トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

MAEDA製MCT300修理

2017-02-22 15:42:25 | ラジコン

 以前修理してあげた方から、別の修理依頼があった。MAEDA製MCT300というラジコンで操作レバーやボタンはユニックやタダノ製と似ているが表示が液晶になっていて、症状はラジコン液晶に「送信機内断線」と警告表示が出るというものです。

まだ新しい方の装置みたいなので、メーカーに修理を依頼されたらと返信したが、まずは見てもらいたいというので、送ってもらった。
連絡あった通りの表示だったので、分解してみることにした。
隠しネジ(表面シールを剥がす必要あり)なのでシールを傷付けない様に剥がす。

基板は二階建てになっておりコネクタにて接続されている。
無線モジュールと制御マイコン部分の様だ。

これにアクセルレバーの基板がコネクター接続されているのがが、アクセル基板のコネクタがグラグラしている。
これにより半田が剥がれていたので、付け直すと表示が正常になった。

周波数をモニターすると429.4MHzだった。

意外と単純な故障原因だった。コネクタは動かない様に接着固定した。
スイッチ部はユニックやタダノ製と異なり、タクトスイッチをモールドのレバーで押すタイプとなっている。
分解したら、白い絶縁ワッシャーがバラバラと外れてわからなくなった。
これが曲者だった。
そのままワッシャー1枚ずつをモールドボスと基板間に入れたら、スイッチが入りっぱなしになったりするので2枚重ねにしたら正常に戻った。

受信機も送られてきたが、内部は見ていない。

その後、受信機の電源が入らないというので、内部写真を撮影。


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