カテゴリ:リウマチ*診察と治療
台風5号が訪れる前の…風の強い… 真夏日(1日の最高気温30度以上)の今月始め(8月4日)に、 一昨年2015年1月から行きだした… 大学病院のリウマチ科の診察に行ってまいりました。 (リウマチが悪化した…4月~約1ヶ月に1回に変更…。) こちらのブログは、 自分の病と向き合い、共に生きていく為に始めたので… リウマチ関連の記事になり、今回も…長く綴っていますので、 お時間や関心がありましたら、お付き合いください。 関心のない方は、スルーしてくださいね。 またリウマチ関連の記事を書いた時には、 にほんブログ村のリウマチランキングにも参加させてもらっています。 前回の月初の月曜日の受診では、大変な混み具合だった為、 今回は…金曜日診察へと予約を変更してもらい、 駐車場も入り口で待つこともなく、月曜日に比べれば…雲泥の差で、 診察の待合までは、スムーズに進みました。 待合の椅子には、まばらな人で多くの人がいなかったものの… 診察までには、やはり1時間も待ちました…。 ですが、冷房のほどほどに効いた院内では、いろいろとゆっくり出来て良かったです。 昨年2016年の夏頃から徐々に、 生物学的製剤"エンブレル"薬の効果が弱くなり、 今年2017年2月からは、リウマチがかなり悪化し… 4ヶ月間に3回もの…生物学的製剤等の薬の変更をしてきました。 すぐに自分の身体に合う薬に出会えれば、 寛解期のように落ち着いた日常が過ごせるのですが… 調整したり、副作用に悩まされたり…。 先月7月初め(7月3日)の診察の「2017年7月…梅雨の季節の診察日 &ゼルヤンツ内服からシンポニー皮下注射へ…」で、 自分に合う薬に出会え、ようやく痛みが軽減し、 普通の日常生活ができるようになり、1ヶ月半が経ちました。 結局、生物学的製剤も種類が増えて… 主治医の提案のもと処方してもらった内服薬や自己注射と… いろいろと新しい薬に挑戦してきましたが…。 紆余曲折を繰り返し…私の身体には、 これまで治療効果があり、長く使用し続けてきた… TNF阻害薬の生物学的製剤が、1番効果的だと感じました。 そして、効果がある薬は、2.3週間の経過をみなくても、 2.3日で充分…あちこちの関節の痛みが格段に減り、 身体が楽に動けるようになることを実感し、 改めて…生物学的製剤という薬の即効性を久々に体験しました。 ただ…いろいろな種類の薬に変更をしてもらったおかげで、 最終的に、身体がTNF阻害薬に… より良く反応して効いたのかもしれないとも感じています。 そんな紆余曲折の…今年2017年4月にリウマチが悪化してからの… 生物学的製剤の変更や、その時の状態や治療効果について、 かなり詳しく綴ってきましたので、以前の記事をまとめておきます。 ➼「2017年3月…早春の診察日&自己注射エンブレルからオレンシアへ…」 「満開の桜と…ある言葉に心癒される日々」 ➼「2017年3月~理想的な自己注射オレンシアは1ヶ月で終了。」 これまでの新薬の"ゼルヤンツ"内服薬の記事もよろしければ…。 ➼「2017年4月…桜満開の診察日&自己注射オレンシアから痛み限界で内服薬ゼルヤンツへ…」 詳しい薬の説明記事は…。 ➼「2017年4月~新薬のゼルヤンツ内服開始…」 前置きが、かなり長くなりましたが…。 生物学的製剤の自己注射"オレンシア"や新薬"ゼルヤンツ"を内服をしていた時は、 毎日毎日…痛みとの闘いのように、 6-7時間おきに、消炎鎮痛薬"ロキソニン"を服用し、 自由に動かない身体に限界を感じていましたが…。 生物学的製剤の"シンポニー"に変更してもらってからは、 消炎鎮痛薬"ロキソニン"も…日に1.5-2錠で、 (痛みが少ない時は…半錠に割って服用し)痛みがコントロール出来るようになりました。 以前服用していた消炎鎮痛薬"セレコックス"へは… 次回くらいに?!変更してもらおうかなとも思っています…。 