なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、左サイドシル後ろ先端錆切開3日目、クオーターガラスはめ合い部の錆処置9日目

2017年03月20日 23時57分13秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

本日のスバル弄りは4時間30分でした。

 

左サイドシル後ろ先端錆び切開部分です。

昨日になすくったパテを研ぎました。

写真ではそれなりに見えますが....

バカな私は研ぎすぎです。

女性の合体と一緒で、白目向いていい感じになっているのに、まだしつこくやって「アホんだらー」と言われている状態です。

となると、愛情をこめて2回戦をしなければなりません。

お互いに気持ちいいという状態まで愛撫しなければいけないのです。

ということで、2回戦の前技、パテなすくりをしました。

この部分の本日作業はコレで終了。

 

はい、次々....

クォータガラスはめ合い部の室内側、乗降口の室内側を処置しますよ。

右クォーターガラスはめ合い部です。

当たり前のように、あからさまに錆びが見えてます。

右乗降口です。

コーナー部分と、Bピラーの折り返し部分がなんとなく怪しい気配

私のスバルは右側を、きっと下手くそ工員が組立ていると思います。なので、右側はダメダメが基本なんですよ。

さくさくとサンドペーパーで研いでいきます。

右クオーターガラスはめ合い部の下辺のスポット溶接はことごとくダメです。

半数はスポット溶接に穴です。半数は巨大クレーターで内部に錆です。

もちろんリューターでほじくるんですよ。

あの錆び露出部分はこんな状態に

スポット溶接もこんな感じにします。

次は左側です。

左クォーターガラスはめ合い部は佇まいよろしい。さらりと見た目視確認では問題無し。

左乗降口も佇まい良し。

気になるのは、私がストリップゴムを剥がすときにスクレッパーを差し込んでつけたと思われるキズです。(こんなにひどいキズをつけた記憶はないのですが、新しいキズなので私がしたんだと思います)

さくさくとサンドペーパーで足付け下地処置の荒らしをしながら点検です。

ちょっと修正でいけました。

左クォーターガラスはめ合い部の、下側ガラス固定部分に錆がちょびっとありました。

ちょっと多く目に削りとってこの状態へ。

左乗降口上角部分のキズは、リューターでさらりと広げて内部を確認。錆等がないのを確認です。

このあとは、左右両方とも、パネルの隙間へシーカフレックス(シール)を仕込みました。研磨して露出した鉄肌へエポローバル(サビ止め塗料)を筆塗です。

 

以上で本日の作業は終了です。

思いのほか室内側のサビ取りと、シール処理に時間がかかりました。

次回は、室内側のはめ合い部にプラサフできるかな?

もちろん左サイドシル後ろ先端部分も次回で終了したいと思ってます。

 

さてさて....

本日は飛び込みのお客さんがきました。

いつもの「古い車ですなー」の単なる興味本位の冷やかし年寄かと思ったのです。

大抵はこの車は何なの?とか、ミニクーパーのこんな形状の車体は見たことない。とか、そういう感じの冷やかしなのですが、本日は違いました。

「これスバルでっしゃろ?このタイプの360は見たことないなー。」から始まって、「こういう車の部品はどうやって入手しているの?」と質問された。

いつもの展開と違うぞ。部品調達の心配を確認するということは、車修理業界の方か、旧車乗りの方のどちらかに違いない。と勘ぐる私です。

「もちろんスバルから部品でないよ。こういう古い車に乗っている人たちと余剰部品を交換やりくりしたり、鉄工所でオリジナル特注してもらうんだよ。」と軽くジャブをします。

すると....

「私は360に乗っていてピストンが欲しいねん。そんな部品をどこで入手したらいいやら。xxで車整備屋しているんやけどな。もうスバルで苦労して....」

「エンジンおかしくしてから数年たって嫁に税金もったいないからと怒られてナンバー返して、今はスバルが邪魔者で売り飛ばせ言われているねん」

とかなんとか、そういう内容でした。

「車整備屋しているなら修理できるやろ。なにいうてるんや」と軽く返したら...

