こんにちは、ワインインストラクター&フレンチタパス研究家の
ヤマカワミワです。
9月に実施した世界をワインで巡る旅の第一弾:
「フランス・ロワール地方のワインをロワールフードを楽しむ会」
は個人的にもやってみたかった会です。
世界各国のワインとその地方の料理のマリアージュ。
最初はできる限り、忠実にやってみたく、こだわってコスト度外視(いつもそうですが。。)でやりました。
さてさて、最初の出し物ですが、
横浜野菜19代勘右衛門さんのかぼちゃとサツマイモを使って冷製スープ。
こちらは、松坂牛コースの前菜の写真ですが、こちらの右上の写真と同じ
ものです。(今回、写真を撮らなかったので)
こちらと合わせたのが、ロワールのトゥーレーヌ(Touraine)地方ヴーヴレイ(Vouvray)のシュナンブランのヴァン・ムスー。(ヴァン・ムスーとは発泡性ワインのこと)これが、また美味しいんです。値段もフランス産にしてはお手ごろ。
(一番左)
そして、次は、こちらの山羊チーズの塩味パイ(Feuillete au Chèvre)。
山羊のチーズ(シェーブルチーズ)はロワール地方の代表的なチーズ。
パイ生地の中にゆっくり甘くバターで炒めた玉ねぎとシェーブルチーズ、そして
クルミとハチミツを少量乗せたさっくり、しっとりの一品。
こちらもこのシュナン・ブランの泡とピッタリでした!
次に合わせたのが、ナント地方の造り手、マルク・ペノーさんのミュスカデ。
こちらが、マルク・ペノー氏。約7年前にこちらのワイナリーに訪れました。
自然派の造り手さんでかなりこだわっていらっしゃいます。
ミュスカデ。
こちらが、当時の同じミュスカデのワイン。(上記ワインの写真の左から2番目)
こちらと合わせたのが、ロワール・ナント地方の名物。
ジャガイモとホタテのナント風(Saint-Jacques à la nantaise)
こちらもじっくり炒めた玉ねぎとホタテ貝、ニンニク、ミュスカデワインにホワイトソースを加えてオーブンで焼くというもの。
ホタテの紐を香ばしく炒めたので、ミュスカデともいい感じ
そして、メインは、
こちらの塩漬け豚とレンズ豆の煮込み(Petit Salé aux lentilles)
こちらも今ではフランス各地で食されますが、元々はこちらロワールの中央高地の
名物料理。
こちらとカベルネ・フランのシノンを合わせました。
塩豚の塩加減と青っぽい味わいがピッタリです。
ダークチェリーのクラフティ(Clafoutis)。
こちらとロワール川の終点エリアのピュイ・フュメと合わせて。
ちょうど、燻製香とちょい甘めがいい感じのマリアージュでした。
ということで、エリアごとのワインとその地方のお料理を合わせる会は
大成功!でした。
次はどのエリアで実施しましょうか?
不定期で実施します。是非Web Siteもチェックしてみてくださいね。
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今日も素敵な1日をお過ごしください。
Have a nice day!