硫安(硫化アンモニウム)とスキー板のエッジの錆 | lumevangis ~ 雪の囚人 ~ (雪猿挽歌)

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lumevangisとは、エストニア語で雪の囚人。
非日常の銀世界に、一度でも魅了されたら、もう街には戻れないかもしれません。
それでも貴方は雪山へ行きますか?


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このGWはやっぱり皆さん、かぐらにGO!でしょうか。イイですよね~、春かぐら。春かぐらを満喫して、その後は月山へ遠征。夏の〆は乗鞍でコブ三昧。ブラシスキーをやりつつ、冬の到来を待つ・・・って、残り2か月ちょっとでまた雪山シーズンの始まりです。




お山からみつまたロープウェイで駐車場へ降りてくると目につく水道とホース。あれ、使ったことありますか?ちなみに、スキー板は水で洗う派?洗わない派??(じぶんは洗う派)なになに?水道よりクレープの方が気になる??
















洗うというか、水で流すって感じですかね。




(知らない人向けの補足)




この時期のゲレンデは、雪融けに対抗するべく硫安(硫酸アンモニウム、スキー場では「りゅうあん」と呼ばれる)をブン撒いて雪が残るようにゲレンデコントロールをしています。この硫安がエッジを錆びさせてくれるわけです。ハイシーズンなら滑って3日放置でもギリギリ錆は出ないと思いますが、硫安を撒かれたゲレンデだったら半日放置でポツポツと錆が浮いてくる感じ?








以前、暮らしていたお部屋は狭く玄関ドアに板を立てかけていたのでよく観察できたのでした。←ワックス掛けを一日延しにしているうしろめたさからマメに板の状態をチェックしてました。


 ↓↓↓


さっさと、ワックス掛ければ済む話だが。。。







押し売りが来たときも、(急な来客?に)バタバタとドアを開けようとし、部屋から廊下へ板がバラバラっと倒れこんでかなりビビらせてました(押し売り撃退にはなかなか有効)。










すぐにメンテするとかであっても(寝落ちするリスクを考えて)一応、お山から降りたところで水洗いしておきましょう。水洗いしてふき取りすれば、とりあえず翌日くらいまでワックス先送りにしても大丈夫そう。






※ ワックスについて


液体ワックスでも、ペーストワックスでも、ホットワックスでも、とりあえずエッジにも塗ってあれば錆びません。ホットかけるのが面倒だったらとりあえず液体ワックスでも塗っつけておきましょう。






最後のひと仕事。たまに「錆びても翌日滑ればとれる」なんて言い張るツワモノもいますが、ダメです。駄目、だめ。エッジは錆びさせたらダメ。




ささっと水洗いして軽くふき取る。




クレープに並ぶのはそれから。




食い終わる頃には完璧に乾くでしょう。




ちょっとした手間は、




惜しまないようにしたいものですね。










メンテが済んでいると、




気分よく帰れますよ。





























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