「小さな悪の重さを知る」
小さな悪=不正の積み重ねはバカにならない。
「小さな悪」はやめにくく、「ちょっとぐらいなら大丈夫」という感覚が
どんどん麻痺していく。やがて大きな悪に育っていく。
何年もそうしてきたがバレなかったという思い上がりは恐ろしい。
ここ数年は、領収書の偽造、不正使用等が明るみになってきた。
不正が明るみに出て、公の面前で誤っている姿をよく見る。
これまで親として、社会人として、常識人として生きて来た人間の仮面は、
自我が執着した醜い姿を晒している。
これから増々、個人も企業人も、隠してきた悪=不正が暴き出されていく
時代に入っている。
隠されているものが明るい陽の元に炙り出される。
積り積もった小さな悪は、やがて大きな悪として災いがもたらされる。
心の苦しみが浮彫りにされていく。
悪をあの世に持ち越さないためには、この世限りの修正がききますから、
どう償いをすればいいかは、自身の心が知っています。
だから、常に正しい考え方、正しい行い、正しい努力が大切で、
身の丈に合った生活が大切です。