍しい食材を使っての料理にもトライする機会が多くなりました。その一例が、「クミンみそ」作りです。

 NHKのあさイチ(9月26日・火)で「抗糖化作用」が期待できる成分が発見されたクミンについて取り上げられていた情報(http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/170926/1.html)の中に、簡単でおいしい“クミン料理”に使われる「クミンみそ」がありました。とても簡単そうだったので、早速ネットでクミンシードを注文し、作りました。その延長線上でクミンねりみそを作り、大根やこんにゃくで 味噌田楽を作ってみました。

  香りに特徴のあるエスニック風の味噌田楽になり、珍しい美味しさを楽しみました。寒い日が増えたので、次はエスニック風お鍋に挑戦してみようと思っています。


久しぶりの株取引

2017年10月14日 | Weblog

 先日、久しぶりに株の取引を楽しむ事ができました。

 私が株取引を始めたのはもう40年以上前になります。子育てに手が掛からなくなり、主人は仕事に夢中で、私一人が社会から取り残されたような気分でもんもんとしていた頃、義母が「新聞を読むのが楽しくなるわよ」と勧めてくれたのがきっかけでした。その折「急ぐお金ではやらないこと、自分のへそくりの範囲でやること」という戒めがあり、それだけはどんな時も守ってきたので色々あったけれど今日まで楽しく続けてこられたと思っています。

 ひと昔前の高度成長期時代には、大企業の株なら持ち続けていれば配当取りや増資を楽しめ、株価が急に半分になるようなことが起きたり、有名な会社が上場廃止になるかも知れないなんて考えられませんでした。近年の株価の動きは、世界的規模で考えなくてはならず、私のような素人には、よく理解できなくなってきたので、そろそろ機会を見つけて整理したいと考えていました。そんな状況でホームトレード用画面で銘柄一覧を見ていたら、持株の一つが大きな動きをしていて、8月~10月の間に「窓が開く」状態が2度も起こりました。

 一度目の「窓が開いた後」のタイミングで良い機会と捉えて持ち株の半分を売り、後の半分は2度目の「窓が開いた後」のタイミングで売りました。今迄短期間でこのような大幅な値上がりに恵まれた経験が無かったので、私にとっては奇跡のような出来事でした。と言ってもへそくりで、趣味の一つとして関わって来たので、一攫千金とは程遠いのですが・・・・・主婦のお小遣いとしては嬉しい額でした。 

 この株は株の取引には全く興味のない主人に何かの折に、この会社の事を私が尋ねた時「この会社は学生の頃見学に行ったことがあるが、産業機械を作るところで、大型鋳鍛鋼で世界有数の会社で電力・原子力関連向け製品を製作している」と話してくれたのがきっかけで購入した株だったので、何となく長い間持ち続けていたのですが、電力・原子力関連の会社の衰退で株価は下がったままで、これからも大きく盛り返す気配を感じられず、そろそろ手放す事を考えていたのです。

 そんな時期にまるで奇跡のような状況になるなんて、又主人が私達に贈り物を届けてくれたのかなと思わずにはいられません。勿論それなりのニュースがあり、今後に期待が持てそうな理由で取り上げられた結果なのですが、私としては、それだけでは無いような・・・・・と思いたい気持ちが強いのかも知れません。

 それはそれとして今回の出来事は私を元気にしてくれました。

 パソコン画面の気配ボードを見ながらの操作で、指値を決めるときの浮き浮き感、その後の市場の動き(一刻一刻変わる株価)への関心、成立した時の嬉しさ等、随分長い間忘れていた感覚を思い出させてくれました。

 主人も元気をだすようにと刺激を届けてくれたのだと思います。いつも見守ってくれてありがとう!!

 これを機会に分かる範囲でもう少し続けてみようかなと思ったりしています。最近は株価が4桁のものが多くなったけれど売買単位が100株単位だったりするので趣味と割り切れば続けられそうです。


世界の中の日本についての私の認識

2017年10月06日 | Weblog

 2017年9月27日夕方のTV・NHKニュースで「サウジアラビア女性の車の運転 解禁へ」という内容の放送が聞こえてきました。

 夕食の支度をしていたので音だけが入ってくる状態だったので、え! 何? と画面を確かめに行くとそれに関する画像が映っていましたが詳しくは内容を知る事が出来ませんでした。

 そこでその後、スマホアプリの「NHK ニュース 防災」でその内容を確認しました。

 上記タイトルで「世界で唯一、女性による車の運転が禁止されている中東のサウジアラビアで、女性の運転が解禁されることになり、サウジアラビア政府としては社会の変化を国内外に印象づけたい狙いがあるものと見られます。・・・・・・」と詳しく書かれていました。

 ニュース全体の内容は、サウジアラビアだけでなく、イスラム教徒が多い中東や北アフリカの国々でも、徐々に女性の権利の拡大が進んでいる様子が書かれていました。その中で気になったのは、日本の現状について下記のような記載があったことです。

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「去年スイスの研究機関「世界経済フォーラム」は社会進出をめぐる世界各国の男女格差についての調査結果を発表し、この中でサウジアラビアは調査対象となった144か国中、141位でした。一方、日本は111位と前の年の101位から順位を下げてG7=先進7か国の中で最も低くなりました。日本は教育や健康の分野では比較的高い評価を受けたものの政治や経済の分野で女性の比率が低いなどと指摘されました。」

