なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

ZUYAさんの安曇野探訪...

2016年07月20日 | Wonderful Memories 


信州・安曇野


久々に旅に出ました

以前はよく行っていたのですが、なにしろ現在“高校生が一夏頑張れば稼げてしまうようなお給金”に加え、その大半をお酒に浸かって(使って)しまう今日この頃...

ここらで一度心身ともに“リセット”しようと思い立ち、苦しい家計ながらも旅に出ることに~(まぁ、ほとんどワイフのお陰なのですが...)




『 穂高養生園 』 http://www.yojoen.com/

何の知識もないとその名称から老人ホームやリハビリ施設と言った物を思い浮かべる方もいるかもしれないが、こちらは80年代後半からベジタリアンやマクロビオティックの先駆けとなったお宿だそうで長野県の安曇野の山中にあります

ZUYAさんの住む東京にも“マクロビオティック”を謳っている店をしばしば見かけますが、普通に動物性の食材を使用している店もあるが、こちらは“もの本”です

この宿のコンセプトの一つが“自然治癒力”を用いて心身ともにリフレッシュを試みるようで。もちろん決して怪しげな宗教施設でもなくインチキ商法でもございません(ベジタリアンやビーガンと言ったものに疎い方の多くは直ぐにこの手の発想をされがち...)。それこそ全くの逆でそう言う“まがい物”に頼らなくても心身を改善することが出来る、いわゆる“ナチュラル・ヒーリング”を体験が出来るわけです

滞在中は禁酒・禁煙はもちろんのこと、食事はマクロビオティック(玄米菜食)。部屋にはテレビもなく携帯の電波も悪いので、滞在者は読書や散歩、温泉やヨガなどでとにかくひたすらのんびり過ごす。ZUYAさんのワイフは何度か行ったことがあるようだが、ZUYAさんは初めての訪問


食事の時間になるとここでセルフサービスで頂きます


こう言うアイデア、良いですよねぇ~


パンやピッツアが焼ける窯もあります



         




何か物々しいが意外と使いにくいかも...


よく利用する中央道バスで向かいます


小雨の降る中、新しく出来た新宿のバスタ(ーミナル)から旅はスタート。せっかくなので出発時から禁酒することに。3連休の中日なので安心していたらしっかり渋滞に巻き込まれ予定より1時間遅れで松本に到着。ご存知の通りZUYAさんは信州で働いていたこともあり、長野県に特別な思い入れがあるからか実に空気に馴染む


夏の富士山が見える(中央道より)

松本バスターミナルを出ると目の前にあるのがJR松本駅。強めの雨の合間をぬってそそくさと移動し、大糸線のホームにある 『 立ち食い蕎麦 』 を目指す。本場信州での一発目の蕎麦と言うこともあり奮発して 『 特上 』 を注文


松本駅6・7番ホームにある駅そば






その名に負けない“駅そば”らしからぬ美味さを堪能。駅そばマニアのZUYAさんは大いに満足


穂高駅前には黒ブタと


ツバメのヒナがお出迎え


さて大糸線とバスを乗り継ぎ“14時”という早い時間に穂高養生園にチェックイン。夕食は17時半と言うこれまた早めの設定。先ずは周辺の散歩に出掛ける


ウッドデッキが良い感じではないか~


この辺は 『 熊避け鈴 』 が必携のエリアらしいので、しっかりとバッグにぶら下げチリンチリンと出掛ける。噂通り歩いていける範囲には別の宿か僅かの民家しか見あたらず、ほとんどが木々に覆われている。これはもう難しいことは何も考えなくて良いようだ

宿に戻る途中、野猿に遭遇。野猿なんて久々なので感動していると次から次へと出てくる。どうやら20~30頭ほどの群れのようだ。これは嬉しい体験だ


あっ!猿だ!と思ったのもつかの間...


次から次へと...


こんな可愛いのまで~


宿に戻り気持ちの良いお風呂で汗を流し夕食を頂く。ZUYAさんは以前ベジタリアンになろうとその手の店によく足を運んだのですが、こちらのお味はその中でも“トップクラス”ですね。もう見ただけで“優しさ”が伝わって来ます。専門家ではないので料理の詳細はここでは割愛しますが、これこそ“マクロビオティック・ディナー”ですね


本物のマクロビ・ディナー


デザートは豆腐をメインに作られたブルーベリー・ケーキ


普段のようにガツガツとは食べずにじっくり頂く。食後にはデザートまで。後はウッド・デッキでのんびりと星を眺めたりしながらのんびり過ごす。こんな山の中なのに殆ど虫に刺されないのは何故なのだろうか


こちらのホールで食事やヨガを体験


この旅にはZUYAさんはアコギを持参して行ったのですが、ホール(食堂?)にはピアノやらクラッシク・ギターやらが置かれてあったので、自分のよりも久々のガットギターの指板の広さに苦労しながら楽しませていただいた


部屋で自身のアコギで寛ぐZUYAさん


消灯時間は22時なのだがこの夜は20時から自由参加の 『 ヨガ 』(1時間)があり、さらに気持ちを開放させリラックスした状態で部屋に戻る。部屋に戻ってもテレビも何もないので書棚から持って来た本を読むうちに眠りに付いてしまう。いつもの旅行なら温泉に入り、酒をたらふく飲んで酔いつぶれて寝てしまうパターンだが今夜は違った...



          



翌日の朝食の時間は10時半。例によってZUYAさんは早起きで東京にいる時よりもさらに早く4時に目が覚める。窓からは鳥たちの声が聞こえ山特有の空気が入り込む。そう昔、蓼科・保科館で幾度となく味わったあの空気と同じだ

2時間我慢して6時になると嫁を叩き起こし散歩に連れ出す




なかなか個人では発見しずらい場所に素敵な滝が~


通称“他の木を絞め殺す木”だとか


8時からはスタッフが引率しての 『 森林散歩 』 もあるのだが、朝の森の散歩はいくら歩いても決して飽きない。10時頃までみっちり歩いた後は、部屋の片づけとパッキングをしてチェックアウトを済ませてからの朝食となる

もちろんチェックアウト後もお風呂にも入れるし、荷物も(ホールに)置いて出掛けることも出来る。朝食も実に素晴らしく、以前ZUYAさんが何度もチャレンジしたがなかなか上手く出来なかったセイタン(野菜のお肉?)のお味も流石の流石。食後は昼まで滞在し、バスに乗り下山した


マクロビ・ブレックファスト


大王わさび農園にて


夕方の列車の時間までわさび農場を訪れたり蕎麦を堪能する。『 大王わさび農園 』...何だか物々しい名前だが、安曇野で一番大きい個人農園らしい。わさびがきれいな水が必要なのは一般常識ですが、改めてその清らかさに驚きました。湧水を飲んでみましたが、甘い味がしました


緑が映えます


食いたい...



この日は東京よりも暑いのではないかと言うぐらい暑く、ワイフと意見が一致し15時に“解禁”として蕎麦屋でグイッと生ビールを頂いた

登山客・観光客等で混み合う2両編成の列車で松本へ。新宿に向かう特急に乗り換えて、楽しい1泊2日の信州・安曇野の旅は終わりを告げたのでした




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