きょうのお母さんはマル、お母さんはバツ | ミルク色の木蓮のブログ ~忘れものを取り戻すために~

ミルク色の木蓮のブログ ~忘れものを取り戻すために~

統合失調症リハビリ中のSun(息子)のオリジナル曲、歌と
Mothers' poemで綴られた日々のブログです。
詩を書くことが 自身の癒し♡になっています。

 

 

「ゆっくりでいいよ。」

 

笑顔で声を 掛けながら

 

 

心のなかで

 

トン トンと

 

テーブルを叩く

 

ひとさし指の音が

 

モールス信号みたいに

 

あの子たちには 聞こえてしまう

 

 

まったくもって

 

あの子たちのアンテナの

 

感度の良さと きたら・・・

 

 

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こんにちは。

 

ミルク色の木蓮 こと ケイティママです。

 

私の息子は 統合失調症で 

治療、リカバリ(回復)中ですが

それと並んで難しい精神疾患に

『双極性障害』が あります。

 

どちらも当事者の人生を

揺るがすような疾患ですが

身近な存在ほど 

その影響を受けることになります。

 

疾患に対する知識や理解が

親の側にも無かった、発症当初は 

本人の言動に翻弄され

親としての自信を無くし

明日が見えませんでした。

 

大人でさえ そうなのだから

これが逆の立場であった場合、

子どもは 自分を責めるようになり

自己肯定感を失います。

 

冒頭の短い詩は 子どもたちが 小さい頃に

私が書いたものです。

子どもは 親が思っている以上に

賢く 繊細です。

 

心のケアやフォローが必要です。

 

そこで2017年3月に出たばかりの

ニーズに合った本をお薦めします。

 

『きょうのお母さんはマル、

お母さんはバツ』

 

星和書店

監修 肥田裕久

文 雨こんこん

絵 はにゅうだ ゆうこ

 

本書は 雨こんこんさんの実体験をもとに

親が双極性障害で不安定になっている、

子どもの気持ちに添いながら

医師との対話形式で わかりやすく

子どもが自分を責める必要のないことを

気づかせてくれる応援メッセージです。

 

また ひとりで悩みを抱えてしまわないよう

困った時の対処の仕方、

外に向かってSOSを出す方法や機関なども

ていねいに 紹介されています。

 

中をお見せできなくて残念ですが

はにゅうだ ゆうこさんの描かれる、

主人公の『私』は 実に愛すべきキャラです。

『私』の気持ちを上手に表現しながらも

深刻な内容を 暗くなり過ぎないよう

光りを あててくれています。

 

精神疾患は 身近に当事者がいないと

あまり関心が持てないものですが

少し予備知識があると

本書の『私』に出逢った時に

見過ごさず、フォロー、サポートの

糸口になるかもしれません。

 

特に学校関係、医療関係の現場にも

是非、置いて頂きたい一冊です。

 

 

 

 

 

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