「彫紙（ちょうし）アート＆ペーパービーズ やぎ～ぬ工房」のブログにようこそ♪

彫紙アーティストのやぎ～ぬです。

 

 

 

☆YouTube番組

【The Amazing 7 -未来を語る7分間-】に出演しました。

7分で彫紙アートのヒミツが分かる…！？

 

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実は先週、

とある用事で仙台に行っておりました。

 

 

 

仙台といえば…

 

昨年の彫紙アートカレンダー展用に制作した、

こちらの作品を覚えていらっしゃいますでしょうか？

 

 

そう、

仙台藩初代藩主・伊達政宗より名をもらったとされる

「伊達巻」をモチーフにした

【伊達(政宗)巻】(250×250mm　21枚)です！

 

 

※「伊達巻の日」という記念日がある？

伊達巻と伊達政宗の気になる関係は？

などなどのギモンは、

こちらのブログ記事に詳しく書いてあります。

 

 

実はこの作品を作った時、

まだ本物の伊達政宗像を見たことがなかったのです。

（いろんな資料を参考にしつつデッサンしました）

 

 

せっかく仙台に来ているなら、

やはりきちんと実物を拝んでおきたい！

 

 

 

というわけで、

一日だけ観光する時間があったのを利用して、

政宗像のある仙台城（青葉城）にやってきました！

 

 

 

城…といっても、

戦争でほとんどの建物が消失してしまったため、

（天守閣はそもそも大人の事情で作られなかったそう）

現存しているのは石垣と、櫓(やぐら)の一部のみ。

 

石垣はピシッと隙間なく積まれて、

威厳がかんじられました。

 

 

 

城の大広間だったとされる場所。

広い…！

 

 

 

そしてその奥に、

城下町を見守るように鎮座されているお方が…

 

 

いらっしゃいました！

独眼竜・伊達政宗様です。

 

 

(銅像だけど)本物だぁ…

 

 

この像は2代目。

初代の像は、胸から上だけが残っているそうです。

 

「勝手に作品に使わせていただき、ありがとうございます！」

と、しっかりお礼を申し上げておきました(笑)

 

 

 

そうそう、伊達政宗のトレードマークといえば

眼帯ですよね。

（幼少のころ天然痘にかかり、右目を失明したとか）

 

 

ですが、実際の政宗は

眼帯をしていなかったという説が有力です。

 

 

確かに博物館にも、

政宗の羽織や刀、甲冑は残されているのに、

眼帯は展示されていません。

 

政宗像もよーく見ると、眼帯はしてないです！

 

 

これは、昭和以降に作られた映画の中で、

眼帯を付けた姿で描かれることが多く、

それが定着してしまったのでは…とのこと。

 

 

ちなみに以前のブログにも書きましたが、

 

「片眼がないというのは親不孝だ。

私の死後に作る絵画や像には両目とも入れてほしい」

 

と遺言していたらしく、

政宗の死後に描かれた肖像画や像は、

右目もちゃんと入っているそうです。

 

 

 

ただ、これだけ眼帯のイメージが先行しているので、

やはり付けておいた方が

本人だとわかりやすいのでは…？

 

ということで、

私は自分の作品に「眼帯」入れちゃいました。

 

しかも…

 

 

 

伊達巻眼帯。

 

これ、仙台出身のお客様にも

結構ウケがよかったんですよ( *´艸｀)

 

 

 

この「偉人と食べ物のエピソード」をシリーズ化した第2弾が、

今年の彫紙アート展で制作した

【黄門様のおすみつき】でした。

 

 

 

このシリーズで作品がいくつか作れたら、

また個展を開催したいなぁ…

なんて思っているところです♪

 

 

やぎ～ぬ


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