政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 メルケル首相と小池都知事の共通点について、の話です。 忍者ブログ
26 . April
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14 . October
と言うわけで、前回はヨーロッパの難民問題についての話でしたね。

うん。やはりドイツの方針転換。難民の受け入れ制限に関する影響と言うのは、
すぐにでもヨーロッパ全土。EU全土に影響するでしょう。

・・・まっ。そもそも土台無理な話でしたからねぇ。
あらゆる難民を無制限に受け入れる。だなんて不可能に決まっております。
難民を受け入れるのもタダでは無いのですからね。
自国の国民に用いるべき税金を、他の見知らぬ誰かにばかり用いていては。
国民の不満が爆発して国家が傾くなど・・・誰が考えても自明の理で御座います。

ええ。無慈悲な事を申し上げるようですけれど。
神様の奇跡のような事など決して人間に出来るはずが無いのです。
それがこの世界の現実であり、そうであればこそ政治が必要とされるのです。


とまあ、それはそれと致しまして^^;

この選挙期間中に、わざわざヨーロッパの話題を取り上げたのは。
それなりに日本の選挙と関係してるからで御座います。
何が関係しているのか?
それは、難民問題を推し進めた張本人であるドイツのメルケル首相と、
日本の小池都知事が極めて類似した政治家である。と言う点で御座います。
本日は、その話で御座います。それでは参りましょう^^


さて。それでは最初に確認で御座います。
ドイツのメルケル首相が先頭になって実行したのが難民の受け入れ。ですが。
まあ、どこをどう見ても明らかな失敗であり、失政だったのは間違いありません。
・・・って言うか^^;
実行する以前の段階から失敗する事は目に見えておりました。
繰り返しますが、あらゆる難民を無制限に受け入れる事など不可能だからです。

それでもドイツ政府。メルケル首相は実行してしまった・・・わけです。
普通だったら必ず誰かが止めるはずの自爆行為を実行してしまった事から見ても。
今のドイツ政府中枢にはメルケル首相に匹敵する政治家。
影響力を持った人物が誰一人いない事が判明するわけであり。
今のドイツは政治的に危うい状況である事が周知の事実となったわけですが・・・。

ここまで、であればね^^;

ここまでの話であれば、それほど私も大騒ぎする事はありませんでした。
人間。誰でも失敗はありますからねぇ。
メルケル首相も随分と馬鹿な事をしたなぁ。と言う事では話は終わります。
私がドイツ政府。メルケル首相を許し難いと考えているのは、この次です。
つまるところ。
ドイツ。メルケル首相がEUの盟主としてEU各国。
ヨーロッパ全土にまで難民の受け入れを主張してしまった事です。
それも単なる主張じゃない。
明らかな強要。ドイツの経済力を背景としたゴリ押しをしてしまった事です。

これは・・・さすがにね。本当に許し難い暴挙でした。
ドイツ政府。メルケル首相の罪は非常に大きく、非常に重いでしょう。
本来ならばドイツ一国で終わるはずの失敗。失政を、
それをEU全体。ヨーロッパ全体にまで拡大させた罪は、あまりにも重過ぎる。
冗談でも何でもなく、文字通り万死に値する大罪で御座います。

この一点がある限り私は心の底より今のドイツ政府を軽蔑しますし。
アンゲラ・メルケルと言う政治家を断罪するべきである。と考えております。
・・・今のヨーロッパの平和を破壊したのは、貴方達です。恥を知れ。


それで、ですねぇ。

改めて申し上げますが、予想を遥かに上回る難民の数。
もう明らかにドイツ一国では受け入れる事は出来ない。・・・と、
その時点でメルケル首相が難民の受け入れに対する方針を転換するべきでした。
うん。誰か考えても、そう結論付けるはずでしょう。

ですが・・・それでもメルケル首相は方針転換をしませんでした。
ええ。メルケル首相は自分が間違っている事を認めなかったんです。
その上でヨーロッパ各国。EU各国に難民の受け入れを強要した。ゴリ押ししてしまった。
この瞬間。ドイツの難民問題はヨーロッパ全土の大問題にまで拡大したんです。

重ねて申し上げますが、メルケル首相はドイツ一国では対応出来ない。と、
その時点で難民問題の危険性を認識し、難民受け入れの方針を転換するべきでした。
にもかかわらずメルケル首相は難民受け入れの方針を変えず。
自分の間違いを認めず、問題の危険性を見て見ぬフリをしてしまったんです。
なぜか?
自分の間違いを認める事で、自分が批判される事を恐れたからです。

