さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

実体験!超常現象!どーでもよさげな話を調べてみた

2017-02-20 | どーでもよさげなはなし
映画リング


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こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です


本日は、小平次が体験した超常現象!

についてどーでもよさげな話を調べてみました


実はこの小平次、超常現象、怪奇現象、このたぐいのものが大好きでして

心霊写真、動画、未知の生物、UFO、オーパーツ、なんでもござれでございます


大好きとは申しましても、やみくもにその手の話を信じてる、ってことではもちろんなく、できる限り科学的に証明はできないのか、そんな感じであります


さて、じつはこの小平次、わりと小さなころから

「そこにあるはずのないもの」

とか

「不可思議なもの」

というのを結構見ているのです

例えば

「そこにいるはずのない人が見える」

とか

「赤いビー玉ほどの火の玉を見た」

なんてことがよくあったのです

特に「赤いビー玉ほどの火の玉」はしょっちゅう見ましたよ

ちょっと怖いような話ですが、実はこのたぐいのことは、大方は科学的に説明がつくのです


「そこにいるはずのない人が見える」

というのはおそらくは地殻変動などによる電磁波の影響と考えられ、脳が電磁波の影響を受けると、頭の中で思っているものが現実にそこにあるように見える

ってことが実験などでも証明されています

「幽霊を見た」とか「UFO」を見た、って話が割と火山帯に集中しているってこともそれを証明しています

(こんなのとはちょっと違いましたが)

「赤いビー玉ほどの火の玉」ってものも、有名な火の玉教授、早稲田の大槻教授によって、ほぼほぼプラズマ現象で説明がつきます

ただ、小平次の場合、もしプラズマ現象であれば、周りの人にも見えたはずなんですが、どういうわけか小平次にしか見えなかったんですよね

この辺はまだ解明の余地がありますが、純真な少年の心を失った今は、すっかりそんなものは見ませんので調べようもありませんが…


さて、ここでとっておきの体験談を一つお話いたします


それは小平次が大学1年のときのことです

音楽サークルに所属していたのですが、夏に、サークルメンバーで西伊豆の海へ遊びに行こうという企画がありまして

渋滞を避けるため、夜遅くに学校(東京都下)に集合し、何台かの車に分乗し、一路海を目指して出発したのでありました


小平次はそのころまだ運転免許を持っておりませんでしたので、先輩のアルトサックス吹き、Fさんの運転する車に乗せてもらうことになりました

小平次は助手席に座り、小平次と同じ1年で、ヘタクソなのに態度だけはでかかったドラマーのNが後部座席に陣取り、ぼくらの車は計3人での出発です

Fさんが用意した、軽快なジャズサックスのカセットテープを聞きながら、快適に車は深夜の東名高速を下って行きます


車が東名高速の「難所」と言われる、大井松田を超えたあたりからの急コーナーが連続するあたりにさしかかった時でした


それまでぼくらを愉快な気持ちにさせていた軽快なジャズが突然消えたかと思うと…

流れ出したのです…

カーステレオのスピーカーから…

『南無妙法蓮華経~♪南無妙法蓮華経~♪』

いきなり『お経』が!

実際は『南無妙法蓮華経~』ではなかったかもしれませんが

とにかく『お経』が流れ出したのです!

宗派やご住職さんの個性で、時折歌うようなお経をあげる方もいらっしゃいますが、このときのものは、とにかく『お経』でした

低いトーンで、音階のほとんどない…

一般の人がまず思い浮かべる、まぎれもない『お経』でした

小平次はてっきりFさんが何かの間違いで、誤ってカセットに録音したのではないか…

そう思って言います

「Fさん、なんでお経なんか録音してんスか」

「え!え!お、おれ、お経なんか録音してねーよ!なんだこれ!」

Fさんは、急カーブの連続に緊張の面持ちで運転に集中しながらも、恐怖に顔をひきつらせています

「おい!こへ!カセット出せ!カセット!」

当時のカーステレオ、カセットデッキ、イジェクトボタンをグイッと押すと、バシュッと勢いよくカセットテープが飛び出します

「カ、カセット出しました!」

あやまってFさんが録音したものであれば、ここで『お経は終了』です(あやまってお経を録音ってのもまああんまりないことでしょうが…)

しかし…、飛び出したカセットテープを完全に取り出し、手に取ったにもかかわらず…


『南無妙法蓮華経~♪南無妙法蓮華経~♪』

お経はとまりません

「えーーーーーーーーーっ!」

Fさんと小平次は絶叫です

後部座席では、普段から態度だけはでかいNが態度のでかいいびきをかいています

「!、ラ、ラジオ!ラジオ消せ!」

カセットでないのであれば、車中で音を出しそうなものと言えば、あとはラジオしかありません

小平次はあわててラジオの『ON、OFF』ボタンを押します

当時のラジオは今のようなカーオーディオの液晶画面ではありません

アクリル板に周波数の目盛りのついた旧式です

小平次がスイッチを押すと、アクリル板の奥の緑色のランプが光ります

それはつまりその時ラジオがついたということです

軽快なラジオDJのトークでも流れてくれればよかったのですが…

『南無妙法蓮華経~♪南無妙法蓮華経~♪』

カチカチカチカチカチカチッ!

