転倒して打撲のはずが、太ももからふくらはぎが痺れて坐骨神経痛へ

1ヶ月前に自転車で転倒し腰と膝を打った。

レントゲン撮影の結果、骨に異常は無く打撲と診断を受ける。

しばらく安静にしていたら打撲の痛みは改善したが、右の太ももの裏からふくらはぎの外側までに痺れが出てきた。

長く立っていたり歩いたりしていると、だんだん痺れがひどくなり、座らないと我慢できない。

上尾市からご来院の40代女性。

1.施術一回目

症状はいわゆる坐骨神経痛です。

転倒して打撲した際、直接ぶつけて打撲と診断された場所以外に、どこかの筋肉が急激な緊張や伸縮によってダメージを負い、坐骨神経痛の症状を発症させているのでしょう。

打撲は安静にしていれば自然治癒する事が多いのですが、坐骨神経痛は自然治癒を待っていても、改善しないか最悪の場合、悪化してしまいます。

手術という話も聞きますが、坐骨神経痛は施術にて治りますのでご安心ください。

坐骨神経痛といわれる脚の痺れや痛みの原因の多くは、腰周辺にあります。

今回も打撲したという腰の周辺を探ってみると、大きなコリの様なものがありました

このコリが原因になっているのではと考え、このコリを徹底的に緩めてみました。

施術初日はこれで終了。

2.施術二回目

腰のコリはかなり小さくなって来たのですが、思ったよりも痺れが軽減していない。

なので改めて別の部分を探ってみると、股関節の深い部分にもコリがありました。

しかもそこを少し押すだけで脚の先まで痺れが走りました。

打撲したところとは全く違いますが、ここが原因となっている可能性があります。

かなり奥の方のコリなので、じっくり時間をかけて緩めてみました。

また、首を触ってみると明らかに右の首が緊張していました。

首と腰は深い所で繋がっているので緩める必要があります。

さらに、尾てい骨周辺にも大きなコリがあったので緩めてみると。。。

「足が軽い!」

3.施術三回目

前回と同様に首と股関節、尾てい骨周辺を施術した結果、長く立っていても歩いていても痺れは出なくなりました。

打撲からなった坐骨神経痛はこれで完治です。

【高橋先生の施術メモ】

痛みや痺れの直接の原因は、やはりコリだと思います。

転倒による打撲が原因で、他の症状を発症してしまうケースはよくあります。

転倒の瞬間に身体をこわばらせたり、萎縮させてしまうことにより、思わぬところに緊張が走り、コリができてしまうからです。

また受傷時でなくても、完治まで無意識に打撲で痛いところをかばい続け、変な姿勢や普段と違う体の使い方をして、他の場所に歪みやコリが出るケースもあると思います。

では、その原因となるコリがどこにできたのか。

それを見つける事が非常に重要であり、大変困難な時もあります。

しかし今までの経験上、原因は必ず身体のどこかにあります。

原因不明という事はまずありません。

なのでこれからも原因は必ずあると信じて施術に精進してまいります。

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