政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 アメリカの安全保障戦略の根幹は、世界各国との同盟関係です。 忍者ブログ
27 . April
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

15 . May
さて。前回はアメリカ政府。トランプ大統領が主張する経済戦略について。
二国間における交渉とFTA締結についての話でしたね。

うん。まあ、無駄に何度も書いたように私の手に余る話です。
改めて自分に経済の才能が無い事を実感する次第で御座います。ナハハハ^^;


とまあ、さすがにね。私のグチはここまでにすると致しまして・・・。

前回にも書きましたように現在のアメリカ政府。トランプ大統領の主張。
日米両国間における経済交渉と言うのは、なかなかにムチャな主張です^^;
先のTPPでの交渉がギリギリの合意だったと言うのに。
それ以上に譲歩。配慮しろ。となってしまえば。
不当なまでにアメリカの経済的な優位を認めろ。と主張するに等しい。
これでは公正公平な自由主義経済では無くなってしまいます。

そして、それをアジア最大の親米国家である日本を相手に要求しているんです。
これと同じ事を世界規模でアメリカが実行したとなれば。
世界中でアメリカは批判される事になりかねません。・・・正気の沙汰じゃない。
この点一つを見ても絶対にやめるべきだと私は強く主張する次第です。


それで、です。

私個人の意見ではありますが、この点について。
おそらくアメリカ政府。トランプ大統領自身も承知の上だと思うんです。
いやまあ、正確に理解していなかったとしてもね^^;
何となくヤバイ。と言う事はトランプさん自身も感じているはずです。
であればこそ、アメリカ側の対応は極めて慎重なのであり。
そんな状態のアメリカを説得出来るかどうか。
それも正論以外の手段。この場合は経済以外の手段で説得出来るかどうか。
それが問題になってくるわけです。

・・・いやいや、私も私で我ながらムチャな事を書いていますよねぇ^^;



と言うわけで、本日の話題はアメリカを説得するにはどうするべきか。
その点に関して話を進めたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に書いておかなければならない事があります。
私個人のルールと致しまして、他国に対する内政干渉は厳禁です。
なので、日本と無関係な場合で他国の政治に言及する事。
特に安全保障に関する言及は控える。・・・と言うのが基本方針なんですけど。
今回に限って言えば、完全にアメリカの安全保障戦略に言及する以外には無く。
完全に内政不干渉の原理原則に反する事になります。

・・・これは私としても非常に不本意なのですけれど。
しかし、現在のアメリカの経済戦略を見る限り。
安全保障戦略を無視して動いている事は疑いようがありません。
よって。
現在のアメリカが展開しようとしている経済戦略は暴走しかけた状態であり。
ほぼ確実に失敗する事は明白だろう。と思います。

そして、それは私達日本の不利益のみならず。世界全体の不利益です。
アメリカが傾けば世界が傾いてしまうからです。
ですので、安全保障の立場としても、今以上に世界秩序が混乱する事。
世界平和が破壊される事は断固として阻止する所存で御座います。
ここはアメリカの安全保障にまで言及する以外にはありません。
・・・アメリカの方々。どうか御容赦下さいませ。


でね^^;

アメリカの安全保障戦略を考えた場合。それは通常の国家とは異なるものです。
うん。当然ですね。
何しろアメリカは世界で唯一の超大国なわけですからねぇ^^
なので、必然的に世界の超大国としての安全保障戦略を構築する以外には無く。
同時に超大国としての大きな責任を背負う必要があるわけです。

それでは、超大国の安全保障戦略とは何ぞや?・・・と言いますとね。
あらゆる国家戦略が世界戦略でなければならない。と言う事です。
通常の国家のように、自国のみを考えて国家戦略を構築する事は出来ないんです。
そうするだけの責任があるのが、アメリカ合衆国なんです。
・・・もしもアメリカが、そんな大きな責任など背負いたくない。と言うのであればね。
超大国と言う地位も放棄するのが道理になるだろう。と私は思います。

あの、ですねぇ。
私達日本ですら、日本のみならずアジア全域を常に見ているんです
なぜならば、私達日本がアジアの先進国であり、アジア最強国家だからです。
・・・少なくとも、そのように考えて私は日本の安全保障を主張しております。

