本日も仕事をエスケープ状態です。
だって、本格的な仕事の受注は無く、雑用的な仕事がちょろちょろだからねー。
ええーい。不景気なことをウダウダしても仕方がない、やりかけのスバル部品サビ取りを続投です。
本日の作業時間は6時間ほどです。
えー。6時間もサビ取りして、結局2個の部品のサビ取りは完了してません。
「ショボーン」としている自分と、「仕事能率悪いなー」とバカにしている自分がいます。
まぁー、無知でどんくさい中年オッサンは、自分できる技量でコツコツとするしかないんですよね。
ガンガンサビ取りを無心にします。
その間に、荷物の受領があったり、電話問い合わせがあったりと、なにかと邪魔が入ります。
やめてー、私はこいつに集中して現世から少し逃避したいんだてばー。
とかなんとかして、80%ほどサビ取り終わらしたところで、改めて修正箇所があるかの確認です。
スバルの部品ってサビ取りだけで済むことはまずありません。必ず、歪んでいたり、サビで溶けてなくなっている箇所があるんですよね。
センタートンネルカバーフロントです。
こいつは部品の程度が良かった。20年以上前に、この部品を提供してくれた、インテリ系のナイスなお父さん。あなたの仕事はとてもしっかりしてましたよ。だって白色ウレタン塗料はばっちり現存です。
私のスバルの中でせっかく綺麗に現存していた部品ですが、ここで私が素人板金でシバキを入れていきます。
「ああっ。もったいないなー」と思いながらも、親父のいらん仕事の結果と、私の技量の無さから、この部品に少し犠牲になってもらいます。つまり、この子にしわ寄せです。
このトンネルカバーを取り付ける室内部分です。
固定ボルトが1本折れているのです。
これが「親父のいらん仕事」です。
私が折ったんじゃないですよ。親父のいらん仕事で折れてたんだってば。
そして、この折れたのを隠す目的だったのか、ボンド(多分ですが液体ガスケットだと思う)で意味もなくナットがカバーに貼り付けられていたのです。
とりあえずカバーをかぶしてみます。
これじゃー、ナットがかかるわけないわなー。
だからって、液ガスでナットを貼り付けしなくてもいいでしょ。もう、親父のいらん仕事(嫁さんはスバルが壊されていると言っていた)のことはいくらでもかけるのですが、この辺にして。
ここからが「私の技量の無さ」です。
これの対策は、折れたボルトを車体から引き剥がして、新しくボルトを溶接するのが本当だと思います。
はい、技量の無い私は溶接なんてできません。
次は、せめてハンダ溶接でボルトを生やせばよかったというもの。
このフロア部分は去年の秋にハンダ溶接で整形したのですが、フロアがグサグサでどうしたらいいかと暗中模索モードだったのよね。
フロアを塞ぐことばかり考えていたので、グサグサのフロアから唯一足係りのように残っている、この折れたボルトを剥がす勇気がありませんでした。
今、思えばボルトを剥がしてハンダで綺麗にボルトを固着させていればよかったなー。
色を塗る前なら、まだブラインドナットとかで対策も可能だったと思うのですが、この折れたボルトのことを忘れて室内も車体裏も色を入れてしまいました。
色を入れたところに熱を加えたくありません。それに、この付近はハンダの海のはずなので、やっと整形したものを溶解したくありません。
ってことで、この折れたボルトのままで行きます。つまり、私がいろんな意味で技量が無いということなんです。
さて、しわ寄せのやってきた部品に、「ごめんよー」とおじきしてから、ハンマーでシバキました。
ガンガン、ゴンゴンと素人仕事をしました。
はい、現物合わせ作業で、車体に取り付けてみました。
ちゃんとナットがかかるようになりましたが、イマイチなんです。
ここは本当はスレートナットが付いているんでしたっけ?
