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フールプルーフ~間違っても大丈夫な設計!?~

2017-04-23 20:51:22 | ビジネス
こんにちは!
夢を信じるコンサルタントの池田です。

今回は、「フールプルーフ」について考えてみたいと思います。
「フールプルーフ」とは・・・
機器等の操作において、利用者が誤った操作を行ったとしても危険な状態を招かないような設計、
そもそも誤った操作ができないような設計をする仕組みのことをいいます。

このフールプルーフの考え方には、「人は間違いを犯すものである」「知識がない人でも簡単に
操作できるようにする」ということが前提にあります。
ただし、熟練者でも集中力が低下すると操作ミスを犯してしまうということがありますので、
初心者向けだけの設計ではありません。

この前提を基にフールプルーフでは、設計段階から操作ミスを想定し、たとえ操作ミスをしても
危険が生じないような構造や仕掛けを取り入れておきます。

例えば、ふたを閉めなければ動かない洗濯機、ドアが閉まらないと起動しない電子レンジ、
ギアがパーキングになっていないと始動しない自動車、正しい向きにしか入らない電動自転車の
充電器などがあります。

工場などにおいては、安全に作業できることが事業を行う上での絶対的な条件になります。
社員の安全を守るためにもフールプルーフを考慮した機器の設置、工場の設計が必要です。

このフールプルーフの考え方は、工場などの機器だけでなく、事業全体においても取り入れるべき
考え方だと思います。
どのような業務であっても、人が行う以上間違いは起こるものであり、特に新人にミスは
つきものです。それを見越したうえで早い段階でそのミスが発見でき、すぐに修正できるような
仕組みづくりが必要です。

経営者は、将来発生が予想される事業上のリスクに対して備えをしておかなければなりません。
事業を発展させていくには、時にはリスクを冒してでも新たなチャレンジをすることが必要です。
その時にリスクを最小に抑える仕組みづくりを行うことができれば、いつか必ず成功にたどり着ける
はずです。

私はそう信じています!

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最後までお読みいただきありがとうございます。

池田税理士・中小企業診断士事務所のHP


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