だから、アメリカもまた世界全体を常に見る必要があると思うんです。
なぜならば、アメリカは世界の超大国であり、世界最強の国家だからです。
・・・そうだと言うのに、アメリカ一国の事だけを考えているようでは。
遠からずアメリカは世界の超大国と言う地位を失ってしまうでしょう。


さて。それで、です。

アメリカの安全保障戦略。世界の超大国としての世界戦略を考えた場合。
その場合での経済戦略とは何か?と言えば。
ズバリ国際ルールが順守される環境を構築。維持する事です。

既に書いたように、自由主義経済の根幹とするべきは公正公平である事です。
いかなる人間にも平等にチャンスが与えられて、その上で各自が努力を重ね。
それによって利益を獲得出来る環境こそが、自由主義経済なのです。

・・・力の強い者が無条件で優位である状況を自由主義経済とは言いません。
特にアメリカは世界の超大国にして、世界最強の国家です。
そんな国家が本気でゴリ押しなんてしたら、あらゆる理不尽が通る事になります。

それゆえに、今現在にアメリカが考えている経済戦略と言うのは。
自由主義経済とは正反対のものなのであり。
そのため国際ルールを否定し、公正公平の状況を自ら破壊する行為そのものであり。
アメリカ合衆国と言う一つの国家のために、世界秩序の全てを犠牲にするものです。
それは、世界の超大国と言う地位を自ら放棄する事だろう。と私は考えています。


そもそも世界の超大国たるアメリカの安全保障戦略。世界戦略の根幹とは。
世界各地の親米国家との同盟関係にあります。
重ねて申し上げます。
アメリカに通常の国家のような安全保障戦略は存在しないんです。
私達日本が自国のみならず。アジア全域についての安全保障を考慮し。
その結果として日米同盟を中核とした安全保障戦略を構築している事と同じように。
アメリカもまた、世界の超大国として世界規模の安全保障戦略を構築するのならば。
世界各地の同盟諸国との同盟関係を中核とした安全保障戦略を構築するべきです。
うん。そうですね。
それ以外に世界の超大国としての安全保障戦略など存在しません。
これは非常に重要な事です。


ともかく。
これにより軍事及び経済を問わず。
アメリカが世界の超大国と言う特別な地位を確立させる根源でもあります。
逆に言えば、これらが消滅してしまった瞬間に。
アメリカは世界の超大国から普通の大国に転落してしまう・・・わけなんです^^;

であればこそ、これをアメリカは第一の大前提。
すなわち安全保障戦略として国家戦略を構築する必要性があるわけです。
これはアメリカの政治家であれば、誰もが理解するべき最も基本的な事であって。
もし万が一にも。
この点を理解していないアメリカの政治家がいるとするのならば。
それは政治家として失格である。と表現する以外には無いでしょう。


これを前提として話を本題に戻しますと。
既に述べたように、アメリカの安全保障戦略が世界各国との同盟関係にあるとすれば。
公正で公平な経済状態を構築する事こそ同盟関係。協力関係を構築する上で。
一番基本となるはずの事でしょう。
そうです。
まさしくアメリカの正義である『自由と平等』です^^
アメリカが同盟諸国と対等で、平等で、それゆえに自由な環境を構築し。
それらを権利として享受する事が出来る世界秩序を構築する事こそ。
それこそがアメリカが本来に目指すべき経済戦略の基本方針であるべきです。

これにより世界各国が自ら望んでアメリカとの同盟関係。協力関係を構築しようとする事。
アメリカと協力する事によって、自分達もまた一つの独立した主権国家として。
国際社会における対等の一員としてアメリカの世界秩序に参加しようとする事。
それこそがアメリカ合衆国にとって最大の国益となる環境であり。
アメリカにとって最も好ましい世界秩序。世界平和である・・・はずです。

うん。私はアメリカ人じゃないし、学も才も無いチンピラ風情ではありますが^^;
それでもね。
私がアメリカ人の立場で、アメリカの安全保障戦略を考えたのであれば。
このような結論になるのが妥当なのでは無いかなぁ。と考えている次第です^^



