ひーたの休日

続々編「ひーたの休日#3」
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バンダイクワガタが咲く頃。磐梯山(2016.6.12)その1 八方台登山口から

2016年06月24日 07時05分05秒 | 2016年の山歩き

やけに白っぽいサラサドウダン見っけ♪



6月12日。


雨上がりの早朝。

福島市から国道115号線と国道459号線を経由して裏磐梯へ。
五色沼や桧原湖に立ち寄りたいところですが、その誘惑に負けず・・・

磐梯山ゴールドライン。
北塩原村と磐梯町の境にある八方台駐車場へ。

この日は、磐梯山のお隣の猫魔火山群の山々・・・その雄国山の山開き。
日曜日なのに駐車場がガラガラなのはそのせい?




今回のGPSログ。
八方台登山口と山頂の単純標高差は約622m。
ただし、少しばかりアップダウンがあるので累積標高差はそれなりに。


のんびりおにぎり食べて、のんびり準備して。




普通は満車になる頃?
まだ3分の1しか埋まらぬ駐車場の向かいが登山口。
最初から熊除けの鈴を鳴らして、磐梯山ゴールドラインを横断。


八方台登山口 7:15


雨上がりなのに泥濘なし。




石祠と奥に見えるブナの大木に「何事もなく下山できますように」と願って、




清々しい朝のブナの森をゆるりと登って行けば・・・




ツル性の植物で・・・なんだったかな?




タチシオデ(立牛尾菜)の雌花?




とりあえずミドリユキザサ(緑雪笹)としておきますが・・・
葉の縁が波立っているのでヤマトユキザサ(大和雪笹)に違いない。
ちなみに別名はオオバユキザサ(大葉雪笹)、そしてミドリユキザサ(緑雪笹)
ちなみにそっくりなヒロハユキザサ(広葉雪笹)の別名もミドリユキザサということで (^^ゞ




ツマトリソウ(褄取草)




ツクバネソウ(衝羽根草)




中ノ湯跡の手前に到着すれば、まだ遠く感じる磐梯山の姿。


硫黄臭漂う中ノ湯跡に一寸寄り道 7:50




何故だか石祠とお賽銭が煤だらけ。
「足湯どうぞ」と書かれた板切れは、その前に打ち捨てられ。




適温なのはここだけ。
むやみやたらと手を突っ込まないと思いますが、他の場所は・・・


ガスが出ているので長居は無用。




すぐの湿地周辺には、しっとり濡れたイワカガミ(岩鏡)









マイヅルソウ(舞鶴草)




開きかけでまだくしゃくしゃのイワカガミとか・・・3種ミックス♪




湿地には咲き残りのミツガシワ(三槲)


分岐で裏磐梯登山口からの道を合わせて 8:02




アカモノ(赤物)の別名はイワハゼ(岩櫨)




左手の木々の間に沼が見えれば、いよいよ本格的な登りになって・・・
「キョッキョッキョキョキョキョ」
「特許許可局」
ホトトギス(杜鵑)が鳴いています。




斜面にいつもの噴気を確認。
櫛ヶ峰が見える地点で小休止。




水が少ない秋元湖の向こうの吾妻連峰に雲湧いて・・・
うん、ちょっと気にしておいたほうが良いのかもね。




サラサドウダン(更紗満天星)を見上げるように。


展望地 8:30




雲は大丈夫そう?




眼下に銅沼。




桧原湖にズーム。




今回は見えず。
C‐PLフィルターの力を借りても!?飯豊山や朝日連峰が写らない。




実はここにも。
磐梯山だけに自生するバンダイクワガタ(磐梯鍬形)が咲いていたりするんです。


展望地を後に 8:40


登山道は下りに転じ・・・
復路でがっかりする場所?




まだ蕾のエゾノヨツバムグラ(蝦夷の四葉葎)&クルマバソウ(車葉草)




わかりません。


滑落注意。
鎖があるトラバース地点を過ぎれば、再びの登り。




ミネカエデ(峰楓)




喘息に効く薬草?
ズダヤクシュ(喘息薬種)




今のところ私はここまで息切れなし♪




ミヤマハタザオ(深山旗竿)




シロバナサラサドウダン(白花更紗満天星)・シロバナフウリンツツジ(白花風鈴躑躅)か?
と思いましたが、完全に花色が白ではないのでやっぱりサラサドウダン。




八方台登山口から2.5km。


お花畑分岐 9:20 



続きます。


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4 コメント

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パッと見 (ふくたけ)
2016-06-24 23:40:00
何か分からなかったけど、開きかけのイワカガミって凄く綺麗ですね。
マイヅルソウの白と相まって美味しそうにすら見えます(笑)

余計な事とは思いますが、先日秋田で起こった熊の事故に関して。
人食いになってしまった熊の場合、鈴などでかえって呼び寄せる可能性もあるらしいので十分お気を付け下さい。

興味があれば、日本ツキノワグマ研究所の十和利山熊襲撃事件続報(2016.6/14)をご覧下さい。





ふくたけさん (ひーた)
2016-06-25 01:10:15
ふくたけさん、こんばんは。
イワカガミの蕾が手を開くように開いて、ちゃんと開ききるまではくしゃくしゃ。
そんな状態がなんとなく・・・色も綺麗でカワイイ(^_^)

4人が熊に襲われて死亡した事故ですね。
人間を餌として認識してしまった熊に対しては確かに。
熊除けの鈴や笛にただ頼るだけではなく、鳥の鳴き声の変化などの音や獣臭などにも注意して歩いていますが・・・
山頂にいる時に爆竹の音が一回だけ聞こえてきましたが、装備に加えたほうがいいんでしょうか。
かなり (ふくたけ)
2016-06-25 15:07:52
特殊な事例でしょうから、ひーたさんの普段通りでよろしいと思います。
実際自分が二度遭遇した時も、向こうが気付いた様子は全く無く、こちらだけがドキドキしてました(笑)
釈迦に説法のようでばつが悪いのですが、知っといて損でもあるまいと御紹介した次第です(^_^;)



ふくたけさん (ひーた)
2016-06-25 21:43:26
日本ツキノワグマ研究所の記事を読んでみましたが、知らないことばかりで勉強になりました。
それにしても二度も熊に遭遇したことがあるんですか。
私は一度だけ遭遇?したことがありますが、幸い谷を挟んでのことなのでドキドキに加えてワクワクも(^_^)
※名前にその時の記事のリンクを貼っておきました。