●「ダメだ、どうしても、どうやっても、ポジティブになんかなれない…」 | クリスタル昭和Voice【べてぃ】レインボーな歌日記

クリスタル昭和Voice【べてぃ】レインボーな歌日記

昭和歌謡を中心に、洋楽&邦楽の懐かしのメロディーをジャンルを超えて歌いこなす大阪のライブ歌手‘クリスタル昭和Voice‘【べてぃ】のレインボーな歌日記です

そう思っても。
 
 
 
がんばっても、
がんばっても、
がんばっても、
 
 
 
気持ちを
立て直そうとしても、
立て直そうとしても、
立て直そうとしても、
 
 
 
 
どんなに、
どんなに、
どんなに自分に
「ほら、私(俺)!しっかりして!」と自分を叱咤激励し、
奮い起こさせようとしても。
 
 
 
 
それでも、
それでも、
それでも。
 
 
 
 
前を、向けない。
 
 
 
 
そんなとき。
 
 
 
いいえ、
 
 
 
そんなときでも。
 
 
 
 
あなたは「大丈夫」なんです。
 
 
 
 
あなたは、「大丈夫」でしか、ないのです。
 
 
 
 
 
6年前、
顔にかかった小さなガーゼを
自分の手で払いのけることすらできなかった
無力な小さな赤ん坊は、
 
 
 
 
 
ただ毎日毎日、
お友達と
飲んで、
食べて、
遊んで、
オムツを替えて(トイレに行って)
眠った、
 
 
 
 
それだけで、
 
 
 
 
 
知らないうちに
ドラえもんとのび太と仲間たちの
悲しい別れの場面(シーン)に
一緒に涙して悲しむことのできる子どもに育っていました。
 
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「くまピーちゃん」と一緒に。

 

 

 

 

 

ミルクから移行した

うすいうすい重湯でさえも

「こんなの飲めない、いらない」と

何度も何度も戻しては

大泣きしていた赤ん坊は、

 

 

 

 

 

ただ6年経っただけで、

一人前のお寿司に

イチゴのかき氷まで

笑顔でペロリと平らげる子どもに育っていました。

 

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風邪をひいたり、
生まれて初めてのお薬を飲んだり、
高い熱に何日もうなされたり、
痛い痛い注射に泣き叫んでいた
小さな小さな赤ん坊は、
 
 
 
 
たった6年経つうちに、
誰も教えていないのに、
カメラを向けると
水着で「モデル立ち」をしてみせる子どもに育っていました。(笑)
 

 

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今が何時なのか、
今が朝か、夜かも知らず、
寝返りさえも打てなくて、
日がな一日、
自分の手のひらや天井を見つめては
エンエンと泣くことしかできなかった
小さな赤ん坊は、
 
 
 
 
 
たった6年経つうちに、
文字を読んで
お勉強道具を自分で揃えて
服を着替え、
自分の足で学びに行ける子どもに育っていました。
 

 

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そんな一人の人の育ちを間近で見ていて、わかることがあるのです。
 
 
 
 
人には、
 
 
 
 
人類には、
 
 
 
 
「退化」っていうものは、ないんだと。
 
 
 
 
 
一度、この世に生まれたが最後、
 
 
 
 
 
一旦、オギャーと声を上げて
この世にやってきたが最後、
 
 
 
 
 
私たちは、ひたすら
 
 
 
 
昨日より、
先週より、
去年より、
三年前より、
三十年前より、
 
 
 
ただひらすら
 
 
 
「よりよくなることしかない道」 の上を、
 
 
 
 
運ばれていくのだと。
 
 
 
 
スマホを触りながら
地下鉄で会社に通う現代人が、
 
 
 
 
どんなに戻りたいと願っても、
どんなに過去を懐かしんでも、
 
 
 
もう二度とは
石槌を振り上げ
マンモスやイノシシを追いかける原始人に
戻ることは、できないように。
 
 
 
 
昔を懐かしむ老人が、
 
 
 
