なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

音楽も映画も古いもの好き...女性も...

2017年02月15日 | Movies




さて昨日はバレンタイン・デーでしたね

上京資金を稼ぐために京都のとある街で数ヶ月働いて以来16年間チョコレートを送ってくださる女性がおりまして、毎年思考を凝らした素敵な物が届きます。今年はこんな感じです~

残念ながら、ZUYAさんのレスポールは昨年“資金難”で手放してしまいましたが...



          



さて映画を観たい時、ZUYAさんの住む駒込にはレンタル・ショップがないので隣町のT屋さんまで行きます。ちなみに映画館ならもう少し先の池袋や新宿、日比谷まで行きます

そのT屋は毎週水曜日は旧作が100円で借りれるので、基本的にタイムリーな映画には興味のないZUYAさんには実にありがたい

先週も高倉健主演の映画を数本借りて来ましたが、中でも興味深い78年に公開された2本について今日は書こうかと


『 冬の華 』 (6月公開・東映)

『 野生の証明 』 (10月公開・角川)

同年しかもその間わずか数ヶ月と言うことであえて立て続けに観てみた

健さんは東映を76年に退社後、『 八甲田山 』 、 『 幸福の黄色いハンカチ 』 等でやくざのイメージを払拭したと思ったら78年に 『 冬の華 』 で再びやくざ役を...でも過渡期に相応しい役柄に感じますね

東映やくざ映画時代にいつも“ご一緒願います”と言う名セリフで共に殴り込みに向かった池部良を殺すシーンから始まるのも意味深に思える

この作品の特筆すべきは何と言っても池上季実子の可愛らしさか

昔の女優は今の“一時的な人達”とは違い、心に深く残る美しさを持っていたように思える。つまり今の人が昔の映画を観てもその美しさがわかると言うこと。池上季実子や大原麗子、更に藤純子、八千草薫...皆とても愛らしかった

あと本作では田中邦衛と峰岸徹も良い味出してたなぁ

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さて 『 野生の証明 』 はZUYAさん的には...

日本映画の名作の一つと言われているが、“自衛隊の特殊部隊”ってのがねぇ。実際、あれだけ映っているのに自衛隊の協力は得られず、アメリカで米軍の物を使って撮影されたとか。松方弘樹のメイクの方が“特殊”に思えた

『 冬の華 』 でやくざ役だった夏八木勲が今度は刑事役で出演するも“怪演”だよ...なぜ逮捕しに来たのに殺人の手伝いを...

薬師丸ひろ子の“スクリーン・デビュー”、いわゆる角川映画時代の到来なのでしょうがね...


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でも、まぁ皆さん人のコメントは当てにせず、ご自身でご覧になって判断してくださいね~


さぁ、今から黒澤明の 『 羅生門 』 です~




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