トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

74HCU04使用ヘッドホンアンプキット製作 

2015-03-23 15:35:43 | 電子工作

 以前、ロジックIC(アンバッファタイプに限定)でもアナログ増幅出来るというのに興味が有って、バラックで製作したことが有ったが、今回、秋月のキットを製作してみた。
そのままでも良いのだが、電解コンデンサは手持ち品でESRの低い物に交換(キットに使われていたのも一般品だったが、そんなには変わらなかったが)、入力カップリングのセラコンはフィルムコンデンサに交換した。
ゲインを決めている抵抗は標準100kΩの他に150kΩが添付されているので、これを使用。
電源は単四×2個で+-電源としているのが珍しい。
各ピンの電圧を測定
1:0.082V、2:0.174V、3:0.09V、4:0.005V、5:0.09V、6:0.005V、8:0.003V、9:0.086V、10:0.003V、11:0.086V、12:0.175V、13:0.082V

完成しスマホに接続してみたが、ゲインは殆ど無かった。(スマホの出力インピーダンスは低いので、当然電圧も低い関係で)、抵抗は330kΩ程度(G:10倍)に上げても良さそうだ。
出力はCHあたりHCU04を2個並列接続しているが、32Ω負荷には厳しそうだ。
自作製作記事を見ると、1個当たり203Ωとあるので、6個を並列にする必要が有りそうだ。
今後は別基板に74HCU04を2個実装して、全体で6+2個/CH並列として確認したいと思う。
あとは、電源電圧を3+3V(ICの動作電圧範囲が2~6Vで、最大定格は7V)に上げても聴いてみたい。


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