家具のオーダーメイド

 家具のオーダーメイドが出来る販売店は少ないと思います。しかし、自分が愛着を持っている脚の形や座り心地の良い高さや、その目的にあったサイズ感のインテリアが欲しいというのは当然のことだと思います。唯一、人間に平等に与えられた時の流れを過ごすのなら、居心地良く過ごしたいですよね。良いインテリアを購入するために貯金をする事は、美味しいものを食べるためにいつもより少し長く残業するのと似ていると思います。

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心地よい時を過ごすのなら、やはりオーダーメイドですよね。でも家具のオーダーメイドは簡単なようで難しいのです。もちろんオーダーメイドを専門しているメーカーは、ある程度の要望は聞いてくれますが、あれもこれもとなると強度的に不可能になったり、材料が集められなかったりということが起こり得ます。国内の家具の製作は、分業制が多いため一つの要望に答えるのに非常に時間と手間が掛かります。また、北欧インテリアや北欧家具にしましても、さすがに一台一台作る事は殆どなく、部品等も共用で使っていたり、塗装も複数台同時になされていたりと、インテリアのコストダウンのために頑張っているのが国内の事情です。国産品以外ではオーダーメイド出来ないことも多いです。大きなメーカーさんになると海外製でも多少の無理は利くことがあります。

 大体の店舗やネットショップで受けてくれるのは脚のカットになります。カットは注文の時点で存在する脚を切ってから、再度、塗装して乾燥する作業ですので、余程、面倒なことを言わない限りは、商品により何処でも受けてくれると思います。色々な理由があり、他のものなら可能であるがこれは不可能というものも存在しています。出来ない理由が納得行く説明であれば、ショップとしては良いショップだと思います。家具の需要が一番高いのは通常3月頃になります。

 その時期を外すことで、既製品でも軽くオーダーメイド出来ると思います。ショップもお客さんの良い提案を受けて、オーダーメイド品をプロパー(一般に流通する商品)商品にするなんて事もあります。もし本当にオーダーメイドを考えられていたりする時は、自分の家に本当に必要な家具のサイズ、デザインや素材、そして見積りなしでは話しを進めないように気をつけてくださいね。もちろん、+αの金額を途中で相談等がありプラスを提示されることは稀にありますが、見積り金額の1.1倍以内に収まる事が殆どだと思います。
最後に一番ケチって欲しくない箇所は蝶番(ちょうつがい)やツマミなどの細かい部分でありながらも大きな役割をしている部分です。毎日稼動しますので、そこは一番よいものにしてみましょう。(家具により選べない場合もあります)




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