リウマチが悪化した時は、私には… 消炎鎮痛薬"セレコックス"は2錠でも…あまり効果がなく、 <消炎鎮痛薬"ロキソニン"1錠の方が…ずっと強い効果を示したので、 今では…その"ロキソニン"は、御守りのように服用してしまっているのですが…。 歯科治療にも通っていて、抜歯後の痛み止め等にも使用したこともあって、 常時服用しない方が…いざという時に効果はあると感じて、 できることなら…消炎鎮痛薬は、減量していきたいと思っています。 ちなみに、下半身の関節の痛みには特に、 "ボルタレン"の座薬も…最後の砦のように効果があると感じています…。 今回の診察内容は、 診察結果や症状と共にまとめて綴っておきたいと思います。 ■血液検査結果 炎症所見を示すCRPは、ずっと2.5くらいに高い数値を示し、 リウマチの炎症し続けている状態を明らかに示していた為、 心配していましたが、 ようやく…3ヶ月ぶり位に正常範囲内になりました!! また鉄分の多い食事や果物を心がけ…クラクラしていた貧血も改善し、 昨年から心配していた…肝機能の数値も全く問題なく、 他の血液検査結果や検尿の検査結果も、LOWやHIGHが付いていますが、 特には異常なしで、前回から変更した治療… "シンポニー皮下注射(TNF阻害薬)"が… いかに効果的だったかが明らかになりました。 また診察時には、両第1手指(親指)第一関節の腫れや その他の関節の腫れや痛み、微熱等の自覚症状もあり… 滑膜が炎症し続けていることは、症状でも理解できていましたが、 現在は、マムシのように腫れていた… 両第1手指(親指)第一関節の腫れがかなり引いてきています。 毎日が熱いので、まだまだ微熱感はありますが…。 ■薬の副作用(咽頭痛と蕁麻疹) リウマチが悪化してから、 ずっと咽頭痛や甲状腺?!リンパ節の腫脹で悩んでいましたが、 新薬"ゼルヤンツ"の副作用だったのかなというくらいに、 かなり落ち着き、ここ最近は、時々のどの詰まる閉塞感や咳が出るくらいになりました。 白血球も常に3000-4000位と低く… 常に免疫抑制剤の"プログラフ"は、内服しているので、 多くの人の中へ行ったり、少し肌寒さを感じたり、無理をしたら… すぐに風邪症状の咽頭痛は…起こりやすく、 今回も…SPトローチを処方してもらうことにしました。 この夏も掃除をして汗をかいたり、冷房で冷えたりの繰り返しで、 咽頭痛が起こり、軽い風邪気味の時もありました…。 栄養をしっかり摂り、うがいをマメにしたり、 この時期でも仕事中はマスク着用で、咽頭痛がある時には湿布で冷やしたり、 SPトローチを服用して、かなり楽になりました。 出来るだけ夜はエアコンを使わず…扇風機や外気の風やアイスノン枕で、 眠るようになり…かなり軽減してきているように思います。 また先月皮下注射してもらった… "シンポニー皮下注射"(50mg×2本)の100mgの副作用として、 時折…手首や胸部や肘や下腿部に、赤く痒い…蕁麻疹の症状が起こり始めました。 ついつい痒くて引っ掻き傷を作ってしまうので、 以前から購入してあった… 「マキロンパッチエース 半透明24枚」↓を貼っていました。 痒みもすぐに治まり…透明なので、ついつい取り外し忘れてしまうのが欠点ですが…。 5-10分程で…すぐに治まるのですが、 診察中にも…その状態を主治医に診てもらうと、 「"シンポニー"の薬の副作用だと思います。 今回は、50mg×2本の100mgは止めて、50mg×1本にしておきましょう。」 と、減薬することになりました…。 また「あまりに副作用が強い時には、 この薬("シンポニー")も止めなければいけませんね…。」と怖い一言も…。 ■生物学的製剤治療(シンポニー皮下注射) 前回は、あまりに悪化していたリウマチ症状や血液検査結果だった為、 主治医も…「強い薬量でガツンと今叩かないと、 少量で…ジワジワゆっくり効果を期待しても無理だ!!」と考えてくださったようで、 処置室で看護師に、 "シンポニー皮下注"(50mg×2本)の100mgの皮下注射をしてもらいましたが…。 