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【ワンポイント】打楽器である「ピアノ」のデメリットって?

2017-10-13 | ワンポイント

  「ミューズ林田ピアノ教室」の林田です。 

 

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Welcome************************  

 

キャリアウーマンのTさんのレッスン曲ヘンデルのソナタ。 

 

 

前回の記事で「多声旋律」について書きました。

人の声に人の声を重ねて、ハーモニーを創って行きます。

 

ピアノは両手で弾ける便利な楽器の為、

俗に「小さなオーケストラ」とも言われています。

 

上の楽譜でも分かる様に、

右がテーマを弾くと、同じテーマを左手が弾きます。

これを「人の声」に置き換えると

女性のソプラノと男性のバスの「二重唱」になりますね!

 

 

ところで皆様は「ピアノは打楽器」である!?事をご存知でしょうか?

これを理解して弾かれたり・聴かれたりする方は多くはないと思います。 

 

 

ピアノが「打楽器」である為のデメリットは一体何でしょうか?? 

それは「長い音・・・つまり保持音」の表現が出来ない事です。

 

例えば、

♪ 声楽は保持音(ロングトーン)にビブラートや強弱をコントロールする事で、

表現の幅を広げる事ができます。 

♪ 弦楽器も保持音をコントロールする事で演奏の幅が広がります。 

♪ 管楽器も同様です。 

 

 

所が、ピアノは弾いたら最後何もできません!

弾く前の「想像力×創造力」が勝負の楽器なのです。

 

 

では作曲家は、この楽器のデメリットをどの様に工夫しているのでしょう?

 

例えば↓ 下の楽譜の様に

右手の下の音は「レ」の音で統一されていますね。(赤で横線が引いてある)

本当は「レ」の音を保持したまま、

その上にくるメロディーを乗せたいのですが、

この様に「何回も弾く事」でその保持音を保つ様に工夫されています。 

 

 

次の例は↓ 下の楽譜の様に

右手は、〇の中の形が全て同じ形になっているのが分かりますか?

勿論、音は違ってもこの様に「形・・フォルム」を同じにして

統一美を追求していくのもクラシックの基礎となっています。

 

また、この様に保持音が上手く表現出来ない為に

音を細かく「分散化」していくのも作曲家の実験かもです! 

 

 

この様な事が少しわかってくると、

クラシック音楽も身近に感じられ、ベートーベンもモーツァルトも

トライ&エラーを繰り返しながら作品を生み出して来た

「身近な人」に感じませんか・・?! 

..............    Take it  easy  .........................

 

 

  

 

  

 

  

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