 
もう二度とは
後先考えずにはしゃぎまわる
無邪気で無垢な子どもには
戻れないように。
 
 
 
 
 
私たち人間には
 
 
「進化」
 
 
という、たったひとつの道しか、ない。
 
 
 
 
生まれたが最後、
この世の誰一人として例外なく、
 
 
 
「進化」
 
 
 
の方へ向かって、
知らず知らずのうちに、今、この瞬間も
運ばれているのだと。
 
 
 
 
 
たとえ、その道の途中から、
体はだんだんに老いていったとしても。
 

 

 

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私たちの魂には、
「そのことが起こる前よりも、よりよくなる」道のりしかない。
 
 
 
 
魂は、上りつづける。
 
 
 
 
どんなに一見、
私たちの心が壊れそうに辛いことに出会っても。
投げ出したいぐらい、どうしようもない悲劇に見舞われても。
 
 
 
 
どんなに胸が張り裂けそうな気持ちで
うなだれ、打ちひしがれていても。
 
 
 
自分はダメだと、
こんな自分は大嫌いだと、泣き叫んだまんまでも。
 
 
 
生きていく気力すらなくして、
膝を抱え、しゃがみこんでしまっていたとしても。
 
 
 
 
そんな瞬間ですらも、
私たちは
「上りしかないエスカレータ」に運ばれているのです。
 
 
 
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同じ乗っているなら、
 
 
 
 
こんな顔をして、(↓)
自分が上っていく先を明るく見上げ、
 
 
 
笑って、
両手を上げて乗っていられたら、
そんな素敵なことはない。

 

 

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でも 「大丈夫」 なのです。

 

 

 

 

どんな顔をして乗っていても、

私たちは、運ばれているのだから。

 

 

 

 

今、この瞬間も。

 

 

 

 

魂には

「前よりもよくなる道」しかない。

 

 

 

 

 

魂には

「上昇」 しかない。

 

 

 

 

人の魂には

「成長」しか、

「純化」しか、

「深化」しか、ない。

 

 

 

 

たしかにあなたは自分を責め、

自分を見舞う不運を呪い、

嘆き悲しんだかもしれない。

 

 

 

 

 

でも、そのぶんあなたは

同じ不運に嘆き悲しむ人の肩を

無言でそっと抱いてあげられる人に

いつのまにか、なっているのです。

 

 

 

 

時が経つうちに。

 

 

 

 

それが 「上昇」 ということ。

 

 

 

 

小さなことでお友達とケンカばっかりしていた幼い子どもが、

いつのまにか

ドラえもんを見て、一緒に泣けるようになっているように。

 

 

 

 

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だから、あなたは、大丈夫。

 

 

 

 

今日、泣いていたって、大丈夫。

 

 

 

傷つき、

 

 

怒り、

 

 

悔しがり、

 

 

思うようにならない心と体をうらみ、

 

 

もだえ、焦り、のたうち回っていても、大丈夫。

 

 

 

 

 

あなたは、今日もちゃんと 「運ばれている」 から。

 

 

 

 

 

「上」 へと。

 

 

 

 

あなたの

「よりよきところ」 へと。

 

 

 

 

 

あなたはもうあそこ(Down)へ

「戻る」ことはないから。

 

 

 

 

 

あなたは心のどこか深い深いところで、

その事実さえ、知っていれば、

それでいいから。

 

 

 

 

どこか心のほんの片隅で

それを信じていれば、それでいいから。

 

 

 

 

それさえ知って、

安心して、涙を流していればいいから。

 

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昨日、私は尋ねられた。

 

 

 

 

「かりにこの世が、

 

大きな大きな、夢のショッピングモールなのだとしたら。

 

あなたがどんなに後ろを向いていようが、

 

いつかは上の階へ運ばれていくと知っているのなら。

 

あなたは、何階の、何売り場へ行って、何をしたい?

 

そこにしかない、何を手に入れたい?」

 

 

 

 

 

 

あなたは、どうだろう?

 

 

 

 

 

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