小指 | 技術的特異点前夜(シンギュラリティ) periscope
私はここに何か書く時
全力で書いてしまうところが有る

自分が楽しむ程度なら
もっと気楽に書けばいいのだけれど
なんだか書き終わった頃にはMPが減っている

たまには気楽に
自分の気持ちの良いように書いてみたいなと思った

何を書いたら気持ちがいいのか?

一番気持ち良くなるのは自慢話だろう
それを書いて、わぁすごい!
と思われるところを想像すると気持ちがいい

自然と顔がにやけてしまう
その時の顔は鏡で見るとドン引きだろう
さめてしまって一気に賢者モードに入る

なので
わぁすごい!と思われる事を書こう

かと言って特技らしい事が何一つ思い浮かばない
何かないかな、、

人より優れているところなんて無い
人の出来ない事、、、

有った
何人かは出来るかもしれないけれど
私は手の平と指をピンと反らしたまま
小指の第二関節だけを曲げる事ができる

いや、しかしこれではインパクトが無い
フーンと言われて終いな気がする

でも、ここで譲るわけにはいかない
なぜなら私にはコレしか無いのだから

コレをどうやってすごいと思わせるか
少ない武器でどうやって大群に勝つか
背水の陣をどうやって乗り切るか
私なら出来るはずだ

信じる
自分の可能性に賭ける

考えろ
脳の触手を伸ばせ
ストイックに追い込め

小指をスキャンする
筋肉、骨、、関節、、細胞
脳からの信号

観測しろ

あぁ、そうか
うん、分かった、、

これは大してすごい事じゃ無い
どうしよう
困る

かと言って今更話題を変えるのも困難だ
ヤバイ
終われない
こんな事書くんじゃなかった

この困難にどうやって立ち向かえばいいのか

しかも
私は想像してしまっている
どうやって終わるんだろう?
って思いながら読んでいる人を
妄想してしまっている

何それ、やだ、こわい
どうしよう

胃が痛くなりそうだ
頑張れ自分
あきらめるな
ここで頑張らないといつ頑張るのか

乗り切らないと人類が絶滅してしまう
そういう設定で頑張ってみよう

うん、無理だ
無かった事にしよう

おやすみ