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「サウジアラビア 女性の車の運転 解禁へ」というニュースに え? とその男女格差にびっくりした私が社会進出をめぐる男女格差については日本もこんなに遅れている事を知り、世界の中での日本に関しての現状認識の甘さに驚いています。

  2014年2月22日にアップしたブログ友人の誘いで映画「少女は自転車にのって」(2014年アカデミー賞 外国語映画賞 サウジアラビア代表)を岩波ホールで観て、現代のサウジアラビアの男女間の差別の大きさに驚きながら映画の感想を書いた事を思い出しました。

 その中で私は、今の日本では身近なところでは、男女間の差別を感じる事が殆ど無くなりました。と書いています。それは私の世界での日本についての認識が甘かったに過ぎませんでした。

  そのことを再認識して、まずは、今度の衆議院選挙にも関心を持って参加しなければと思っています。


胃がん手術後6ヵ月が過ぎて

2017年09月10日 | Weblog

 先日術後初めてのCT検査を受け、手術した箇所に異常はないと分かりホットしました。でも再発防止のための治療は最低一年間は、今後も続けるそうです。今飲んでいる抗がん剤は少ない量で、副作用も軽いのですが、それでも食欲が落ちたり、味覚が少しおかしくなったりしています。

 癌は長い付き合いになるのだと最近理解し始めました。周りの方から自分の例や知人の例として「術後10年経って今も元気にしているわよ」とか、「昔、がん手術で胃を全摘したけれど今は何でも食べられるのよ」と聞いて、手術で患部を除去すればそれでお仕舞いと思い込んでいましたが、実は皆さんその後、再発防止のために色々自分に合った方法で治療を続けた結果なのだと分かりました。自分が実際に病気にならないと分からなかった事です。主人は術後あっと言う間に全身に転移し、緩和ケアでしたので・・・・・

 今はテレビ等で癌発生の仕組みが分かり易く解説されています。それらを参考に毎日の食事、運動、睡眠等に気を付けて健康に過ごすようにし、免疫力をアップさせ、再発防止に努めたいと考えています。

 現在の私の癌治療に関てしは、基本6週に一回の通院ですが、その間にCT検査が入ったりします。通院は娘同伴です。その他、車での外出も今の私は運転を控えているので娘と一緒です。娘は乳がん手術後の副作用や、再発防止のケアをしながら、忙しく仕事をこなし、私の為に時間を作ってくれています。

 今の私にとっては外出することが非日常なので、遊ぶ機会ともとらえています。そんな気持ちを察してか、娘は「私も気分転換になるから」と気持ちよく付き合ってくれています。

今日の朝食(1時間かけて完食)

こんな具合に愉しみも見つけながら過ごせている今の状態に感謝!!

 


エスニック料理

2017年09月01日 | Weblog

  最近テレビやネットでエスニック料理の情報に触れることが多くなったと感じています。

 情報の内容からエスニック料理とは色々な国々の民族料理で、それぞれ使われる香料や香草による味付けが独特な料理で、家でもそれ風なものなら簡単に作れる事も分かりました。中国料理や韓国料理には馴染みのものも多く、知っている積りでいましたが、まだまだ知らないことの方が多く、私の知っている中国料理や韓国料理は、日本風にアレンジされたものも多く、インド料理と思われていた私の知っているカレーは本場のものとは大きくかけ離れていることも分かり、エスニック料理に興味が湧いてきました。

 最近電車に乗ってしばらくするといろいろな国の言葉を耳にします。東南アジア系の方の外見は日本人と見分けがつかないこともあり、電車に乗ってから改めて外国人の多さに驚くことがしばしばです。ブラジルなどの中南米の方も多く、長い間外国人と言えば外見で直ぐ見分けがつく欧米人だと思い込んでいた時代はもう遠くなったんだな~と感じています。

 そんな今の日本では、タイ カンボジア インドネシア ベトナム シンガポール ミャンマー インドの料理に接する機会が身近なところにあり、気軽にランチで試してみたりできます。

 そこで知った事は私が食べるエスニック料理はエスニック料理風のもので、日本人に合うようにアレンジされているようです。例えば本場のレシピで作られたカレー?と私がカレーと長い間思い込んでいた日本風カレーとは大きな違いがあります。

 本来のエスニック料理はその国の気候や料理に使われるその国の材料に合うように作られているので、私のように長い間日本風にアレンジされた味を美味しいと感じてきた者にとっては違和感があって当然なのだと思います。又逆もあると想像できるようになりました。

 エスニック料理の現地風のレシピで出来上がったものは今はまだ直ぐ馴染むことができないことも多いですが、ちょっと工夫してアレンジすると思いがけず美味しいお料理になったりします。今の私に必要な塩分控え目で美味しい料理のヒントとして、エスニック料理は大きな味方になると感じています。

  上の写真は7年前に撮った、バリのホテルの庭にある素敵なレストランで夕食を楽しんだ時のものです。サラダや魚介類の焼き物中心の料理の中にあった、大きな椰子の実をくり抜いた器に注がれているジュースは、ほのかな甘さのスポーツ飲料のような味だったことを思い出しました。当時は、日本の甘いジュースと比べて物足りなく感じましたが、今なら自然な甘さを楽しめたと思います。

 知らない味に触れ、そこからその国の文化にも興味を持ち、異なる民族との相互理解につなげて行けたら素敵だな~と感じています。