2017年9月20日水曜日

いつも順番を気にすることも大切

21世紀学力への移行が色々な学校で検討~実行されています。先日お伺いした学校でも新しい取り組みとして、ICTの新規導入 のお話をお聞きしました。その前にお伺いした学校では、SGH(スーパーグローバルハイスクール)の認定取得に向けてのお取組みをお聞きしました。
各学校で新しい取り組みが行われていて、たいへん華やかで、かつ、先生方の多大な努力を感じるものが多くすばらしいと感じます。

が、一方で順番が違うのではないかと思われるものもございます。

それは、「我々は何を大切にしたいか」についての教員同士の相互理解の足りなさです。たくさんの学校に訪問していて感じることは、本当にいい学校になられたな、と感じる学校は、「我々は何を大切にしているか」について、教員同士が相互理解しておられます。今現在、進学実績の成果が上がっていなくても、このような学校は言葉に言い表せないような魅力を感じます。そして、数年後には着実に成果を上げておられます。

はずしてはいけない順番は、「我々は何を大切にしているか」について相互理解し、その上で、新しい実践を編み出していく、ということだと思われます。

遠回りのように思えても、それはそのように見えるだけかもしれません。

10月私学経営セミナー(東京・大阪) 「いい学年会をつくりましょう」


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