ええ。そうでしょうね。それ以外の理由など考えられません。
自分の間違いを認めて批判される事を避けるために。
そのためだけにメルケル首相は難民問題をヨーロッパ中に拡大させたんです。
アンゲラ・メルケルと言う一人の政治家。個人の都合によって。
ドイツはおろか。ヨーロッパの全てが破滅しようとしている・・・わけです。

仮に私がヨーロッパの人間であれば、メルケル首相を断じて許しはしないでしょう。
一人の政治家の自己保身。たった一人のバカのために。
数え切れないほどのヨーロッパの人々が犠牲になるわけですからね。
・・・本当に許せませんし、逆に許す理由が見当たらないと思います。


それで、最初に書いた話になるんですが・・・。
このようなメルケル首相と小池さんは同じだ。と私は考えております。
ドイツ一国の首相。EUの盟主たる立場と、東京都知事の立場の違い。
その違いによって被害規模が違うと言うだけで、本質的には二人とも同じです。

小池さんの都政に関する手法も、大体がメルケル首相と同じです。
実際に今の東京都政では、小池さんの自己保身を最優先とした意思決定が行われています。
それを代表するものが築地市場の豊洲移転問題です。
これについてもね。単純に人気取りだけならば。
移転計画に「待った」をかけただけであればね。私も大騒ぎしませんでした。

・・・まあ、人気取りも政治手法の一つと言えば一つですからねぇ。
私個人としては問題だと思いますので、評価しませんけれど。
でも、政治的な駆け引きとしてアリかナシかと言えばアリです。
小池さんの主張としては、高い支持率を背景とした都政改革を掲げていたわけですし。
そのための人気取り。ポピュリズム。大衆迎合的な政治が行われたとしても。
ある程度までならば、まあ、許容範囲内だろう。と私も考えていたんです。
その政治的な判断が必ずしも間違ったものだ。・・・とは言い難いからです。

ただし、私が許せないのは、この後の決定。築地も豊洲も両方残す。と言うような。
極めて無責任な決断を下してしまった事です。


あの・・・どう考えてもダメでしょう?そんなの^^;
築地も豊洲も両方残すって、どうやってやるんですか?
そのための具体的な計画があった上での決断だと言うのならば、いざ知らず。
この小池さんの決断と言うのは、おそらく完全なノープランであるはずです。
うん。あまりにも関係者に対するネマワシが無さ過ぎますからね。
誰にとっても寝耳に水の話だったのは、それほどまでに小池さんの発言が軽率であり。
完全に行き当たりばったりの、もう付け焼刃のような主張だったからです。

・・・本当にね。これは許し難い。政治家として許してはならない言動です。
あまりにも政治的な決断として無責任。完全に限度を超えていると思います。

えーと。この小池さんの主張について根本的な問題点を指摘するのならばね。
築地も豊洲も両方残す。と言う非常に中途半端な決断をしたのは。
都民のため。都政にとって最善だから。・・・と言う事では無いはずです。
ただひたすらに小池さん個人のため。自分にとって一番都合良かったから。
誰からも批判を受けないようにするために。
そのためだけに、こんなバカげた決断をしてしまった。としか思えないんです。
うん。そうですね。
これだけ無責任な事をしたら、どれほど都政。都民に悪影響が出るのか。計り知れない。
そんな基本的な事すらも一切考えずに、決断したとしか思えません。
東京都知事が都政も都民も無視するって、一体どういう事ですか?

・・・はっきり言いまして、小池さんを許す理由が無いんです。


メルケル首相が自分の都合。自分の自己保身のためにドイツの未来。
ヨーロッパの未来の全てを犠牲にしようとした事と同じように。
小池都知事も自分の都合。自分の自己保身のために東京都の未来。
東京都民の未来の全てを犠牲にしようとしている。
・・・まったく構造的には同じ問題で、同じ現認だろうなぁ。と私は思います。

そういうわけですので、万が一にも小池さんが総理大臣になった場合。
今のドイツ。今のヨーロッパのように日本の全てが破滅するだろう事は。
これはもう疑いようがないだろう。と私は確信している次第で御座います。


・・・蛇足ですが、同じような事を何度も言いますけれど。
駆け引きだけが政治だと思ったら大間違いです。
政治とは人の意思。人の心において行うべきものです。
都合の良い駆け引きだけで政治の全てが事足りる。などと考えるのは。
自らが三流以下の政治家だと認めるようなもので御座います。
うん。私個人の見解として、そのように考えている次第で御座います。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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