「エンジンは分解してピストンのスカートが欠けているのを確認した。オイルポンプ知ってるか?ポンプ自動給油やねんけどな...」って感じでスバルの説明をしようとするので

「はいはい。2サイクルエンジンのことは知っているから、それでどうしてん?」と雑談を聞くことに。

要するに、ちょっと整備をおこたったかなにかでオイルの給油がとまった。そのまま走ってエンジン抱きついた。エンジンばらしてビックリピストンかけてた。オイルが回ってなかったのでベアリングもダメということらしい。

今もエンジン組み立ててエンジンはかかるねんで。でも走ると力ないねん。とかなんとか....

ピストン手に入るかなー。と、ピストンに執着されている様子。

いやいや、抱き着いたのならシリンダーもダメでっしゃろ?と確認する私。

今エンジンかかるからシリンダーは大丈夫や。ピストンのスカート欠けているから力ないんや。ということらしい。

本当かいな?と思いながらも....

てんとう虫でっしゃろ。めっちゃ古い出目金ちゃうやろ?って聞いたら...

「車検証には初年度登録ないねん。」と言い出して...

ちゃうちゃう。型式はK111とかK11とかあるやろ?

すると即答でK11と答えたので、本当にスバルに乗っているのは間違いなさそう。

自動車整備営んでいるのなら、部品商にいうたらスバルからK11のピストンで出ないの?試してみた?

と聞いたらなんか上の空な感じ。本当に整備工場の人なんだろうか?

ピストンって入手できるのかなー。とかいいだすので....

てんとう虫ならお金を出せば、その手の旧車専門ショップで入手できるでしょ。部品商ならそういうスバル部販ではなくそういうルートも持っていると思うけどなー。と説明してもなんか反応が薄い。

本当に自動車整備工場の人なのかなー。

「でなー、部品が入手でけへんから売ろう思ってるねん」ときた。

そうか、それが本命か?と勘ぐる私。

「30万で売れるかなー。30万なら即売るねんけどなー」と....

「30万なら売れるでしょ。エンジンかかるんでしょ。さっきの話だとすごく程度がいいと自負していたやん。程度のいいスバル360って100万狙えるよ。業者オークションで30万スタートかけなよ。」

というと、オークションは知らんから...

「違うやん。自動車業界で中古車オークションあるやろ。あれに出品したらいいやん。会員になってなくても自動車業界繋がりで中古車業者と知り合いおるやろ。そこに相談したらお互いに利益が出るなら競り会員が出品してくれるのとちゃう?」

と、説明したらなにやら怪しい。

もしかして、と、ここで私の考えが変わる。

まさか、この人は私にスバル360をどうにかしてほしいと思っているとちゃうやろか。

ちょっと探ってみよう。と、自分は今これの修理しているねんとかずらしてみたら...

「このスバルは綺麗にして売りまんねやろ。いくらで売れるの?」ときた。

ここで、私はこう位置付けた...

この人ってまさかと思うが、私がプロの自動車整備士と思っている。それも変態車を専門に扱っている人だろうと....

「ちゃうちゃう。これ自分の車や。自分のポンコツを素人修理してるんや。」とちょっと怒った顔したら...

おっちゃんの顔が変わった。

「そうかー自分の車を修理してたんかー。また、来るわ―」って去って行ったおっちゃん。

何者だ?

泥棒の下見とちゃうやろなー。どのみち生安(警察ね)に会う話があるので、こんなのが来てんと報告しとこ。防犯カメラに写っているし....

それとも、単にスバルを売りたかった。でも私が業者ではないと知った。だからそのまま去った。

または、本当に個人でなんとかしたい悩んでいる?いやいやそれなら、もっと部品の入手先業者とかを教えて欲しいと喰らいつくはず。または修理できそうな工場を知らないかと聞いてくるはず。それでもない。

旧車乗りに変な人が多い(個性が斜めに真っ直ぐってことね)のは重々承知なのですが、どうも相手が私のことを探っているのが見え見えだった。

ともかく用心しとこ。泥棒の下見ではありませんように。


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