ストレスの発散先 | ギャンブル依存性との日々

ギャンブル依存性との日々

言葉は知っていたものの、初めてギャンブル依存性であることを認め、病気として向き合うことを決めた人間が綴ります。

二度と同じ過ちを繰り返さないために。

学生の頃スロットにはまり、持っているお金を後先考えずに全て注ぎ込んでいました。


それはスロットが楽しく、毎日打ちたくて打ちたくて仕方がない自分を制御できずに深みにはまっていきました。


でも今はスロットが打ちたくて仕方が無いという感情はありません。


“今は”というより、社会人になってからはずっとそうだった気がします。


社会人になって、借金をしてまで何かにはまっていったのは、紛れもなくストレスからの“逃げ”のためでした。


ストレスから逃げるため、そんな自分を忘れるためにギャンブルに手を出す。


手を出した途端に、ギャンブル依存症者の本質を発揮し、落ちるところまで落ちていく。


だから手を出してはいけない。そのために自助グループにも参加し続ける。


そしてそのきっかけをつくらないこと。それがこの先の自分にとって最も大事な事だと気付きました。


ストレスを無くすという事は、どんなことをしても不可能だと思います。


だからストレスから逃げるのではなく、発散する方法が必要。


私の場合、自分の中にストレスを溜め込む傾向が昔からありました。


それは、情けない自分を見られたくない。きっと他の人は分かってくれない。自分を常に良く見せたい。そんな感情からだったと思います。


今回のことがあってから、一番に改善しようと思ったことがこの事です。


『さらけ出すこと』


ストレスを感じているのであれば、誰かに聞いてもらう。正直に苦しんでいる自分をさらけ出すこと。


妻に、子どもに、親に、兄弟に、友人に。


自助グループに参加して良かったと思うことがあります。


それは、この先ギャンブル依存症という病気と向き合っていく中で、苦しいときが訪れた時、


そのストレスをさらけ出す場が増えたことです。話を聞いてくれる仲間の方がいる、と思うだけでまたひとつストレスが消えていくような気がしました。


まだ数ヶ月しか参加してませんが、きっとギャンブル依存症に関係ないストレスでも、親身に聞いてくれるような気がします。


こうやってブログに何かを書くのも、さらけ出す方法のひとつかもしれません。


まだまださらけ出し初心者ではありますが、少しずつ変わっていきたいと思います。