今回は、蕁麻疹の副作用が出現した為、 通常の1本(50mg)を皮下注射してもらいました。 少し不安にも感じましたが…何とか今日まで痛みが増強することなく… 日常生活動作(ADL)は、妨げられない程度に生活できています。 先月、"シンポニー皮下注"(50mg×2本)の100mgをしてもらって、 1週間目の感想を、 「"ロキソニン"を服用する事を忘れるくらい、痛み地獄から解放され、 現在は、朝食後と寝る前の2回にも減らすことができるまでに…。 ただ痛みが緩和された反面、これまでの痛みという感覚が、 すべて全身倦怠感や頭呆感といった別の感覚に変わったようにも思います。 痛みが緩和した分、身体が動けるので…しなければならない掃除等… 毎日毎日蒸し暑い中…している為に、 軽い脱水症や熱中症を?!起こしてしまいがちになっているのかもしれません。 両手首が相変わらず、熱を持ち…痛くなり、 湿布は貼ったりもしていますので、無理はしないようにしなくては…。」 …と綴っていましたが、1ヶ月半過ぎても…やはり同じ感想です…。 ■リウマチの治療薬の既往歴 私のリウマチの既往歴は、 生物学的製剤の開発やその歴史を辿っているかのようで、 2-3年毎に繰り返される寛解と悪化により、薬も変更してきましたので、 また追記した分も含め…載せておきます。 2006年6月,関節リウマチと診断されて…(メトトレキサート内服を開始し) 2009年6月~レミケード(TNF阻害薬)点滴(+メトトレキサート内服) →アクテムラ(IL-6阻害薬)点滴(+メトトレキサート+プログラフ内服) →2015年から転院し、ステロイド薬を止め、 エンブレル(TNF阻害薬)自己注射(+プログラフ内服+リウマトレックス→メトレート内服) (また抗リウマチ薬のMTX内服薬は、 リウマトレックスでは…吐き気や倦怠感の副作用が強く、 同じジェネリックのメトレートに処方変更をしてもらったり、 その都度、状態に合わせて変更はしてきています…。) →2017年3月~オレンシア(T細胞阻害薬)自己注射(+プログラフ内服+メトレート内服) →2017年4月~ゼルヤンツ内服薬(JAK阻害剤薬)(+プログラフ内服+メトレート内服) →2017年7月~シンポニー皮下注射(TNF阻害薬)(+プログラフ内服+メトレート内服) いろいろ調べていたら、治療を迷われていたり、 専門医や担当医を探しておられたり、人工関節手術等の体験談もあり 参考になりそうな…サイトを見つけましたので、リンクしておきます。 ➼『関節が痛い.com-関節リウマチ-』 ➼『関節が痛い.com-先生一覧/地域で選ぶ-先生があなたに伝えたいこと-』 (ちなみに、先月の診察の記事に…血液検査結果や明細書の写真を追加しました…。 写真掲載の後、領収書以外のこれらは全て捨てて…"断捨離"しています。) 暦の上では…秋を迎え、梅雨のような気圧配置で、 お天気もコロコロ変わりそうですが、 まだ少し続く蒸し暑い夏を、"熱中症"や"夏バテ"になることなく… リウマチが悪化することなく…乗り切れますように。 今回もかなり長くなりましたが、 私の備忘録のような…持病の事におつき合いくださり、 最後まで聴いて下さって、ありがとうございました。 お1人お1人の優しいクリックが更新の励みになりました。 クリックをありがとうございました!! 「次の更新も待ってるよ。」…という応援クリック↑も、 どうぞよろしくお願い致します。 myblog『journey』 *okinawa *hospital 別ブログ↑では、更新を少しずつ始めました…。 かなり長いので、お時間のある時に… 関心あるスポットだけでも…ご覧いただけると嬉しいです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2017/08/19 11:17:10 AM
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