それで、もう少し話を付け加えるのならば。
苦手ではあるんですけど。少しばかりアメリカ経済について。
私なりの意見を書いておきますとねぇ・・・。
もう十分過ぎるほどにアメリカ経済と言うのは好調な状態ではありませんか?^^;
トランプさんが実行した大型減税は見事でした。
これにより生産拠点を海外に探す必要は無くなりましたし、
その分だけ確実にアメリカ国内の雇用は拡大したはずです。
また、減税をした分だけ賃金を上げろ。と財界に対して圧力も書けた事でしょう。

それゆえに、今のアメリカ国民はトランプ政権以前よりも確実に裕福になっているはずです。
むしろ景気が過熱し過ぎる事。過度なインフレになる事を防ぐために。
金利を引き上げているくらいです。・・・そうでしょう?^^;

さらに言えば、この金利の引き上げにより海外。特に発展途上国への投資資金の大部分が。
アメリカ国内に逆流して流れ込んでいる状況です。
ここまで好調な経済で、さらに経済的な優位性を確保しようとするのは・・・。
それこそ中国。習近平に匹敵するような理不尽なゴリ押しをしてまで。
そこまでして外需獲得を目指すと言うのは、些か欲張り過ぎではありませんか?^^;

生産拠点と投資資金がアメリカに戻っている時点で。
アメリカは十分であるはずであり、十分だ。と満足するべきだと私は思います。


これでなお国際ルールを捻じ曲げるような。
同盟諸国との協力関係。信頼関係。公正公平な自由主義経済の環境を破壊してまで。
それこそアメリカが掲げる『自由と平等』と言う建国以来の正義を自ら否定してまで。
そこまでして理不尽までの経済的な優位性を獲得しようとするのは。
これは明らかな下策である。と私には思われてなりません。

繰り返しますが、アメリカの安全保障は世界各国との同盟関係です。
それを考えれば現在のアメリカ政府。トランプ大統領の主張は致命的と言う以外には無く。
もし仮に今のままゴリ押しを続けたとなれば。
全世界でアメリカに対する悪感情は猛烈に拡大する事になってしまうでしょう。
我々はアメリカの植民地では無い・・・として、です。

そうなればアメリカの世界戦略は事実上。破綻する以外には無く。
必然的に世界の超大国としての地位からアメリカは転落してしまう事でしょう。
うん。そうですねぇ。
それくらいにムチャな事をしようとしている。と私には思われてなりません。




うーん。最後に蛇足ながら私達日本の立場として。
今後のアジア情勢について書いておきますと、ですねぇ^^;

これから先のアジア情勢。
特に中国が崩壊した後のアジア情勢における日米同盟の役割は極めて重要です。
ほぼ確実に今まで以上に大きな負担が発生する事になります。
ですが、それは見方を変えれば。
日米同盟によるアジア地域に対する影響力が拡大する事でもある。
以前にも書きましたが、これから先の日米同盟の意味と価値は爆上げです^^;
今まで以上にアメリカはアジア地域における利権を拡大させる事が可能である。と、
そういう事でもあるんです。

そんな状況にあって日本経済を疲弊させ、日本の国力を低下させる事は愚策。
むしろ逆に日本経済を増強し、日本の国力を拡大させ。
それによって日本。同盟国に日米同盟の負担させる事こそが良策のはずです。
アメリカの負担を極力増やす事無く。
しかしながら、アジア地域に対する影響力は拡大する。

・・・それがアメリカにとっても最も好ましい状況では無いかなぁ。と、
そのように私は個人的に考えている次第で御座います^^;



うーん。それにしてもねぇ。
日本人の立場として、アメリカの安全保障については言及したくなかったです^^;
内政不干渉の原理原則から考えても、今回の話題は私にとって非常に不本意でした。
いや、だって。
「余計なお世話じゃ!」とアメリカ国民から怒られたら謝るしかありませんもん^^;
うん。やっぱりねぇ・・・。
他国の安全保障に言及するのは必要最低限であるべきですよねぇ。ホントにさ・・・。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[2回]

PR
NAME
TITLE
TEXT COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
ササラド
性別:
非公開
P R

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)

新品価格
¥1,037から
(2015/1/27 23:02時点)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

新品価格
¥972から
(2015/1/27 23:12時点)

コレキヨの恋文

新品価格
¥1,728から
(2015/1/27 23:15時点)

Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]