原題:UN LONG DIMANCHE DE FIANCAILLES/A VERY LONG ENGAGEMENT
製作:2004年 フランス
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
原作:セバスチャン・ジャプリゾ
脚本:ジャン=ピエール・ジュネ、ギョーム・ローラン
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
出演:オドレイ・トトゥ、ギャスパー・ウリエル、ドミニク・ピノン
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軍法会議で死刑を宣告された5人の兵士は、敵との
中間地帯に放り出される。その兵士の1人にマチルダ
が愛する恋人・マネクが含まれていた。

5人の兵士は死んだとされているが、マチルダは
マネクの消息を追う。
(シネマトゥデイより)
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婚約者が戦場で死んだ、と聞かされながら
彼を知る人物に会い、真相を突き止めてゆく
女性の話。

どこかで大和和紀原作『はいからさんが通る』に
似てるというのを見た記憶がありましたが、
確かに重なる部分がありますね~

でも大きく異なる?のは、マチルダが
婚約者マネクを一途に思い、愛していたこと。

このマチルダを演じたオドレイ・トトゥは
大ヒット作『アメリ』に続いて
ジャン=ピエール・ジュネと組んだわけですが

『アメリ』の主演にはもともと
エミリー・ワトソンが想定されていたんですよね。

しかしワトソンが妊娠したことや
フランス語の壁(ワトソンはイギリス人)が
あったため降板したことが

結果的に『アメリ』でも本作でも
オドレイ・トトゥのキャラがハマったとも感じます。

特に、○○する前に○○だったら、
彼は生きている、と願掛けするシーンは

トトゥだからこそ重すぎず、それでいて
何かに縋りつきたい、マチルダという人物を
よく描けていたと思います。

ちなみに…5人の兵士が
それぞれどういう人物だったか、を頭に入れて
観なくちゃいけないんですが
うーん、マネク以外は途中までごっちゃ(笑

あ、バストーシュはすぐわかりました。
ジョアキム・デ・アルメイダにそっくりなんですよね。

そして久しぶり観て驚いたのが
マリオン・コティヤールやジョディ・フォスターが
何気に重要な役だったこと!

映画は10年くらい間隔を空けてみると
新しい発見があるもので
ジョディなんてフランス語を駆使してますからね~

では、次はまた10年後に観ようっと(笑


ロング・エンゲージメント