発明が同じでも国によって特許になったり、ならなかったり? | 知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

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仕組みやモノのアイデア権利化コンサルタント・弁理士 遠藤 和光

発明が同じでも、国によって特許になったり、ならなかったりします。不思議ですよね(笑)

本来は発明が同じなら世界のどの国の審査結果も同じになるべきなんですけどね~(^-^)

特許権はそれぞれの国の法律に従って発生します(これを属地主義といいます。)。そのため、それぞれの国の審査官が発明に類似する文献を独自に調査して探しますので、探した文献が国によって違うんですね。それで発明が同じでありながら特許になったり、ならなかったりします。

また、探した文献が同じだとしても国によって判断基準が違うし、審査官によっても厳しい人もいれば、それほどでもない人もいますので、これらの要因でも特許になったり、ならなかったりします。


ところで、私が担当した重要案件が、中国では特許になりましたが、日本の方は結果待ちです。結果が出るまで、ドキドキですね~




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