境界性人格障害と退職

境界性人格障害と退職

境界性人格障害と退職

仕事を失うことは、どんな人にとっても辛いものです。

 

自分が起こしたトラブルによって、退職せざるおえなくなった場合は、一層落ち込んでしまいます。

 

「境界性人格障害」の症状が原因で、自分の意志によって退職を決めたならば、どう対処すればいいでしょうか。

 

「退職理由」はどうなるの?

自分から「自己都合」による退職を決めたならば、「境界性人格障害」の症状を表に出す必要もないでしょう。

 

退職届には病名や本来の理由を書く必要はありませんが、上司に退職する旨話する時は、理由が必要になります。

 

その時は、病名は言わずに精神的な体調不調が続いているので、治療に専念したいなどの理由で良いでしょう。

 

これに対して、会社を退職したくなかったけど、会社でトラブルを起こして損害を与えたり、反社会的行為や誹謗中傷など起こして、混乱させた場合は「解雇」となってしまいます。

 

「解雇」に円満退社はありません。

 

本来もらえる退職金ももらえなくなることを考えましょう。

 

「自己都合」による円満退社

小さな人間関係のトラブルや失敗は繰り返しても、大事になっていなければ厳重注意で済むことが多いでしょうが、症状の回復が見られずに会社に行くことが辛くなってきたら、休職か退職するかで悩むようになります。

 

その時は、正直な気持ちを上司や信頼できる人に相談してみると良いでしょう。

 

今の仕事が嫌で無く、出来れば続けたいのであれば休職して自分の体調と相談します。

 

休職明けの復職するときに働く意志がなくなっていたら、そのまま治療専念として退職する道があります。

 

それでも、仕事も続けたいときは会社と相談して求職を延長することも可能です。

 

休職せずに、有給休暇の残日数を使い切ったら退職する方法を取ることも出来ます。

 

退職する会社なのですから、自分の精神的な病状を細々話すことは止めましょう。

 

退社後に、しばらくしたら再就職を考えるでしょう。

 

先の会社で細かな病名や症状を話しすると、次の会社とどのようにつながっているかわかりません。

 

要らぬ心配や不安材料は無くすに限ります。

 

「精神的疲労の治療に専念します」この理由で、円満退社出来ます。

 

退職する時、お世話になった人達への感謝は忘れないようにしましょう。

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