ビジネスで新しいアイデアを出すコツってありますか? | 知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

仕組みやモノのアイデア権利化コンサルタント・弁理士 遠藤 和光

【質問】
ビジネスで新しいアイデアを出すコツってありますか?

これはある質問コーナで質問されていたものです。
【回答】
お困りごとを探し、それを解決する方法を考えることですね。お困りごとに共感できる人が多いほど大きなビジネスになります。

お困りごとを探すには、色々な視点(立場)から考えてみることです。使用者の立場で考えると、例えば、使いにくい、製造者の立場で考えると、例えば、作りにくい、というのがお困りごとになります。このように色々な立場に立って考えてみることです。

例えば、主婦の発明品で60億円以上を売り上げた「ダイエットスリッパ」というヒット商品があります。それはかかとが無いスリッパなので、子供用と間違えられやすい、ダイエットをやっていることが知られてしまう、安定が悪いため転ぶおそれがある、というお困りごとがあります。それを解決したダイエットスリッパを考えれば、ビジネスとして成立するかもしれませんね。

また、社会的環境の変化や法改正でどのような層にどのようなお困りごとが発生するかを予想するといいと思います。

例えば、一人暮らしの老人が増え、何かあった時にそれを子供や孫に伝えられない、というお困りごとがあったとします。老人の様子を何かで監視し、緊急事態が発生したときにそれを子供や孫に自動的に知らせるという発明品もビジネスとして成立するかもしれません。


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