そんな簡単にムキムキになるのか?というと、答えはNO!
ムキムキと言えるくらい筋肉をつけるためにはアスリートレベルのウェイトトレーニングをしないとつきません。
特に女性の場合は、男性よりもさらに筋肉をつけることが難しいです。
筋肉を成長させるためのホルモンであるテストステロンの分泌量が男性と比較して1/20程度しか出ないからです。
なので女性は筋トレしても、そう簡単にはムキムキになりません。
だからムキムキになっちゃうという心配は必要ないってわけです。
筋トレをするメリットは次回書きますが、今日は筋トレをしていないとどうなるかについて書きたいと思います。
筋トレをしない悪影響について
筋肉量は40代を境に急激に減っていきます。無理なダイエット(断食する、カロリーを極端に少なくする、決まった食材しか食べないなど)を繰り返すことでも簡単に筋肉は減ってしまいます。
筋肉量が減ると基礎代謝量が減ります。
基礎代謝が低いと、少ないカロリーしか摂っていなくても体重が減らずに逆に増えてしまうなんてことも・・・
そして、筋肉は血流の流れを促すポンプの役割も担っているので、筋肉量が少なくなるとポンプの押し出す力も減るため、 疲労物質が溜まりやすくなり、むくみや凝りなどを発生させてしまいます
女性がむくみやすい原因は、筋肉量が少ないからなんです
ということは、「私はむくみやすい体質なの」と思っている人でも、筋肉量を増やせばむくみにくくなります。
むくみは元々持っている体質ではなく、自分自身がそういう体にしてしまっていたんです。
それでは、筋肉量が少ないまま年齢を重ねていくと何が起きるのか?
筋肉が減っていると身体を支えることが難しくなり、普通に立っているだけでも辛くなってしまいます。
どうなるかというと、背中や腰の曲がった身体になってしまうというわけです
60歳を過ぎて腰が曲がり始めて歩行に苦労するのと、80歳でも腰が曲がらずアクティブに動けるのはどっちがいいですか?
筋トレって何をどのくらいやればいいの?
当ジムでも行っているウェイトトレーニング(スクワット、ベンチプレスなど)をオススメします。短期間で効果的に筋肉量を増やすのに適しています。
女性の場合
40~50kgのバーベルをかついで8~10回スクワットをする。
ベンチプレスで25~30kgを8~10回あげる。
デッドリフトで40~45kgを8~10回あげる。
筋トレをしたことがない方には、スクワットはなんとなく分かるけどベンチプレスとデッドリフトって何?っていう感じかと思います。
ウェイトトレーニングにはこういう指標があるということを知ってもらえたら嬉しいです。
女性の場合は、上記の筋トレが出来るくらいの筋肉量があると健康的に日常生活を送る上では充分な筋肉量だと言えると思います。
(もちろん個人差がありますので詳しい情報を知りたい方はパーソナルトレーナーにご相談ください)
ちなみに、フィギアスケートの浅田真央ちゃんがスクワット50kg、ベンチプレスにいたっては47kgをあげていると記事で紹介されていました。
あの細い体の真央ちゃんでも、筋トレを行っているんですね。
ということは、筋トレをするとムキムキになるというのは間違いだとよくわかると思います。
正しくは、そう簡単にムキムキになるほどの筋肉はつかないってことですね。
真央ちゃんの話題を出しましたが、私の場合はスクワットで50~55kgを10回5セット行っています。
筋トレのすすめをまとめると・・・
筋肉をある程度付けておけば、代謝が上がって太りにくい体を維持できます。筋トレによって作り上げられるカッコよくてセクシーなプロポーションと太りにくい身体は、健康的であり、よりファッションも楽しめて、良いことばかりです。
体は歳を重ねるごとに老朽化していくので、何もしないでキレイな体を作ったり維持しようとするのは難しいことです。
多くの俳優さん、女優さん、モデルさんたちだって、筋トレを行って美ボディをキープしているんです。
筋トレは最高のアンチエイジング
皆さんも、若々しく、太りにくい体作りをしませんか?
ブログネタ:生まれ変わるならスタイルがいい、頭がいい、どっちがいい? 参加中
頭がいいほうかな。
だって、スタイルはトレーニングで作れちゃうから
頭も良くて、スタイルが良い、両方兼ね揃えたほうがいいもんね