飛行機が出発しない

娘を松山空港まで車で連れて行ったが
成田空港が春一番の強風で着陸が禁止されて、
航空機が出発できなかった。

乗客たちは、黙々と列に並んで、
払い戻しと、飛行機に運び込んだ荷物の受け取りを
してもらっている。

そんな・・悠長な。
受付に行って見ると、受け渡しの係官は、
若い女性がたった２名。

それが、一人一人の質問に答えて、ていねいに応対している。
１人に１分以上。
これでは、後ろの方の人は１時間以上もかかる。
別の手段を急いで手配しなくてならないのに、なんということ。

そこで、仕方なく声を荒げた。
「係官を増やせ。
一人一人に説明するのをやめて、大きい張り紙を出せ。
何よりもっと、早く処理しろ。」
と、強く言った。

サービスは、緊急事態にはそれ相応に立ち回らなければならない。
一人一人にていねいに説明する暇はない。
それが彼女たちにはわかっていなかった。

やっと、列が動き出して、娘は払い戻しと荷物を受けとることができた。
列に並んでいる間に、航空機はあきらめて、
夜行バスを手配した。
朝早く東京に着く。
用心して１日置いたのがよかった。
明日の国際線に乗ることができる。

乗客のグループの中には、
たいへん困っている人もいたようだ。
気の毒である。

＜今の運勢＞
偶然、上記の事態と同じような卦が出た。思い通りの逆の事態になる。だから、前もって余裕ある計画を立てておけ。