宮部みゆきの「今夜は眠れない」。
放浪の相場師が突然お母さんに5億円を遺贈したおかげで、周りの人の態度は変わるし、嫌がらせは多数受けるし、お父さんは家出するし、僕達これからどうなっちゃうの 、というお話。
なぜ5億円が遺贈されたのかのなぞを解き明かしつつ、夫婦仲がどうなってしまうのかを心配しつつ、さらになぞが発生する展開で、全てが主人公の中学一年生の雅男の視点で物語が進むので、とてもシンプルで分かりやすく読みやすかった。
雅男と友達の島崎が謎解きを頑張るんだけども、子供の頃に読んだ「ズッコケ3人組」を彷彿させるところがあった。大人には分からないかもしれないけど子供だって色々と頑張ってるんだぞ、といった感じとか、子供向けらしい複雑すぎない謎解きとかがね。 子供の頃から自分はこういうジャンルの本が好きみたいだ
次の読む本はもう買ってあったんだけど、またも仕事の都合で2冊読まないといけなくなってしまったので、まずはそれらを3週間で読まないといけない。すでに読んだ人の話によると「眠気との闘い」という内容だそうなので、ツラそうだなぁ。。。。。。。。。