こんばんは
ファッションアドバイザー歴２９年目！
MICCO（大川美貴子）です(^_－)－☆
今日もご覧いただきまして、ありがとうございます(*^_^*)
目の付け所が、現在の現場の状況に
あってると思ったのを見つけたので
ご紹介させていただきます。
大手セレクトショップである
ユナイテッドアローズが毎年
実施されてるロールプレイング大会のお話です。
ちなみに
「ロールプレイング」とは
販売員役とお客様役を設定しロール（役割）
をプレイ（演じる）ことです。
つまるところ、実際の接客販売を想定して
販売員がお客様にどのように接客やアプローチを
かけていけばいいのかを演じることです。
私がいた職場でもやっていましたし
商業施設の朝礼の時間などでも
よくされているのを見かけます。
ロールプレイングすることによって
お客様が何を欲しいと思ってらっしゃるのか
を会話の中からニーズを引き出す
練習をしていました。
（やるのはあんまり好きではありませんでしたが（≧∇≦））
そのように今までの「ロールプレイング」は
「お客様が買われること」を前提にして
やっていました。
こちらのセレクトショップの
今年のロールプレイング大会での設定が
「お客様が来店するが買わずに店を出る」
ということ
今までとは逆転の発想ですし
長いこと私も販売の仕事をしてきましたが
「買われないお客様」への
ロールプレイングはやったことが
ありませんでした。
でも、現在の販売の現場では日々ありがちな
シチュエーションです。
こちらの会社の社長の狙いは
「来店したお客様が実際に商品を買うより、
買わないことの方が圧倒的に多い。
その状況でどうやって印象に残る
接客ができるのかみたかった」とのこと
確かに、店頭に来られるお客様は
何か買おうと目的がある方も
もちろんいらっしゃいますが
「今シーズンどんなのが出てるのかな？」
って見ていたり
買いたいアイテムの下見をしていたり
時間潰しに見ていたり
はたまた、WEBサイトでみた商品を
実際に店舗に行って素材感やサイズ感を
確かめに見にいらっしゃる方もいたりして
お店には行ってみたけど
結果として何も買わずにお店を後に
するお客様も圧倒的に多いかと思います。
（私も買わずに同行ショッピングの下見で
見に行くことも多いのでわかります。）
何も買わずに帰られるお客様に
どのような印象を持っていただけたら
また次にこのお店に行ってみようと
思っていただけるのか？
次回またあの販売員さんに接客してもらおうと
思っていただけるか？を追求するのは
今の時代にあったリアルな「ロールプレイング」
だと思いました。
お買い上げいただくことに重点を
おくことも大切ですが、今の時代
選ぶ楽しさや着る楽しさなどを
お客様にお伝えすることや
そういう時間を楽しく過ごすことを
お客様と共有することも
次につながるのではないかと思います。
お客様に好印象を与えることに
重点をおくと
ロールプレイング大会では
スタッフたちも例年よりお客様の好みやニーズを
会話や服装、態度から丁寧につかもうとして
いるように見えたそうです。
販売の現場でいつものロールプレイングを
やっているお店もマンネリな感じがしてきたら
こんな風に発想や着眼点を変えて
やってみるのも新鮮で新たな発見が
あるかもしれませんね。
いつもご覧いただきまして
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