親父のいらん仕事で、いろんなナットがつけられていて、オリジナルのナットが私にはわからないです。
これで、厚いめの平ワッシャーとナットが入っている状態です。しっかり固定できているのでこれでいくか。
だって、私のような素人だと、これ以上叩いても綺麗に密着できる自身はありません。
やりすぎると、イライ壊すことになりそうです。
結果的に、しわ寄せが来たところは、仕事の工程と一緒で、こういうイマイチな完成度になるというものです。
まぁー、最初に、この部分の完成予想図と、工程計画がしっかりできなかった私が悪いということでしょうね。
ちなみに、このインチキ作業でできた部分の、ライフ設計や、運用計画的なことは、まったく考えてません。
ってことは、駄目ですねー。本業がシステム設計なのに、スバルの作業に関しては、やっているそばからいろんなことをしているので計画が練れず、いつも行き当たりばったり手元にある材料作業でやっつけているような気がします。
アウアウアウ。とブログを書いている今でも、結局仕事のことが脳裏から離れないのだなー。とイヤになる自分です。
そうそう、このカバーを実車に借り付けして気づいたこと。
角部分が90度で鋭利なのですが、ここが尖がっている必要は無しと判断。
これが尖ることでメリットは無いように思います。デメリットはフロアマットを傷つけるとかありそうです。
ということで、色を塗る前ならなんなとできるぞーってことで、次回の作業で角を整形しますね。
次はトンネルカバーリヤ部分。
こいつはシルバーで一見して綺麗に塗装が乗っていたのですが、ラッカー塗装の下は駄目でした。
なので、全面を研磨作業しているところです。
耳のところはサビ酷しで肉がどんどん薄くなります。
耳の裏部分はサビが酷かったので、グサグサと削っていきます。
一見して銀色に見えますが、まだ点サビがあるんですよ。写真でわかるでしょ。
ということで、このぐらいが私の中で80%のサビ取り完成度です。
点サビをつぶしたら、また肉が減るので、ここは修正する必要があり。
裏面が車体と触れる部分なので錆びやすいんでしょうねー。
ということで、裏側をハンダ修正して、表面はサビ止め塗料(エポローバル)を厚塗りでエポキシ成分で生めていく方式でいこうかな?
そうそう、トンネルカバーリヤには、小さい穴が2個開いてます。
この穴ってなんだっけ?
なにかこの上に取り付けあったっけ?
この上には、シフトレバーは乗っからなかったよねー。
小さい穴だからボルト止めではなく、クリップ止め?イヤイヤ、スバルにそんな現代的なクリップ止めなんてなかったはず。
ということは、小さい鉄板ビス立て込みってやつかなー。
そんなのあったかなー。調べてみよう。
この穴ですが、しっかりサビの温床になっていたので、本当は塞ぎたい、または、ナット止めにしたいというとこなんだけどねー。
話変わって本日のうれしいネタ。
なんとなんとなんと.....
R-2君のマフラーを入手しました。
まぁー、私がゲットするものなので、入手金額はいうまでもありません。
先方様のご好意で、我が家にたどり着いたマフラーです。
あまり細かく写真を見せるつもりはないのですが、梱包が丁寧な仕事しているの感じ取れますか?
マフラーの先端部分(チャンバー側)なんて、キャップするように保護梱包してあるんですよ。
あり合わせの材料とはいえ、こういう丁寧な仕事と創意工夫でがんばって梱包している姿が見えるのは、荷受した側もとてもうれしいものです。
本業も取引先がこういう仕事してくれたらいいのにねー。最近は、突然取引先が逃亡するパターン多いからねー。ベンチャーでどうたらって口からでるところは仕事への志もベンチャー気分なのかねー。
と、こんな愚痴を書いてしまった。
さて、このマフラー君ですが、どうしましょ。
去年の1月なら、間違いなくこのマフラーを活用してます。
今は、マフラーは対策修理したからねー。
マフラーを対策修理したときの内容は、過去のブログ(2014年4月14日)を見てください。
ということで、今は超大切な予備部品として、一旦キープしますね。
そして、私のインチキ修理したマフラーが、怒って爆音を吹き出したら、交換するという方向ですね。