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2015年4月1日水曜日

シェーナウの想い

今日はエイプリルフール。でもブログはまじよ。w

最近、雑誌では太陽光バブルの終焉など刺激的?!なキャッチが飛び込んで来てるのでちょっと先に同じ状況を経験したドイツの事例で感動的な話があったのでそれをネタに考えてみた。

2015年度の固定価格買取価格(FIT)



42円、36円時代の太陽光の設備認定を合計するともう既に国が目標として定めた2030年:20%を超える状況になってるんだって。
そんな中で、太陽光だけ増えすぎ!太陽光の普及のための国民負担が1兆円超!など太陽光に逆風を吹かせてる何かの力があるように感じるけど。。。。。。

さて、日本としてどうしていくのか?という参考になる国が「ドイツ」そんなドイツの勉強をしていたら「シェーナウってとっても小さな街の物語に出会えた。

ドイツと日本共通する背景としてもとってもにてるんだよね。
原発事故   チェルノブイリ 1986年  福島 2011年  
電力自由化  ドイツ     1989年  日本 2016年

チェルノブイリ以降、脱原発をシェーナウ市民が行動し約10年既存の大電力会社から送電網を買い取り、シューナウ電力会社を立ち上げ、当初2500人の小さな街の地域電力会社が今ではドイツ全土に15万程のお客さんを抱えるほどになってる。

素晴らしい話に聞こえるんだけど、シェーナウ電力(EWS)は立ち上がるまでに10年。政治、法律、既存の電力会社などの反対や、シェーナウの反対意見の人たちとの対話をずっと続けたんだそう。
反対賛成で町が二分するような事をなんども経験してそれでも目的に向かっていくなんて、それも仕事ではなくボランティアで。

EWSを立ち上げた市民の皆さんは、昼間は自分の仕事を持ち、夜集まって電力を勉強し事業計画を創り、銀行から数億というお金を融資してもらったり、日本語で言うと「草の根」活動から生まれた再生可能エネルギー専門の電力会社。

この話を見て、聴いて感心し考えさせられた事は3つ。

一つ、
脱原発に対して単に反対の声を上げるのではなく、それに対して未来のエネルギーをどうしたいのかという具体的な活動を行っている事に強く賛同。

二つ、
EWSは原発や化石エネルギーなき未来をシェーナウだけでなく世界中に届けたいという理念のもと、例えば自社のエネルギーを原発に関連する企業には売らないなど経済合理性だけで活動していない企業の姿勢への共感。

三つ、
EWSが設立されるまで、創業メンバーが中心となって市民一人一人がエネルギーについて議論し、語り合い、家族内でも対立しながらも民主的な手段によって、合意形成をはかって行った愚直なプロセスを踏んだ事。

その生活者がエネルギーについて議論する事が最も大切であり、法律や、政治、社会をも変えて行く最も強い原動力だってことを再認識。

個人として未来のエネルギー社会のありかた、生活の仕方に対する行動や、活動でどう携わっていこうかと脳みそが動き出してきた感じ。

<参考図書他>
脱原発から、その先へ(ドイツの市民エネルギー革命)
シェーナウの想い
(僕の家の近くだと、スポーツショップのパタゴニアでDVDを借りれたよ) 

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