ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

しばしば舎 コントラバス独奏と声によるコンサート

2017-10-14 23:17:52 | 演奏会レビュー
今日は午前中は
塚小まつりにて東中PTAコーラスの指揮を。
残念ながら天気が不安定なため
体育館での演奏になりましたが
蕨市長や校長先生、
小学校の児童、保護者が大勢の中、
無事に演奏を終えることができました😊


お昼は自分の練習をして


夕方はこのコンサートへ。


さりげなく、私のチラシも写り込み😆😆

コントラバス独奏、
どんなものかと観に行きましたが
予想以上の凄いコンサートでした。


河崎純さん、
コントラバスの演奏だけではなく
演劇、ダンスなど舞台音楽の作曲も多くなさる方で音楽詩劇研究所も主宰なさっていらっしゃる。
本日の演奏は全て御自身の作曲、即興の曲でした。



だからまっすぐ立ってコントラバスを弾くのではなく、コントラバスが横倒し、パーカッションのマレットで弦を叩く、から始まって驚きました❣️



ギターの演奏ではいろんな奏法、
ギターのボディでパーカッション的にリズムをとるのはよく見るので、そんな感じのところまではイメージ出来ますが、ここまでコントラバスの可能性を引きだすとは。詳しいことは知りませんが、普通のことなんでしょうか?


トークの自然体と
演奏時の憑依的な感じ
まさに天才肌の魅力です。


そして、ブレヒトの詩による朗読の入った歌曲、重唱。


自分の作った曲を歌手と一緒に作り上げていく。


私も作曲家の初演時には
作曲家のイメージと私の意見を付き合わせて
作品を作り上げていく喜びを経験していますが
こうやって作曲家の作品を目の前で聴くこともものすごい喜び。


音楽はとても映像的で感覚的で
歌はコントラバスソロの曲より
鮮やかなメロディの中で言葉が語られて
身体の中にすーっと入ってきて
歌ってみたい曲がたくさんありました。


でも作曲家のコントラバス伴奏でないと駄目だろうな〜〜!!
少なくとも私が感じた魅力の半分は
作曲家が演奏しているからの理想形なのだと思う。
普通の人には再現難しそうです。



それにしても蕨にはいろんなアーティストが住んでいますね。
また11月にコンサートがあるそうなので行こうと思います。


明日はやはり作曲家が稽古に参加して
いきた作品を作り上げた
日本オペラ『ミスター・シンデレラ』
の夜公演を観に行きます。

ああ楽しみだ❣️

その前にフィガロの結婚の通し稽古へ





私も全力で頑張ります♪





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