17日から始まって10日が経過した南茅部の天然真昆採取ですが、この10日間、早朝から霧や曇り空が続いており、一度もスッキリと晴れ渡った日が無く寒さを覚えるくらいでさらにおか波があるエリアがあるなど順調とは言えないですね。
ここ南茅部の天然真昆布採取は漁協の6つの支所でそれぞれの浜でその日実施するか判断して行なわれているのですが、もうすでに6日採ったところもあればまだ一度も実施していない浜もあります。
実施されればこの通り、分厚い真昆布が次々に採取されてきます。
けっこう波が立つほどのおかまで寄って採っている漁師さんも。
おかに寄ってきて採取している漁師さんで主に用いられているのが柄の長い〝カマ〟です。
真昆布の根の部分をカットして〝カマ〟で海面まで引き上げ、それを助手の人が〝かぎ〟でひっかけて引き上げるのですが、真昆布を絡めてねじり採る〝マッカ〟はどうしてもねじらなければならず、柄の寸法が多少長さ調整はできるとはいうものの固定されてしまいますので、おかに寄ってきてかなりの浅瀬に入ってきた場合は手元で長さ調整が出来る〝カマ〟の方が機能的なのです。
さて、今週いっぱい天気予報では不安定なお天気が続きそうですし、今週は天然真昆布採取をお休みする浜も多いかもしれませんね。
そして、本採りに入っている養殖真昆布の水揚げの方はというと施設が沖合にある分おか波の影響はなくこちらは順調に日々水揚げされています。
昔からこの時期に朝、霧が出ていることは少なくはないのですが、今年のようにこれほど連日は久しぶりですね。
朝日が昇るすっきりとした朝が恋しいです。
そして、先日もテレビで取り上げられ人気となっている「とろろ昆布」ですが、当組合で販売している「昆布ふりかけ・とろろ昆布6点セット（3,780円）」がお中元の時期とも重なり好評です。
血管を強くして美味しくて体に良い「とろろ昆布」。
ご自宅でも是非お召し上がりください。
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