嘘はつかないと決めたはずなのに、また嘘をついていた自分が恥ずかしい。
借金のことが発覚してから、ギャンブルはもう二度とやらないと誓いました。
その時にもうひとつ辞めると宣言したことがありました。
それはタバコ。
借金を返していかなければいけない中、無駄な出費の最たるものであるタバコも辞めると宣言しました。
しかし、わたしはタバコに関しては辞められずに、妻のいないところで隠れて吸っていました。
正直、タバコぐらいなら辞められなかったとしても許してもらえるのでは。なんて甘い考えがあったのだと思います。
妻はうすうす感付いてはいたのでしょう。先日問い詰められ、まだ吸っていたことを白状しました。
そのとき妻は
「なんで嘘をつくの?なんで辞められなかったと言わなかったの?」と言いました。
今考えると、辞めるといって辞められなかったことが責められると思い、隠していました。
でも妻は辞められなかったことを責めるのではなく、嘘をついたことを責めました。
問題なのは、隠すために嘘をついたこと。
タバコぐらいならと考えていたことは、タバコどころの話ではなかった。
これがパチンコに行っていたとしたら。同じように隠すために嘘をついていたかもしれない。
今、パチンコには行っていないと口で言ったところで誰が信じてくれるのか。
嘘をつく人間の言葉を誰が信じてくれるのか。
妻はそれが何よりも許せないと言いました。
妻はタバコについてももう一度機会をくれました。自力で無理であれば禁煙外来も利用すれば良いと。
自分の考えの甘さ、浅はかさが恥ずかしかったです。
タバコくらいなら、なんて何の意味もないこと。
信用を失った自分に出来ることは、嘘をつかないこと。それが一番大切なことだと思いました。
改めて、ギャンブルだけでなく、タバコも辞めることをこの場を借りて宣言します。
自助グループでギャンブルを辞めると宣言したけれど、スリップしてしまったという話は何度か聞いたことがあります。
それを正直に打ち明けること、そしてその話を聞いてもう一度頑張ろうと励ましてくれる人たちがいることの大切さが、またひとつ理解が出来た気がします。
ギャンブルには行かない。タバコも吸わない。
でも一番は嘘をつかない!