占いに来られる方は、

何らかの悩みを持っておられる方が多い。

 

人は、順調なときは何も感じないが、

失敗したり、

障害に出合ったり、

ちょっとでもうまくいかないときは

ひどく落ち込むものである。

 

占うと、

なぜうまくいかないかがわかり、

どうすればよくなるかがわかる。

 

韓国の道。土塀がある。

 

昔、何年も通ってこられたお嬢さんで、

まだだめ、まだだめ、と繰り返してのち、

今日、ここから帰る途中で出会う人と結婚する、と

言ってあげたら、

実際に出合って、

結婚の報告に来られた人がおられた。

 

だめだ、と言うと、落ち込むので、

なるべく、きつくは言わず、

将来、必ず良くなります、と言うにとどめたが、

しゃがんでいた時期が長かった。

 

韓国の田舎の古民家。土の色がなつかしい。

 

予言はできても、

未来をそっくり変えたり、時期を早めたりは、

なかなかできない。

 

たとえ、本人が、

しゃがんで、苦しくしていても、

がんばって立ちあがる努力をすべきである。

それが、

一番早い開運の方法である。

 

ソウルの坂道。

 

<今の運勢>

やはり運が悪いことを覚悟して自分からは行動しないこと。どうしても出なければならないなら目立たないように、そして逃げ方を考えておくこと。