前回記事のつづきです。
蔵王堂 浮浪滝から戻って来て
天然の杖を
感謝を込めて元の場所に置きました。
支えてくれて助かったよ。
そのあと受付へ行って
「無事に行けました」と報告すると
受付の方はちょっとびっくりしながら
一緒に喜んでくれました。
最後にもう一度、
根本堂と摩侘羅神社へ行き
最後のご挨拶をしました。
さあ、帰ります。
仁王門を出ようとしたとき
工事中だからか？
出るときは門の外側を通るよう
指示がありました。
何か事情があるのでしょうが
帰りも門をくぐりたかったな～
という気持ちがありました。
そのとき思い出しました。
識子さんが、
神社参拝の帰りに
鳥居の横から出ることで
その神社の波動を細く長く持ち続けることができる
(ただし神様によるそうです。)
と書いていたのを。
詳細はこちらの本に。
ここ、鰐淵寺はお寺ですけど
摩多羅神さんは神様です。
境内のどこでも摩多羅神さんに
お願いが届くそう。
だとすれば、この仁王門も
鳥居と同じように考えていいかもしれない
と気づいて
門を出る前に
「摩多羅神さんの波動を
長く持っていたいので
今日は門の横から出ます。」
と心の中でお伝えして、
門の横を通って出ました。
仁王門の横を通って振り返ったところ
これは我ながら
よきことに気づいたなと思いました。
でもこれもきっと
思い出させてくれたのは
摩多羅神さんなんでしょうね。
おかげで参拝したあと
数週間も
摩多羅神さんの波動を
身近に感じて過ごすことができました。
さて、そうやって仁王門のところを
通り過ぎた直後に
私は一組の参拝客とすれ違いました。
そのとき初めて
これまであの広い境内に
他の参拝客が一人もいなかったことに気づきました。
私が霊能力アップに向けて
感覚を研ぎ澄ませて集中できるように
ひとりの空間を作ってもらっていたようです。
ありがたくて頭が下がりました。
振り返ると木々の間にかすかに見える仁王門。
道のそばを流れる水には
見るからに霊的な雰囲気が漂っていました。
駐車場に着くと
車も人も増えていました。
車に乗ってふと正面を見ると
あ、また、あの黄色の鳥だ！
川の欄干にとまっていました。
写真が間に合わなかった
さっき摩侘羅神社で
手前の建物の屋根の上にいたのと
同じ鳥です。
駐車場にいた時点の私は
摩侘羅神社の手前の建物を
まだ、拝殿だと思っていました。
駐車場に再び
黄色の鳥が現れたことで
この鳥には何がよっぽど深い意味があるんだな
とわかり、
そのおかげで私はこの後、
拝殿と思っていた建物が常行堂だったと
知ることになります。
駐車場に現れたこの黄色の鳥。
飛び去るときに
飛び方にとても特徴がありました。
摩侘羅神社では気づかなかったけれど。
その飛び方をヒントに調べてみたら
この鳥は、
黄色のセキレイ、つまり
「キセキレイ」だとわかりました。
私はセキレイは見たことがあるけど
「キセキレイ」は初めてでした。
左の端だよ
小さすぎてわかんない？
それに「キセキレイ」って
「奇跡」と「霊」をくっつけた
素敵な名前ですこと。
見ることができて光栄です。
摩多羅神さんは
振り返ってみると
この鰐淵寺で
私の霊能力アップのための練習を
ものすごくたくさん
させてくれていました。
今から４ヶ月前。
輪王寺(栃木県)の常行堂の中の隅にある
小さな摩多羅神さんのお社に向かって
私が一生懸命
摩多羅神さんに話しかけても
円仁さんをお呼びしても
何も反応がなかったその理由は
「出雲(鰐淵寺)に来なさい」
ということだったのです。
鰐淵寺では
摩多羅神さんの社殿は
屋外にあります。
だからこの私でも
鳥や風などを使った
摩多羅神さんのサインが
ものすごくわかりやすいのです。
摩多羅神さんは
輪王寺の常行堂の中で
霊能力をアップさせたい
と真剣に話す私に
真剣にこたえよう
と思ったからこそ
あのとき何も答えなかったのだ
それがやっとわかった
鰐淵寺でした。
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