小平次は何度もラジオのON、OFFボタンを押します

しかし…

『南無妙法蓮華経~♪南無妙法蓮華経~♪』

お経はとまりません

「ヒエエエエエエエエエエエエエッ!」


さて、一体どのくらいの時間だったでしょうか

体感的には10分くらいであったように記憶しておりますが、恐怖がそう感じさせたかもしれず、実際はもっと短かったかもしれません

翌朝、西伊豆のキャンプ場につき、Fさんと小平次は他のメンバーに昨夜の出来事を話します

そんな話を聞かされても普通は信じないような出来事ですが、音楽やっているような連中は好奇心が旺盛、興味しんしんで話を聞いてくれます

やれ「ラジオだ!」「カセットだ!」

みんなそれぞれの考えを言います

ひとまず、その時に聞いていたJAZZのテープをもう一度聞いてみることにします

持ってきたカセットデッキで再生、一通り聞いてみます…

お経なんかどこにも入っていません…

そりゃそうです

小平次は確実にテープを取り出し、手に取ったのですから…


さてこの出来事、科学的な説明がつくのでしょうか

ってんで前置きが長くなりましたが

『どーでもよさげなことを調べてみた』


『アンプアイ現象』

というものがあるそうです

ラジオやオーディオのスピーカーといった『音を出す機器』の他、真空管の役割を果たすことがあり得そうなもの、例えば円筒形の灯油ストーブなど

そういったものが、特に違法に出力を上げた無線の音声などを拾ってしまうことがあるそうです

昔は多くのトラックドライバーが違法な無線をやりながら走っていましたので、そういうトラックが近付くと、突然スピーカーがしゃべりだすとか、時にストーブがしゃべりだすとか、まるで怪奇現象のようなことがおきる、それはそう珍しいことではないそうです

実際小平次も、ギターを弾いているとき、ギターアンプがボソボソしゃべりだす、ってなことが幾度かあったように記憶しています



ではこの時のお経事件は『アンプアイ現象』で説明がつくのでしょうか

まず一つ目の疑問、タクシーなんかでドライバーさんが無線のやりとりなんかをしている時に聞こえる音声って、非常に不明瞭です

ちゃんとした無線機ですらそんなですから、本来その役目を持たぬ機器が無線を拾った場合、より音声は不明瞭になるのではないか、と思うのです

この時の『お経』は、それこそぴったりと周波数が一致したラジオから聞こえるがごとく鮮明なものでした

二つ目の疑問、この時小平次のが乗っていた車は、急コーナーの連続で速度を落としていたとは言え、高速道路ですから、まあ80Kmくらいは出ていたと思うのです

体感的には10分くらいに感じましたが、恐怖で長く感じたとしても、5分ってこともないように記憶しています

とすれば、最低でも6、7キロは走ったはずです

高速道路ですから、おそらくは無線を使っていたのはトラックでしょう

本来無線機器ではないカーステレオが、高速で7キロ前後も移動している間、近辺を走っていたトラックの無線を拾い続けるなんてことがあるんでしょうか

トラック以外、どこかの家等から無線を流していたのであれば、なおのこと拾っても一瞬だったはずですし…


この時の小平次の体験を『アンプアイ現象』で説明しようとするとこうなります


真夜中、深夜二時ころ、東名高速道路を強力な違法無線を使ってお経を流しながら走るトラックがいた

小平次の乗った車は、そのトラックとつかず離れず、前後か左右か、一定の距離を保ちつつ、本来の無線機器ではないカーステレオで、その違法無線によるお経を拾い続けた、しかもなんらかの理由でとても鮮明に拾い続けた

ってことになります

うーーーーーーーん…


あるのか!そんなこと!


しかしながらですね、世の中には信じられないような偶然が重なり奇跡のようなことが起きた、なんてことはよくあるのです

このときも様々な偶然が重なり、アンビリーバボーな奇跡が起きた、のかもしれません


どなたか解明できる方がいらしたら教えてくださいませm(_ _)m


さてまたまた『どーでもよさげ』なことを調べ、長々と書いてしまいました


『どーでもよさげ』なことに最後までお付き合いいただきありがとうございました




御免!




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