読み聞かせの日 2-1,2-2

今朝も寒い朝。
小学生が居ない我が家では
小学校の様子が
入ってこないので知らなかったけれど
インフルエンザで
欠席が多くなっているそうで
読み聞かせる保護者にも
影響を及ぼしていました。

今週は代理枠で待機の予定でしたが
読み聞かせをお願いしたいですとの
連絡が入りました。
しかも、合同です。
人数が多いと絵本が見えない子どもが
いたりするので
小さい本や細かい絵の絵本は避けることに
しています。


学校に着くとほとんどの子どもが
マスク着用の異様な風景でしたが
皆、元気そうです。
合同だからなのか
はじめに担任の先生も顔を出して下さり
いつもより少し早く子ども達の準備が
整ってしまいました。
しかも、
すごくお行儀よくこちらを待っているので、
早めにスタートです。

まずは
1「しりとり りりぃ」
   フジイ フランソワ さく・え 偕成社

くろねこりりぃはおしりをとられた
とりにたのまれて、おしりさがしの
たびにでます。
おばけだらけのトンネルや
くじらやらっこ、こもりこうもり。
さて、さて
おしりはどこへいったやら

最初から最後までしりとりで
続いているので
読み間違いは許されない1冊。
あとは、リズムに乗れれば
子どももにこにこ聞いてくれます音符

 

ポップな挿絵とポスターみたいに描いた言葉で
後ろの方の子どもたちも
字を読みながら
楽しめたのでは?
と、絵本の世界へ誘い込んだところで‥

今日のメインは雪の日のこのお話!

2「えぞももんがのよる」
  手島圭三郎 作・絵 ㈱リブリオ出版
〜極寒に生きる生きものたち全6巻〜


日本版画協会会員の手島さんならではの
全ページが力強い版画で
北の地で
えぞももんがの子どもたちが冬を生き抜く
様子が描かれています。
冬は図工で版画に触れる機会も多くて
そういう意味でも
冬らしい1冊です。

 

物語というより科学絵本のような絵本ですが
2年生なのでこういう少し難しいものでも
真剣に聞いてくれました。
自分ではこれを手にしない子どもにも
こういう絵本を知る機会になるといいな〜

と、予定の2冊を読み終わった後。まだ、少し時間があり
両担任の先生も「もう1冊どうぞ」
というお話でしたので
おまけでもう1冊。


3「そしたら そしたら」
 谷川俊太郎 ぶん 柚木紗弥郎 え
       福音館書店


はじめの扉絵に
サイコロの展開図があり
「これはなんでしょう?」の問に
「サイコロ〜!」と、
元気の良い答えを頂いたところで
はじまり、はじまり
どこからか青いビー玉が転がって
池におちた。

そしたらそしたら‥

といろいろな動物などが
面白いリアクションと掛け声をかけています。
こんな
脈絡のない展開にも
すごくノリノリで
「それからそれから」
と一緒に声を出してくれる子供達。
反応いいですあひゃっ

そしたらそしたら
どうなった?


で読み終わったあと。
その後ろの見開き頁には
なんとなんと
今までのページが全部
じつは双六だった!という展開。

 

 

「お正月でこんな遊びもしたのかな?」
と最後に声をかけたら
皆が
ニッコリ

お正月の楽しい遊びの話をしたくて
仕方ない子どももいたりして
めいめいにお友達と談笑してくれていました。


2017年初めての読み聞かせも
とても
楽しそうな子ども達の
笑顔を見る事ができて
元気をもらえました。

学校内に
学級閉鎖が3クラスもあるそうで

ちょっと大変そうな小学校でした。

 

 

実は中学も流行ってるよ~

って背後からモトの声(エッはむ だうんそーなの?)


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