映画 IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 | U君のブログ

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「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」を鑑賞。

 

アメリカの田舎町で子供の失踪事件が多発。「それ」を見てしまった子供達は標的にされ、「それ」に狙われる。標的にされた6人の少年と1人の少女が勇気を出して「それ」に立ち向かう。

 

 

子供vs得体の知れない「それ」、という構図のホラー映画。

 

序盤は子供達が「それ」と遭遇して恐怖するシーンが続く。弟を亡くす、同級生からのいじめ、両親が焼死、父親からの性的虐待、過保護すぎる母親からの異常な愛情、などなど、精神的に弱っている子を「それ」は狙ってくる。

 

予告編にもあるように「それ」とはピエロと風船。このピエロが怖さの肝になるキャラなんだけど、なんか中盤から最後まで、なんか頭の中がモヤモヤしたままだった。怖くないわけではないんだけど、どうもピエロのキャラというか設定がよく理解できなかったので。

 

下水の中しか移動できないのかと思いきや、部屋の中とか昼間の屋外にも普通に登場する。 瞬時に子供を噛み切ってしまう凶暴さがあるし動きも俊敏なくせに、子供達に簡単に逃げられたりとか。すぐに殺すなり誘拐するなりすればいいのに、すぐに逃げられて、しかもその後はしばらく登場しないとか。う~~~ん、解せぬえーん 大人には見えてないのでその子供にしか見えない幻影かとも思ったんだけど、腕を噛み切られてるしなぁ。むむ~~ん。

 

そんなこと考えながらでも、お話が面白かったり展開がスムーズだと楽しく見られるものなんだけど、残念ながらそんなこともなかった。ちょっと長くて中だるみした感じ。 そんな思いにとどめをさすように最後がまたちょっとビミョーな終わり方だった。

 

、、、という感想だったんだけど、なんか世間一般的には評判いいみたい。自分とは相性が悪い作品だったみたいで、残念。ちなみに2019年に続編も公開予定。その頃にはもう内容忘れてて、また予告編にひかれて観ちゃうかもしれないアセアセ

 

 

後半はスタンド・バイ・ミーみたいな展開になってたんだけど、今調べたら、ITもスタンド・バイ・ミーも同じ原作者だった。スティーヴン・キング。なるほど、同じ小説家なので似たような展開になったのと、映画監督がそういうのを意識してそういう演出にしたのかもしれない。

 

ところで、なんで映画に出てくるアメリカの子供達って、自転車を降りるとそのまま自転車を地面に倒してしまうのだろうはてなマーク 道の真ん中でも平気でガシャ~ンと自転車を倒して降りる。スタンドを使って自転車を立てる子供ってほどんどいないよね。この作品でもスタンドを使って自転車を立ててとめていたのは1人だけだった。アメリカってそういう文化はてなマーク

 

 

なお、ITって鬼ごっこの鬼という意味もあるようで、原作的にはそっちの意味だったのかも!?